“審査なし”のカーリースはホント?その実態や注意点、審査に通りやすい選び方を解説
更新日:2025.11.17
インターネットで「審査なし」という言葉を目にして、もしかしたら自分でも借りられるのでは、とそのカーリース会社を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、残念ながらまったく審査のないカーリースは存在しません。
では「審査なし」とは一体何を指すのでしょうか?
また、信用情報に不安がある人は車を借りることを諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。
今回は、審査に通らないと悩むあなたがどうすればカーリースを利用できるのか、審査への対策や「審査なしカーリース」の実態について解説します。
【選択肢が豊富だから、予算内かつ自分好みの車が選びやすいカーリース】
「予算内で欲しい色がないけど、仕方ないか」
「欲しい車両は全部予算外か…」
など、選択肢の少ないカーリースだと起こりがちです。
だからといって、自分の好きな車を追求した結果、収入に見合わないものを選択してしまうと審査に通らない可能性が高まります。
こうした可能性を少しでも回避するためにおすすめなのは、選択肢の多いカーリースを選ぶこと。
出光のカーリース「ポチモ」の掲載台数は8,000台以上。
業界トップクラスの掲載台数なので、あなたの探す一台が見つかりやすいカーリースなのです!
まずは、ポチモで気になる一台を探してみませんか?
選択肢の多さ、ここだけ
ポチモで車を探す「審査なし」は存在しない
審査前の対策が大切
審査なしのカーリースは存在しない!
結論から述べると「審査なし」のカーリースは存在しません。
カーリースとはリース会社が購入した車を、毎月一定のリース料金を支払うことで一定期間借りることのできるサービスです。
審査なしで自社が購入した車の貸し出しを行うのは、リース会社にとって大きなリスクとなります。
そのため、基本的には信販会社などを通して審査を行う必要があるのです。
ときどき「審査なし」と謳う会社があるかもしれませんが、その場合ほとんど「自社審査」を行っています。
そのため、本当の意味で「審査なし=審査をまったくしていない」わけではないのです。
審査の対象となる「信用情報」とは
カーリースの審査において、最も重要な要素の一つが「信用情報」です。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴、携帯電話の分割払いなどの支払い状況が記録された個人情報のこと。
これらの情報は、信用情報機関という専門の機関に保管されています。
過去に支払いを延滞したり、自己破産や債務整理をしたりした履歴は、信用情報に「事故情報」として記録されます。
この事故情報があると、リース会社は「この人は支払いが滞るかもしれない」と判断してしまうのです。
支払いが困難と判断されると、審査には通りません。
この判断基準として、大きなところを担うのが「信用情報」です。
いざ審査をしようと思ったタイミングで信用情報に傷がついていると、審査に通る可能性はとても低くなってしまいます。
審査に通らない人の特徴とは
カーリースの審査に通らない人の特徴はいくつかあります。
まず、過去の支払い履歴に問題がある人は、当然審査に通るのが難しくなるでしょう。
また、勤続年数が短かったり、自営業やアルバイトで収入が不安定だったりすることも、審査では不利な要因になり得ます。
これは、安定した収入がないと判断されてしまうためです。
ほかに、借入金が多い人も「これ以上、新しい支払いを増やすのは難しいのでは」と判断されるかもしれません。
大きくまとめて「支払い能力に難がある」かどうかが重大な審査基準となることは、覚えておきましょう。
見落としがちなポイント
見落としがちなのが「自分の収入に対して、カーリースの月額料金が見合っているか」です。
場合によっては「収入が一定の基準より低いため、審査に通らなかった」のではなく「収入に対してカーリースの月額料金が見合っていなかったため、審査に通らなかった」可能性もあります。
小さな違いですが、この違いを理解することが、カーリースの審査に通りやすくなる一つのポイントと言えるでしょう。
選択肢が豊富なカーリース
審査に落ちる理由と対策【これで審査通過率UP!】
もし審査に不安がある場合、諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。
審査に落ちる理由を理解し、適切な対策を講じることで、審査に通る可能性を高めることも可能です。
審査に落ちてしまう理由と、理由ごとの対策についてまとめました。
原因 | 対処法 |
|---|---|
債務整理の履歴がある | 信用情報や借入状況を確認・改善する |
住宅ローンがある | 頭金を支払う |
年収が低い | 連帯保証人をつける |
勤続年数が短い | 連帯保証人をつける |
虚偽の申告を行った | 収支のバランスを再確認する |
上記すべて。または原因が分からない | 別のカーリース会社に申し込む(※) |
※原因が見つからない、対処法を試したがうまくいかなかった、などの場合に最終手段として検討。
やはりポイントとなるのは「信用情報」「収入の証明」「収支のバランス」です。
審査前に改めて確認できるところは確認し、改めてプランを立て直してみましょう。
原因と対処法について、より詳細を知りたい方は下記の関連コラムをご覧ください。
「審査なし」を謳う業者の注意点
「審査なし」と聞いて、まったく審査がないとイメージする方も多いでしょう。
しかし、まったく審査をしない状態で車を貸し出すのはリース会社にとってリスクが大きすぎます。
まさにハイリスクローリターンであるため「まったく審査がない」カーリースはありません。
多くの場合「審査なし」と謳っているのは、信販会社による審査がないことを意味しており、自社審査をしています。
自社審査は信販会社を通した審査よりも、基準が甘いと言われることが多いですが、それでも下記のような注意すべきポイントがあります。
- 独自の審査基準が明確でない
- 審査に通りやすいだけで、必ず通るとは限らない
- リース料金が高めに設定されていることがある
自社審査の場合、審査基準が明確に公開されていないことが多く、申し込み前に自分が審査に通るかどうかを正確に予測しづらいです。
また「審査なし」と謳って集客していても、リース会社も貸し倒れリスクを避けたいと考えています。
支払い能力が不十分と判断されれば、やはり審査に通らないことも。
さらに、自社審査を採用しているリース会社の中には、金利やリース料がやや高めに設定されている場合もあるため、総支払額には注意が必要です。
審査の基準が甘くても、支払額が自分の収入に見合っていなければ同じことです。
条件面をよく比較しないまま契約を進めると、想定以上の負担がかかる可能性もあるでしょう。
このように「審査なし」の言葉だけでなく、費用面などにもしっかり目を向けたうえで、自分に合った選択肢を慎重に検討することが大切です。
カーリースの料金体系
カーリースの月額料金には、車両本体価格に加えて各種維持費用が含まれており、契約内容によって総額が大きく変わります。
月々料金に含まれる「コミコミ」項目の内訳
カーリースの月額料金には、一般的に下記が含まれます。
- 自動車税
- 重量税
- (各種税金)
- 自賠責保険料
- 車検費用
- 新車登録諸費用 など
毎月決まった金額を支払うのはローンと似ていますが、カーリースの場合これらの費用がまとめて月額に組み込まれています。
そのため、カーリースは購入と異なり急な出費を避け、家計管理がしやすくなるメリットがあります。
リース会社によっては頭金0円で契約できるプランも多く、初期費用を抑えられる点も魅力です。
ただし、リース会社やプランによって含まれる項目は異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
メンテナンス費用やタイヤ交換費用などは、オプションとして追加できる場合もあり、これらを含めると月々の金額は当然高くなります。
審査に通過したい場合、オプション費用を加算すると月額が上がるため支払い能力を考慮して慎重に検討することが重要です。
走行距離と契約期間で変わる総額
契約期間が長いほど月々の支払額は安くなる傾向がありますが、最終的な総額は増える可能性があります。
例えば3年契約と7年契約では、7年契約の方が月々の価格は安いものの、支払期間が長い分、総支払額は高くなるケースが一般的です。
走行距離については多くのカーリース会社が設定しており、月間500km、1,000km、1,500kmなど、複数のプランから選択できます。
設定距離が短いほど月額は安さが際立ちますが、超過すると契約終了時に追加で払う金額が発生するため注意が必要です。
なお、リース会社によっては走行距離の制限がないプランを提供している場合もあります。
通勤で長距離を走る方や、週末のドライブが多い方は、走行距離無制限のプランを選ぶことで超過料金の心配なく利用できるためおすすめです。
通勤や買い物など、具体的な利用シーンを想定して、自分に合った走行距離と契約期間を選ぶことが、無駄な支払いを避けるポイントです。
走行距離に制限なし!
カーリースで利用できる契約期間や車種について
カーリースの契約期間は1年から11年程度まで幅広く、利用者のライフスタイルに合わせて選択できます。
契約期間は取り扱う車によって異なり、新車リースは7年や9年など比較的長期の契約が中心となるのに対し、中古車リースは1年や2年〜といった短期契約も豊富に用意されています。
これは新車の場合、車両価格が高額なため月額料金を抑えるために長期契約が前提となることが多いためです。
一方、中古車は車両価格が抑えられているため、短期契約でも月額料金が現実的な範囲に収まりやすく、契約期間の選択肢が広がります。
1年、3年、7年…契約期間の選び方
短期契約は月額料金が高くなる傾向がありますが、ライフスタイルの変化に対応しやすいメリットがあります。
例えば転勤の可能性がある方や、数年後に家族が増える予定がある方、単身赴任で一時的に車が必要な方などは短期契約がおすすめです。
一方、7年以上の長期契約では月額料金を抑えられるため、長く同じ車に乗る予定がある方に適しています。
契約期間の変更や中途解約は原則できないため注意
契約期間中の変更については、原則として認められないケースが多く、途中解約には違約金が発生することが一般的です。
そのため、契約時には将来の生活設計も考慮し、無理のない期間を選ぶことが大切です。
転勤や家族構成の変化など、ライフイベントの可能性も視野に入れて検討しましょう。
レンタカー・サブスクとの比較:あなたに最適な乗り方は?
車のサブスクリプションサービスは、実質的にカーリースと同じ仕組みを指すことが一般的です。
月額定額で車を利用できる点や、税金や車検費用が含まれる点など、基本的なサービス内容はカーリースと変わりません。
カーリースは中長期的に同じ車を専有できる点が特徴で、マイカーのような使い方ができます。
一方、レンタカーは短期利用に適しており、数時間から数日単位で気軽に車を借りられるサービスです。
詳しい比較については関連コラムで解説していますので、自分のライフスタイルに合った方法を見つけてください。
よくあるご質問
Q
無職ですが契約できますか?
契約そのものは可能です。
ただ、職に就いているかどうかにかかわらず、契約前には必ず審査があります。
無職の場合、そのまま審査を受けていただいても審査落ちの可能性がとても高くなります。
そのため、ご家族で給与所得をお持ちの方に連帯保証をいただいてから審査申込みをするのがよいでしょう。
Q
頭金や保証人は必要ですか?
ポチモにおいて頭金は不要です。
連帯保証人については、20歳未満、主婦、学生、その他(家事手伝い等)の方は、保証人情報の入力が「必須」となります。
それ以外の方で保証人が必要か否かに関しては、審査後にご連絡いたします。




























