カーリースにも税金がかかる?税金の仕組みや実際の費用を紹介!

更新日:2023.07.30

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  • 購入もカーリースも車にかかる税金自体は変わらない

  • カーリースの場合は毎月の支払い料金に税金が含まれているため、まとまったお金を準備する必要がない

車を購入すると自動車税をはじめとした税金が維持費としてかかります。

では、カーリースの場合はどうなのでしょうか?
車を購入したときにかかる税金とカーリース契約をしたときにかかる税金に違いはないのでしょうか?

今回は実際にかかる税金の解説や、おすすめカーリースの紹介をしていきます!

カーリースにも税金がかかる?

カーリースにも税金がかかる?

リース車にも税金はかかります。
契約者が借りた車(リース車)の所有者は契約者ではなく、リース会社。

「所有者が違うし、税金はもしかしてかからないんじゃ……」と考える方がもしかしたらいるかもしれませんが、それは間違いです。

カーリースにかかる税金は、以下のとおりです。

  • 自動車税(種別割)/軽自動車税(種別割)
  • 環境性能割
  • 自動車重量税
  • 消費税

すべて、自分で車を購入した場合にも発生するものです。
「カーリースだから」と特別加算されることはありませんし、逆に減算されることもありません。

ただ購入とは異なり、契約者が直接支払いに行かなくてもよいというメリットがあります。

先述のとおりリース車の所有者はリース会社のため、税金をわざわざ支払いにでかける……などの手間は省けます。

多くのカーリースには、上記の税金が毎月の支払いに含まれているためです。

カーリースにかかる税金の種類とは

カーリースにかかる税金の種類とは

カーリースにかかる税金は、以下のとおりです。

  • 自動車税(種別割)/軽自動車税(種別割)
  • 環境性能割
  • 自動車重量税
  • 消費税

この章ではこれらが何を基準に設定されているのかを解説します。

税金の仕組みは購入と何も変わりないため、マイカーをすでに持っている方も一度確認しておくことがおすすめです!

ちなみに、カーリースでは料金負担は契約者ですが、納付自体はリース会社がしてくれるので「あ! 今日までに振り込まないといけないんだった……」という事態が防げます。

自動車税(種別割)/軽自動車税(種別割)

自動車税(種別割)は、車の排気量によって金額が決まります。

税額は、排気量の他に、車種、購入時期、新車登録からの経過年数からも影響を受け、金額が変わります。

軽自動車税(種別割)は普通自動車と異なり、軽自動車の場合は排気量などによって決まるのではなく「10,800円」(平成27年3月31日以前に登録されたものだと「7,200円」)と一律です。

車を登録した翌月から、その年の年度末までの分を納めなければなりませんが、カーリースの場合は所有者がリース会社のため、納付はリース会社側でしてくれます。

毎月の定額料金に自動車税が含まれているため、契約者は支払い月にまとまった金額を準備しておく必要もありませんし、支払う手間もありません!

自動車税(種別割)の値上がりについて

自動車税(種別割)について一つ覚えておいてほしいのが、登録後13年経過した、かつ環境への配慮がされていない車は「12,900円」と値上がりする点です。

環境性能割

環境性能割は、車の燃費性能によって金額が決まります。

燃費性能によって0〜3%(軽自動車の場合0〜2%)分課税され、燃費のよい車ほど税が軽くなるのが環境性能割の特徴です。

地球温暖化が危惧され、脱炭素などに注目が集まる昨今。
燃費のよい車や低排出ガス車は環境に優しいとされ、税が軽くなります。

逆に、燃費の悪い車や高い排出ガスを持つ車は、環境性能割が増額される……、というわけです。

自動車重量税

自動車重量税は、車の重量や新車登録(届出)からの年数、エコカー減税の対象かどうかによって金額が決まります。自動車重量税は新車登録時と車検時に課税されます。

軽自動車以外の自家用乗用車は、車両重量0.5トンごとに年間4,100円を、自家用乗用車(軽自動車)の場合は車両の重さにかかわらず定額で、年間3,300円の納付です。

最初に述べた内容とつながりますが、自動車重量税は車検時に課税されます。

そのため、軽自動車の場合は年間3,300円×2年分の6,600円を通常支払わなければなりません。(税金解説のサイトによっては年間表記のところがあったり、2年分の合算で表記していたりすることがあります)

自動車重量税の大きな特徴として、新車登録から13年以上経つと税額が上がることが挙げられるでしょう。
18年以上経過すると税額はさらに上がります。

会社によっては自動車重量税の継続分が料金に含まれているかどうかが異なります。

たとえば、ポチモの場合だとマイメンテプランには継続車検分も含まれていますが、メンテなしプランであれば初回登録時分のみしか含まれていません。

契約後「知らなかった!」ということにならないよう、事前にしっかりと確認しておきましょう。

※こちらの表は横にスクロールできます

軽自動車以外

軽自動車

新車登録〜12年目

4,100円/0.5t

定額3,300円

13〜17年目

5,700円/0.5t

定額4,100円

18年目以降

6,300円/0.5t

定額4,400円

※自家用乗用車の場合

また、ポチモのマイメンテプランについては下記の関連記事でくわしく説明しているので、ぜひご覧ください。

消費税

消費税は、車両本体価格にかかる税金です。
カーリースの場合、自動車税などと同じくリース料金に含まれています。

リース料金には税金がかかりますが、車を所有するよりも初期費用が抑えられ、車検やメンテナンスの費用もリース料金に含まれており、トータルで見るとお得な場合もあります。

カーリース契約を検討する際には、税金の金額や支払い方法を確認しておきましょう。

増税した場合

カーリースの契約をする前に増税した場合、変更後の税率が適用されます。

一方、契約後に増税した場合金額が変動するかどうかは会社によって異なります。
たとえば、出光興産(株)のポチモであれば契約中に増税したとしても金額の変動はありません!

契約中に増税した際に、増税に合わせて契約内容も変更となるサービスもあるためチェックしておくと安心ですね。

税金も含まれたカーリース、実際いくらかかる?

税金も含まれたカーリース、実際いくらかかる?

今回はホンダ N-BOXの中古車を例として挙げています。

N-BOXは2011年にホンダから発売された軽自動車です。燃費の良さや、コンパクトなボディに見合わない広い室内空間などが人気の理由で、日本国内の軽自動車市場においてもトップクラスの販売実績を誇っています。

今回掲載しているのは月額10,000円台からのN-BOXですが、ポチモの中古車リースでは安いものから最新のモデルまで掲載されています!

ぜひご覧ください。

N-BOXは軽自動車のため税金は一律設定のものが多いです。自動車重量税や環境性能割などがそうですね。

実際、ホンダ N-BOXを購入すると購入時や車検の際、その都度数万ほどまとまった金額を準備しておかなければなりません。

しかし、中古車カーリースであればまとまったお金を準備しておく必要はありません。

もう何度も説明しているとおり、カーリースであれば税金などの費用もすべて含めたうえで毎月の料金が設定されているため、税金だけ別払いする必要がないというわけです(マイメンテプランを選択の場合)。

ホンダ N-BOX
年式(初年度登録):2012年

契約年数 8年月額13,420円
契約年数 6年月額16,610円
契約年数 4年月額23,100円
契約年数 2年月額43,230円

オプション:なし
プラン:メンテなしプラン
※掲載している車両、金額は一例です

N-BOXを購入した際にかかる税金

では、カーリースではなく実際に購入した場合にどれくらいの税金がかかるのでしょう?

軽自動車税(種別割):N-BOXは軽自動車なので、自動車税は10,800円で固定です。

環境性能割:N-BOXは燃費基準を達成しているため、非課税です。

自動車重量税:N-BOXにはエコカー減税が適用されます。たとえばN-BOX EXの駆動方式がFFの場合、50%軽減されるので3,300円(車検時に支払うことが多いため、2年分で算出)です。

しかし、エコカー減税が適用されるのは初回のみのため、それ以降は6,600円(2年分)かかります。

消費税:N-BOXの販売価格は税込みで1,468,500円(全国メーカー希望小売価格)なので、消費税は133,500円です。

カーリースが税金込みでもお得な理由

カーリースが税金込みでもお得な理由

カーリースにはいくつか特徴があります。

その中の1つが、自動車税や車検費用などがリース料金に含まれていること。

中古車購入の場合、カーリースとは異なり自動車税や車検費用などの維持費はまた別途支払うことになります。

ここが、リースと購入の大きな違いです。

購入の場合だと、自動車税や車検費用などをその都度支払う必要があるため、その時期に合わせてまとまった費用を準備しなければなりません……。

でも、「ポチモ」の中古車リースなら、車検費用、法定点検費用、税金、オイル交換費などがすべて含まれて月額10,000円台(8年契約)の車を契約することもできちゃいます!(マイメンテプランを選択の場合)

一概にどっちがお得とはいえませんが、月々の出費や維持費を抑えたい方であれば、購入よりも中古車リースの方がお得といえます。

お得なカーリース、ポチモとは?

お得な中古車カーリース、ポチモとは?

「apollostation」と書かれたサービスステーション(ガソリンスタンド)を見たことありませんか?
赤い人物の横顔がデザインされた、サービスステーションです。

「ポチモ」とは、「apollostation」の提供元である出光興産㈱が提供する新車・中古車カーリースサービスのこと。

サービス開始は2022年の10月。豊富な掲載台数、出光興産(株)ならではのサービスや高頻度で行うキャンペーンなど、多くのお客様から反響をいただいています!

「毎月定額料金を支払うことで自分好みの車に乗ることができる」というカーリースの基本的な仕組みを採用しながら、ポチモならではの特徴も兼ね備えたお得なサービスです。

カーリースは数多くありますが、ポチモはお得な特長がたくさん揃っているのです!

  • 契約期間中のガソリン値引き(最大7円/L)
  • 全車両に保証が付いている
  • 走行距離の制限がない
  • 契約満了時に必ず車をもらえる(残価なし)
  • 契約満了時に車を返却するとキャッシュバックあり(条件あり)
  • 家にいながら手続きが完了&自宅まで納車してくれる
  • リーズナブルな価格
  • メンテナンスも受けられる(条件あり)
  • 中古車は全車両車検を実施した上でご納車
  • 中古車は独自の基準をクリアした高品質な車のみを掲載

カーリースをお探しの方は、ぜひ出光興産(株)のカーリース“ポチモ”を見てみてはいかがでしょうか?

\まとまった資金がなくても車が持てる!/

まとめ

まとめ

カーリースも購入も、かかる税金に違いはありません。

税金を支払うタイミングは車検時や購入時などと時期が決まっていますが、カーリースの場合だとその都度支払う必要はありません。

リース車の所有者は契約者ではなくリース会社であるため税金の支払いそのものはリース会社が行ってくれるためです。

また、料金に関しても毎月の支払いに含まれているため、まとまった金額を準備しなくて済み、急な出費にもならず家計にかかる負荷を軽減してくれるでしょう。

カーリースをお探しの方は出光興産(株)のポチモがおすすめです。
ポチモについて、より詳細を知りたい方はぜひWebサイトをご覧ください。

\車検・税金もコミコミ/

この記事の監修者

この記事の監修者 | ファイナンシャルプランナー | 柚木 康之 ゆずき やすゆき

Coco.Life株式会社取締役副社長
ファイナンシャルプランナー
保有資格:CFP®︎/1級FP技能士、証券外務員資格第一種

柚木 康之ゆずき やすゆき

食品メーカーから外資系金融会社に転身後、ファイナンシャルプランナー(FP)として独立。2008年5月には熊本県でCFP®認定者(日本FP協会上級資格)第一号となり、現在は来店型FPショップで地域密着型の活動を続けている。「ひたすら、皆さまの満足のために」をモットーに、“家計のホームドクター“として、年間300人以上のお客様へ「お金」に関するアドバイスを行っている。

よくあるご質問

はい、かかります。カーリースであっても、車を購入したときと同様の税金の支払いが必要です。 「カーリースだから」と特別加算されることはありませんし、逆に減算されることもありません。

ただし、支払いについては購入と異なります。リース料には税金の費用が含まれ、リース会社が納税します。 (※プランなどによって、リース料に含まれる費用は異なります)

はい、基本的に自動車税はリース料に含まれます。 ただし、プランやサービスなどによってリース料に何が含まれるかは異なるので、必ず確認しましょう。

車にかかる税金として自動車税(種別割)、環境性能割、自動車重量税、消費税があります。