カーリースでも任意保険は必要?保険料の相場と選び方をわかりやすく解説
更新日:2025.10.24
カーリースで車を利用する場合、「保険はどうなるの?」と気になる人は多いでしょう。
リース会社が所有者となるため、保険の扱いが少し複雑に見えるかもしれません。
しかし、基本的な考え方は自家用車と同じで、任意保険に加入することで万が一の事故にも備えられます。
この記事では、カーリースにおける任意保険の必要性と、相場・選び方のポイントを詳しく解説します。
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カーリース利用において、任意保険は「もしも」の事態に備えるために不可欠です。
しかし、保険料だけでなく、車の故障や突発的なメンテナンス費用など、車に関する「予期せぬ出費」は他にも多くあります。
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車を探すカーリース車でも任意保険への加入は基本的に必要
任意保険の相場は月額3,500〜10,000円前後(年齢・条件によって変動)
契約者と車の名義に注意しながら補償内容を選ぶことが大切
カーリースでも任意保険は必要?
カーリース契約では、車の所有者がリース会社となるため、「保険は会社がかけてくれるのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、カーリース車であっても任意保険への加入は基本的に必要です。
ここでは、リース車における任意保険の役割と、加入しない場合のリスクについて整理します。
任意保険の役割と基本的な考え方
任意保険とは、法律で加入が義務づけられている「自賠責保険」では補いきれない損害をカバーするための保険です。
事故の際、相手への賠償や自分の車の修理費、けがの治療費などを幅広く補償してくれます。
カーリースでも、日常的に運転するのは契約者(利用者)本人です。
事故の際のリスクをカバーするために、任意保険は欠かせません。
リース会社が車の所有者であっても、使用者であるあなた自身が補償の対象になるように契約を結ぶ必要があります。
リース車の場合の契約者と所有者の違い
カーリースでは、車の「所有者」はリース会社、「使用者」は契約者(あなた)となります。
この点が一般的な車購入との大きな違いです。
任意保険に加入する際には、保険証券の「記名被保険者」をリース契約者(使用者)として設定するのが基本です。
もし所有者であるリース会社名義で加入してしまうと、事故の際に補償が正しく受けられないケースもあります。
契約時に、保険会社へ「リース車である」ことを必ず伝えるようにしましょう。
加入しないとどうなる?リスクと注意点
カーリース契約では、任意保険への加入が「必須条件」とされているケースが多くあります。
理由は、リース会社にとっても車両が資産にあたるため、事故で大きな損害を受けると影響が出るためです。
任意保険に入っていない場合、事故を起こすと修理費や賠償金を自己負担しなければなりません。
また、契約内容によっては、保険未加入だとリース契約そのものを締結できない場合もあります。
カーリースを利用する際は、必ず任意保険をセットで考えておきましょう。
任意保険の相場はいくら?
カーリース車にかかる任意保険料は、自家用車とほぼ同じ仕組みで決まります。
年齢や運転条件、等級などによって金額が変動するため、一律ではありませんが、おおよその相場を知っておくと安心です。
ここでは、年齢別・条件別の保険料の目安と、リース契約に含まれる保険との違いを見ていきましょう。
年齢・等級別の保険料目安
任意保険の保険料は、運転者の年齢、地域、事故歴、補償内容、保険等級など、さまざまな要因によって大きく変わります。
とはいえ、やはり平均的な価格は気になるところですよね。
損害保険料率算出機構の「2024年度 自動車保険の概況」から抽出したデータによれば、自家用乗用車(普通)の年間保険料平均は約7万3千円、自家用乗用車(小型)の年間保険料平均は約5万4千円、軽四輪乗用車の年間保険料平均は約5万円となります。
カーリースでも同じ条件で保険料が計算されるため、リース特有の割増などは基本的にありません。
ただし、リース契約が長期間になるほど、車両価格や補償範囲が広くなり、やや高めに設定される傾向があります。
リース契約に含まれる保険との違い
一部のカーリース会社では、任意保険が月々のリース料金に含まれているプランがあります。
この場合、リース会社が提携している保険会社の補償内容があらかじめ設定されており、個別に契約する必要がありません。
ただし、補償範囲が限定されていることも多く、「他車運転特約」や「代車費用特約」などが含まれない場合もあります。
自由度を重視するなら、リースとは別に自分で保険を選んで契約する方が安心です。
月額費用の算出例
たとえば、30代で普通車をリースし、年間保険料が9万円だった場合、月々の負担は約7,500円ほどになります。
リース料と合わせると、車両費と保険料の合計で毎月3万〜4万円程度が目安です。
このように、任意保険料はリース費用全体に占める割合が意外と大きいため、契約前に見積もりを確認しておくことが重要です。
年齢条件を見直すだけでも、年間で1万円以上の差が出ることもあります。
カーリースで任意保険を選ぶ際のポイント
カーリース車では、契約者と車の名義が異なるため、保険を選ぶときにはいくつか注意が必要です。
補償の対象を正しく設定しておかないと、いざというときに保険金が支払われないケースもあります。
ここでは、任意保険を契約する際に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
契約者(使用者)を被保険者に設定する
任意保険に加入する際は、必ずリース契約者である「使用者」を被保険者に設定しましょう。
カーリースの車はリース会社が「所有者」ですが、実際に運転・管理をするのは契約者本人です。
もし、所有者であるリース会社名義で保険をかけてしまうと、事故時に補償の対象外になる可能性があります。
そのため、契約時には「カーリース契約車であること」を保険会社に伝え、正しい名義で契約することが重要です。
他車運転特約・代車特約の確認
カーリース車に乗っている場合でも、他人の車を運転する機会があるかもしれません。
その際に役立つのが「他車運転特約」です。
自分の保険で他の車を運転中の事故をカバーできるため、家族や友人の車を運転する人は必ず確認しておきましょう。
また、事故などで車を修理に出す場合、「代車特約」があると修理期間中も不便なく過ごせます。
特に通勤や送り迎えで車を日常的に使う人には、欠かせない補償といえます。
同居家族が運転する場合の補償範囲
カーリース車を契約者以外の家族が運転する可能性がある場合は、補償範囲を広げておく必要があります。
任意保険では「運転者の範囲」を細かく設定でき、「本人限定」「家族限定」「限定なし」などの選択肢があります。
家族で共有して車を使う場合は「家族限定」に設定しておくと安心です。
また、家族の範囲には同居している配偶者や子どもが含まれますが、別居の家族は対象外になる場合もあります。
契約前に、補償がどこまで適用されるかを確認しておくことが大切です。
任意保険を安くするコツ
カーリースでは車両代や維持費を月額で支払うため、任意保険料も含めると毎月の負担が思ったより大きくなることがあります。
しかし、補償を減らさずに保険料を下げる方法はいくつかあります。
ここでは、契約前に見直しておきたい3つの節約ポイントを紹介します。
年齢条件・運転者の範囲を最適化する
任意保険の保険料は、設定する年齢条件や運転者の範囲によって大きく変わります。
たとえば「30歳以上補償」に設定すると、「全年齢補償」よりも保険料を大幅に下げることができます。
また、運転者を「本人限定」や「家族限定」に絞ることで、さらに費用を抑えることが可能です。
実際に運転する人の範囲を正確に把握し、不要な範囲を設定しないことが節約の第一歩です。
走行距離に応じたプランを選ぶ
近年では、年間の走行距離に応じて保険料が変動するプランが増えています。
たとえば「年間5,000km未満」など、走行距離が短い契約者ほど保険料が安くなります。
カーリースの場合、契約期間や走行距離制限があらかじめ決まっているため、それに合わせて保険の距離設定を見直すのが効果的です。
実際の使用距離より多めに設定してしまうと、その分保険料も上がってしまいます。
\走行距離に制限なし!/
保険会社や代理店を比較する
同じ補償内容でも、保険会社によって保険料には差があります。
インターネット型(ダイレクト型)の保険会社は、店舗型に比べて人件費を抑えられるため、保険料が割安な傾向にあります。
複数の見積もりを比較し、自分に合った条件と価格のバランスを確認してから契約を決めることが大切です。
カーリース会社が提携している保険だけでなく、自分で選んだ保険会社に加入できるかも確認しておくと良いでしょう。
安心してカーリースを利用するために
カーリースは、車検費用や税金などが月額料金に含まれており、管理の手間を減らせる便利なサービスです。
ただし、任意保険は基本的に別契約になるため、内容を理解しておかないと万が一のときに困ることがあります。
保険料を抑えたい場合でも、必要な補償を削るのは避けましょう。
相手方への賠償責任や車両保険など、最低限の補償を確保しておくことで、カーリースをより安心して利用できます。
カーリースと任意保険の関係を正しく理解し、自分に合ったプランを選ぶことが、長く安全なカーライフにつながります。
よくあるご質問
Q
カーリース契約でも任意保険は絶対に必要ですか?
はい、基本的には必要です。
カーリースでは車の所有者がリース会社になりますが、実際に運転するのは契約者本人です。
そのため、事故の際に自分や相手方を守るために、任意保険への加入はほぼ必須とされています。
多くのリース会社でも、契約条件として任意保険加入を求めています。
Q
リース料金に保険料が含まれている場合もありますか?
一部のカーリースプランでは、任意保険料を月額料金に含めた「保険込みプラン」が用意されています。
この場合、保険会社や補償内容はリース会社が指定することが多く、自由に選べない点に注意が必要です。
補償範囲を自分で細かく調整したい場合は、リースとは別に保険契約を結ぶほうが安心です。
Q
保険料を安く抑えるコツはありますか?
年齢条件や運転者の範囲を最適化することで、保険料を抑えることが可能です。
また、走行距離に応じたプランを選ぶことや、複数の保険会社を比較することも効果的です。
補償を削るよりも、自分の利用状況に合った設定を見直すことで、安心とコストの両立ができます。























