中古車購入時の諸費用はいくら?おすすめの購入方法もご紹介

更新日:2023.04.27

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  • 中古車購入時の「諸費用」には「法定費用」と「代行費用」が含まれる

  • 中古車を安く購入するときのコツは「代行費用」にあり!

  • 購入ではない選択肢、カーリースなら諸費用込みの月々定額

車は購入時も、そして購入してからも自動車税や車検代など、何かとお金がかかりますよね。

購入するときの費用を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか?
ずばり、その答えは「諸費用」にあります。

では「諸費用」には何が含まれ、いくらかかるのでしょう?

このコラムでは、中古車を購入するときに発生する費用、その費用を安く抑えるコツ、 そしてお得でおすすめのカーリースについてもご紹介します。

中古車購入時にかかる諸費用とは?

諸費用とは、車を購入するときにかかる費用のうち、車両本体価格以外の費用全てを指します。

そして諸費用は「法定費用」と「代行費用」に分けることができます。

  • 車両本体価格
  • 諸費用
       ・法定費用
       ・代行費用

なお、中古車購入の諸費用の相場は、車両本体価格の10〜20%と言われています。

100万円の車であれば10〜20万円
300万円の車であれば30〜60万円

かかるというわけです。
安い金額ではありませんね……。

できるだけ諸費用を抑えるにはどうしたら良いでしょうか?

諸費用を抑えるコツは代行費用にあり!

中古車購入時の諸費用を減らすには「代行費用」を減らすしかありません。

法定費用は、車種や年式などによって決まります。
代行費用は、販売会社が定めるため、会社によって異なります。

つまり、諸費用を安くするなら、販売会社が代行する項目を「代行せずに自分で行う」ことが重要なのです。

「法定費用」「代行費用」「安くするコツ」について詳しくみていきましょう。

中古車購入時にかかる法定費用

中古車の購入時に発生する「法定費用」は6種類です。

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 環境性能割
  • 車庫証明印紙代
  • リサイクル代金

それぞれ詳しくみていきましょう。

自動車税

自動車税とは、4月1日時点で自動車を所有する人に毎年課せられる税金です。

排気量が多いほど、税額が上がります。

税金を納める場所は、都道府県(普通自動車)と市町村(軽自動車)です。
車を登録した翌月から、その年の年度末までの分を納めます。

税額は、排気量の他に、車種、購入時期、新車登録からの経過年数からも影響を受け、金額が変わります。

ちなみにですが、軽自動車の場合は税額が一律10,800円(2023年4月12日時点)で、月割り制度はありません。 つまり、年度の途中で購入や登録を抹消しても、月割りでの支払いや還付はありません。

自動車重量税

自動車重量税とは、自動車の重量に応じて納付する税金です。

重量や新車登録(届出)からの年数、エコカー減税の対象かどうかで費用が変わるため、お持ちの車の自動車重量税を知りたい方は国土交通省の次回自動車重量税額照会サービスにてご確認ください。

なお、自動車重量税は車検時に支払います。
また新車登録(届出)から13年たつと、税額が上がります。

自賠責保険料

車に乗る人は、自賠責保険に必ず加入する必要があります。
自賠責保険料は、車検時に支払うのが一般的です。

自家用乗用自動車の自賠責保険料は

  • 車種
  • 契約期間
  • 金融庁が定める基準料率

で決まります。
ちなみに金融庁が定める基準料率は、経済状況によって変動します。

環境性能割

環境性能割とは、売買などで自動車を取得した人に課せられる税金です。

税率は、燃費基準値達成度に応じて変動します。

簡単にいうと、車の燃費性能によって税額が決められています。

車庫証明印紙代

車庫証明印紙代とは、車庫証明書(自動車保管場所証明書)に貼る印紙の代金を指します。交通安全協会で購入できます。

車庫証明書は、自動車の保管場所を証明するための書類です。
お住まいの自治体によっては車庫証明書が不要な場合もあります。

かかる費用は地域と車の種類によってバラつきがありますが、普通車と軽自動車ではだいたい以下の金額程度になるでしょう。

  • 普通自動車2,500円前後
  • 軽自動車550円前後

リサイクル料金

リサイクル料金とは、自動車リサイクル法で定められている車の廃車処分に必要な費用です。新車や中古車の購入時などに支払わなければなりません。

金額は車種やグレードによって異なり、7,000〜18,000円程度です。

リサイクル料金を支払う人は、その車の最終所有者です。
車を売却する場合、リサイクル料金は返金されます。

中古車購入時に必要な代行費用

続いて、中古車の購入時に発生する「代行費用」についてみていきましょう。

代行費用はその名の通り“車の販売会社が契約者の代わりに行う”費用です。 法定費用のように定められたものではないため、車の販売会社によって内容や金額が異なります。

ここでは一般的な4つをご紹介します。

  • 車両登録代行費
  • 車庫証明代行費
  • 納車費用
  • 洗車・クリーニング費

そしてこの代行費用は、無料にできることもあります。この「無料にできる費用もある」という点が、安くするコツなのです。

実際に無料にできるのはどれなのか、解説していきます。

車両登録(届出)代行費:~3万円

※無料にできる可能性あり

車両登録(届出)代行費とは、手間がかかる「車両登録(届出)を代行してもらう」ための費用です。

車の販売店にもよりますが、代行費用は平均10,000〜30,000円のことが多いです。

車を買ったら、車両登録(届出)をしなければなりません。
ちなみに、(届出)とつけているのは、厳密にいうと普通乗用車は登録、軽乗用車は届出をするためです。

車両登録は運輸支局(陸運局)、届出は軽自動車検査協会で行う必要があります。

車庫証明代行費:~3万円

※無料にできる可能性あり

車庫証明代行費とは「車庫証明の取得を代行してもらう」ための費用です。

代行費用の平均相場は、10,000〜30,000円。
やっぱり高いですよね。

じつは、この車庫証明の取得。
とても手間がかかるんです…。

まずは、なんといっても必要書類の多さ。
必要書類はこんなにあります。

  • 【普通車】自動車保管場所証明申請書
  • 【軽自動車】自動車保管場所届出書
  • 保管場所標章交付申請書
  • 所在図・配置図
  • 【保管場所が自己所有のとき】保管場所使用権原疎明書面(自認書)
  • 【保管場所を借りるとき】保管場所使用承諾証明書

漢字が多すぎて、目がショパショパしてきた人もいらっしゃるかもしれません。

そしてこれらの大量の書類を準備したあと、平日に警察署で手続きがあります。仕事が忙しかったりして平日なかなか時間を作れない人は苦労しそうですね。

手続きに必要な書類も多く、しかも平日しか手続きができないとなると、代行したくなるのも無理はありません。

納車費用:5,000~30,000円

※交渉により値引きできる可能性あり
※納車場所によって不要

販売会社やディーラー会社から、自宅など指定の場所に納車してもらう場合は納車費用が必要です。

費用の平均相場は、5,000円〜30,000円ほど。

費用は、各販売会社の運賃設定や運ぶ距離などで変わります。
納車場所を指定するときは、事前に納車費用を確認しておきましょう。

洗車費・クリーニング費:~5万円

※交渉により値引きできる可能性あり

中古車の場合、前の持ち主が使用していたときの汚れを落とすため、納車前に・洗車・クリーニングすることが一般的です。

この費用が洗車・クリーニング費です。

費用の平均相場は50,000円程度。

ちなみに見積書には「納車前準備費用」といった項目名で記載されていることもあるとか。
事前に確認しておきましょう。

中古車購入費用を安く抑える方法

中古車の購入には、車両本体代金の他に「法定費用」「代行費用」など多くの費用がかかってしまいます。

「そんなに費用がかかるなんて……!!」とショックを受けてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

でもご安心ください。
中古車費用を安く抑える2つの方法があります。

  • 値引き交渉をする
  • 手続きを自分で行う

みなさん、諦めるのはまだ早いですよ。
それでは詳しくみていきましょう。

値引き交渉をする

古典的なやり方ですが、値引き交渉はとても大事です。
うまくいった人の中には、50,000円以上の値引きに成功したケースもあるとか。

言うのはタダ。
やらぬ後悔より、やる後悔。

勇気を出して、お店の担当者に伝えてみましょう。

手続きを自分で行う

費用を安くする2つ目の方法は、代行してもらわず、手続きを自分で行うことです。

中古車の諸費用には、「法定費用」「代行費用」があると説明しました。

この「代行費用」は、販売会社にもよりますが、基本的にすべて自分で行うこともできるんです。
つまりその分の費用は、かかりません。

車両登録や車庫証明書の取得は、自分でも平日に手続きができそうですよね。

納車費用も、家族や友人に協力してもらえば、販売会社から自分で運転して帰宅できるでしょう。

洗車・クリーニング費は、事前に販売会社に「自分でするから費用を削減できるか」確認しましょう。
状態が良い中古車だと、削減できる可能性も高くなりそうです。

安くお得に車に乗るならカーリースで決まり!

車の購入時には、いろいろな諸費用が必要とお伝えしてきました。
ただ、車は買ったあとにも

  • 車検代
  • ガソリン代
  • 自動車税の支払い

など、維持費がかなりかかってしまいます。

値上げが続く昨今、「どうにか車にかかる維持費を安く抑えたい」と悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、ぜひカーリースをご検討ください!

カーリースなら、マイカーローンや現金払いで車を購入するよりもお得にクルマに乗れて、維持費も安く抑えることができるかもしれません!

でも、カーリースってどんなものなのでしょうか?次の章で解説していきます。

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カーリースとは

カーリースとは、リース会社が所有するクルマを一定期間(一般的に1年以上の中長期)契約者に貸し出すサービスです。
契約者は毎月定額のリース料を支払うことで好きな車を利用できます。

提供しているリース会社によってサービス内容は異なりますが、カーリースには主にこんな特徴があります。

  • 頭金がなくても契約できる
  • 支払いが毎月定額
  • 毎月のリース料に自動車税や車検費用などを含められる

毎月のリース料金に自動車税や車検費用などが含まれるのは、とてもありがたいですよね!

ちなみにカーリースには、

  • 新車に乗ることができる新車リース
  • 中古車のみを取り扱う中古車リース

があります。

それでは、カーリースのメリット・デメリットについて、詳しくみていきましょう。

カーリースのメリット

カーリースのメリットは、主に4つです。

  • 貯金がなくても車に乗れる
  • 税金コミコミだから支払いもラクラク
  • メンテナンスプランがあるから安心
  • お支払額がお手頃だから安心

まずカーリースのメリットは、まとまった初期費用が不要であることです。

頭金を求められることがないため、貯金がなくても車に乗ることができます。

そして毎月のリース料に、税金など諸費用も含めることができます。 全てコミコミで定額なままなので、お支払い関係の管理もラクでしょう。

気になる毎月のリース料。運営会社によりますが、1万円台〜の会社もあります。

お手頃な価格ですので、車に乗るハードルも下がりそうですね。

カーリースのデメリット

車にお得に乗れるカーリースですが、デメリットもあります。

  • 毎月の走行距離に制限があることが多い
  • 原則として中途解約ができない
  • 車が自分のものにならない

デメリットがいろいろあり、カーリースはやっぱりやめとこうかな? と思ったあなたに!

中古車カーリース「ポチモ」をおすすめします。ポチモならこれらのデメリットを気にせず車に乗れるのです!

ポチモはどんなサービスなのか?
次の章でご紹介します。

おすすめの中古車カーリース「ポチモ」

ポチモは出光興産(株)が提供しているサービスです。

ポチモなら、

  • 頭金0円! 初月からずーっと定額
  • 全部コミで月々1万円〜から車に乗れる!
  • 契約期間中のガソリン値引き(7円/L)
  • 来店不要! 面倒な手続きなしでWEBで完結!

という特徴があります。

頭金0円で初月からずーっと定額です。
しかも月々1万円台の車から選ぶことができるのは嬉しいですよね。

しかもポチモなら、契約期間中ガソリン代が最大7円/L引き! 毎月のガソリン代も節約できます。

上記以外にも、ポチモには魅力的な内容だらけです。

  • 毎月の走行距離の制限がない
  • 全車両に保証が1年付いている
  • 全車両車検を実施した上でご納車
  • 契約満了時に必ず車をもらえる
  • 契約満了時に車を返却するとキャッシュバックあり(条件あり)
  • 家にいながら手続きが完了&自宅まで納車してくれる
  • 独自の基準をクリアした高品質な車のみを掲載
  • 頭金なし。リーズナブルな価格
  • メンテナンスも受けられる(条件あり)

中古車を検討される方は、ぜひポチモもご覧ください!

\魅力たっぷり!/

まとめ

車を購入するときには、車両代金の他に諸費用が発生します。
諸費用は、大きく分けると「法定費用」「代行費用」の2種類です。

費用を抑えたい方は、「代行費用」を削減できるか、販売店の人に確認してみましょう。

販売店に「代行」をお願いせず“自分で”行えば、費用を抑えることができます。

また、購入以外の選択肢として中古車カーリースを選ぶという手も。

カーリースなら諸費用も全てコミコミで、毎月の支払い金額は定額になります。

中古車カーリースの「ポチモ」のように、毎月の走行距離の制限がなく、 契約終了後には車を必ずもらうことができちゃうサービスもあります。

この記事の監修者

この記事の監修者 | ファイナンシャルプランナー | 柚木 康之 ゆずき やすゆき

Coco.Life株式会社取締役副社長
ファイナンシャルプランナー
保有資格:CFP®︎/1級FP技能士、証券外務員資格第一種

柚木 康之ゆずき やすゆき

食品メーカーから外資系金融会社に転身後、ファイナンシャルプランナー(FP)として独立。2008年5月には熊本県でCFP®認定者(日本FP協会上級資格)第一号となり、現在は来店型FPショップで地域密着型の活動を続けている。「ひたすら、皆さまの満足のために」をモットーに、“家計のホームドクター“として、年間300人以上のお客様へ「お金」に関するアドバイスを行っている。

よくあるご質問

必ず削減できる、というわけではありません。
販売店やディーラーによって、削減できる費用と、できない費用に分かれます。
また年季が入った中古車だと、クリーニング代は削減できない、ということもあります。
事前に「代行費用はどの程度削減できるのか」確認しておきましょう。

永久ではありません。リース期間中のみ、ガソリン代が値引きされます。
また指定のガソリンスタンドで給油をしないと、値引きはされません。
対象となるガソリンスタンドは「apollostation」です。
ポチモのサービスについては、こちらの記事もご参照ください。