中古車の納車までの期間はどれくらい?早まるケースと注意点も紹介
更新日:2025.06.16
中古車を購入したあと、「納車までどれくらいかかるの?」と気になる方は多いかもしれません。新車と違い、中古車はすでに存在する車両ですが、それでもすぐに乗れるわけではないのが現実です。
この記事では、中古車納車までの一般的な流れと日数、手続きにかかる時間、さらに納車が早まる例や、逆に遅れてしまう原因についてもわかりやすく解説していきます。
納車をスムーズに進めるためのポイントも紹介しますので、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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中古車の納車までにかかる平均的な期間とその内訳
納車が早まるケースと、遅くなる主な理由
納車前に確認しておきたいチェックリストと注意点
中古車の納車までにかかる平均的な期間
中古車を購入した場合、すぐに乗って帰れると思ってしまいがちですが、実際にはいくつかの手続きや整備が必要になります。そのため、購入から納車までにはある程度の時間がかかるのが一般的です。
目安は1週間〜3週間
平均的には、購入から納車までの期間は1週間から3週間程度とされています。ただし、これはあくまで目安。販売店の対応スピードや、購入者側の準備状況によって前後します。
たとえば、すでに整備が完了しており、書類の提出もスムーズに済んでいる場合には、1週間以内で納車されることもあります。一方で、点検や車検をこれから行う車だったり、名義変更に時間がかかる場合は、3週間以上かかるケースもあります。
納車までに必要な主な手続きとは?
中古車を納車する前には、次のような手続きが必要です。
- 車両整備と点検
安全に乗るために、販売店側で車の状態を再確認します。 - 名義変更の登録手続き
前の所有者から購入者の名前に変更するための手続きです。 - 自動車保険の手続き
任意保険への加入を済ませておくと安心です。 - 陸運局での登録や車庫証明の取得
地域によっては車庫証明が必要になる場合もあり、これに数日かかることがあります。
これらをすべてクリアした後、ようやく納車という流れになります。
店舗や販売形態によって異なるケースも
購入した場所がディーラー系の中古車販売店か、個人売買か、ネット専門業者かによっても対応スピードが異なります。
ディーラー系の店舗では手続きが整っており比較的早い傾向がありますが、個人売買や業者を挟まない取引では、必要書類のやり取りや整備が遅れることも。購入先によってスケジュール感が変わることも知っておきましょう。
納車が早くなることもある?短縮される主なケース
中古車の納車は1週間〜3週間程度が一般的ですが、場合によってはもっと早く手元に届くこともあります。では、どういったケースで納車が早まるのでしょうか?主な3つの要因を見ていきましょう。
現車確認済みで即決した場合
車両をすでに現地で確認し、試乗や状態チェックも済ませたうえで「即決購入」した場合、納車までの準備がスムーズに進むことが多いです。
この場合、販売店側も車両の整備状況を把握しており、点検に時間をかけずに済むため、最短で数日〜1週間ほどで納車されることもあります。特に、購入当日に必要書類も一緒に提出できれば、手続きが一気に進むでしょう。
必要書類がすべて早く揃っている
中古車購入にあたって必要な書類は意外と多く、特に「印鑑証明」「住民票」「車庫証明申請書類」などは事前に準備しておくと大きな時短になります。
購入者側の書類提出が遅れると、その分だけ手続きも後ろ倒しになります。逆に、すぐにすべての書類が揃っている場合、販売店もすぐに登録手続きを進めることができるため、結果的に納車も早まります。
整備や点検がすでに完了している
購入した車両がすでに整備済み、または販売店の「即納車両」として準備されていた場合も、短期間で納車が可能です。
たとえば、展示車として並んでいたものや、メンテナンスパック付きで管理されていた車などは、納車前の点検にほとんど時間がかかりません。こうした車両を選ぶことで、納車までの待ち時間を大幅に減らすことができます。
逆に納車が遅れる理由とは?
納車がスムーズに進むこともある一方で、思わぬトラブルや準備不足によって予定よりも時間がかかってしまうケースもあります。ここでは、納車が遅れる主な理由について見ていきましょう。
車検切れ・整備待ちの中古車だった
中古車の中には、車検が切れている状態のものや、納車前に整備が必要な車両もあります。こうした場合、車検の再取得や整備作業が終わるまで納車はできません。
特に、整備工場が混み合う時期や、部品の取り寄せが必要なケースでは、数日〜1週間以上の遅れが出ることも。購入前に「車検の有無」や「整備の進行状況」を確認しておくと安心です。
必要書類の提出に時間がかかる
購入者自身が用意すべき書類――たとえば印鑑証明書、住民票、車庫証明に必要な書類などが揃わない場合、登録手続きが止まってしまいます。
書類の準備には役所での手続きが必要になることもあり、平日に動けない人にとっては数日間のタイムラグが発生する可能性があります。「あとでまとめて出そう」と思っていると、その分だけ納車も後ろ倒しになるので注意が必要です。
ローン審査や登録手続きに時間が必要
オートローンを利用する場合、事前の審査が必要です。審査には数日かかることがあり、また、場合によっては追加書類を求められることも。
さらに、ローンの承認が下りた後で登録手続きを進めるため、全体の流れとしてやや時間がかかります。現金一括での購入に比べると、どうしても日数に余裕を見ておく必要があります。
納車までに確認しておきたいチェックリスト
納車をスムーズに進めるためには、あらかじめ準備しておくべきことがあります。これらを事前に確認しておくことで、手続きの遅れを防ぎ、安心して納車日を迎えることができるでしょう。
必要書類は早めに準備しよう
中古車の納車には、いくつかの公的な書類が必要になります。以下の書類は、納車を進めるうえで必須です。
- 印鑑証明書(登録名義変更に使用)
- 住民票(軽自動車の場合や、ローン申請時に必要なことも)
- 車庫証明に必要な書類一式(使用場所の届出など)
これらは基本的に役所で発行してもらう必要があるため、早めに準備しておくと安心です。とくに車庫証明は申請から発行までに数日かかるため、余裕を持って動き出すのがおすすめです。
任意保険の加入は事前に済ませる
車の引き渡し前には、任意保険の加入手続きを済ませておくことが重要です。万が一、納車直後に事故などがあった場合、保険に入っていないと大きなリスクを伴います。
すでに自動車保険に加入している人は、保険会社へ車両入れ替えの手続きを連絡しておきましょう。新しく加入する場合も、車両情報が確定した段階で見積もり・契約を進めておくとスムーズです。
納車日のスケジュールを確認しておく
納車日は販売店とのスケジュール調整が必要です。店舗での受け取りか、自宅までの納車かによっても準備が変わります。
また、納車時には「車検証の内容確認」「車両の状態確認」なども行うため、30分〜1時間程度の時間を確保しておくのが理想です。仕事や予定が立て込んでいる時期と重なると落ち着いて対応できないこともあるため、あらかじめ余裕を持った日程で設定しておくと良いでしょう。
まとめ
中古車の納車までにかかる期間は、平均して1週間から3週間程度が目安とされています。しかし、これはあくまで目安であり、整備の状況や書類の準備、販売店の対応スピードによって前後することがあります。
スムーズに納車されるケースでは、「整備済みの車両を即決購入した」「必要書類がすぐ揃った」などの条件がそろっていることが多いです。反対に、納車が遅れる場合は「車検切れ」「整備待ち」「ローン審査の遅れ」などが原因となっていることが少なくありません。
納車前には、書類の準備や保険の手続き、納車日のスケジュール確認といったポイントをしっかり押さえておくことが大切です。事前の一手間が、後々のスムーズな納車につながります。
よくあるご質問
Q
中古車の納車は最短でどれくらい?
条件が整っていれば、最短で3日〜1週間程度で納車されることもあります。車両が整備済みで、書類もすべて提出済みである場合に限られます。即納可能な車両を選ぶと、早く乗り始めることができます。
Q
納車を早めたいときはどうすればいい?
まずは必要書類を速やかに準備しましょう。印鑑証明書や車庫証明など、後回しにするとそれだけで数日〜1週間の遅れにつながります。また、整備済みの車や「即納可」とされている在庫から選ぶのも有効です。
Q
納車日当日に必要なものは?
納車当日は以下のものを用意しておくと安心です。
- 印鑑(認印でも可の場合あり)
- 自動車保険の契約証(または内容確認ができる書類)
- 購入に関する契約書類一式(念のため)
また、車両の状態や付属品が契約どおりかを確認する時間も必要なので、余裕のあるスケジュールで受け取るようにしましょう。