車検はいくらかかる?内訳や業者別費用、節約術を解説
更新日:2025.06.18
車を所有するうえで避けて通れないのが「車検」です。
とはいえ、どのくらい費用がかかるのか、どこに依頼すればよいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、車検にかかる費用の相場から内訳、依頼先ごとの違い、そして少しでも出費を抑えるためのポイントまで、丁寧に解説していきます。
【不安をLINEで解消!おすすめカーリース「ポチモ」】
ポチモは車検費用やオイル交換費用など、メンテナンス費用までコミコミ。
定額費用以外の特別な出費がいらないおすすめカーリースです!
- 頭金0円
- 契約終了後、必ず車がもらえる
- メンテナンス費用コミコミ
- 走行距離制限なし
「カーリースってどうなの?」不安や疑問をLINEで解消!
お気に入りの車に乗りたいあなたへ。「ポチモ」なら月々定額で安心です。

車検費用は3つの要素に分かれる
業者選びで金額が大きく変わる
安さと安全性のバランスが重要
車検にかかる費用は6万~20万円が一般的な相場
「車検って結局、全部でいくらかかるの?」
そんな疑問に対する答えは、6万円から20万円程度というのが一般的なラインです。
この幅に驚かれたかもしれませんが、実はこの金額、車のタイプや年式、依頼する業者によって大きく変わってきます。
軽自動車などのコンパクトな車両では比較的安く、費用はおおよそ6~10万円ほどにおさまるケースが多いです。
一方、普通車や大型車になると、税金や整備の規模が大きくなるため、10万~20万円程度が目安になります。
また、車検費用には「法定費用」と「整備費用」の2つが含まれており、どちらも無視できない要素です。
つまり、「どこで車検を受けるか」だけでなく、「どんな状態の車を所有しているか」によっても、必要な金額は異なってくるのです。
車検費用の内訳とそれぞれの役割
車検にかかる費用は一括りにされがちですが、実は細かく分けると、いくつかの項目に分かれています。
ここでは、法的に必ず支払うものと、業者ごとに異なる費用、さらに追加でかかる可能性のある費用まで、詳しく見ていきましょう。
必ず支払う法定費用の内訳
法定費用とは、どの業者に依頼しても変わらない「定額の支払い項目」です。
これには、自動車重量税・自賠責保険・印紙代の3つが含まれています。
車両重量で決まる自動車重量税
この税金は、車の「重さ」によって決まります。
たとえば軽自動車であれば年間の税額が抑えられますが、大型車になるとそのぶん高額に。
エコカー減税の対象車は、場合によっては免税または減税されることもあります。
強制加入の自賠責保険料
自賠責保険は、すべての車両が加入しなければならない強制保険です。
事故の被害者を救済するための制度なので、車検時には必ず支払いが必要です。
保険料は、加入期間によって異なります。
国に支払う印紙代
印紙代は、車検の審査や手続きにかかる費用です。
この料金は、検査を実施する場所(運輸支局・指定工場など)によって若干異なります。
業者ごとに異なる車検基本料
法定費用のほかに発生するのが、「車検基本料」と呼ばれる費用です。
これは検査や点検を行うための手数料で、どの業者に依頼するかによって金額が変わります。
ディーラーでは、整備士の技術や設備の充実度から、やや高めに設定されている傾向があります。
一方で、ガソリンスタンドや車検専門店では、同じ内容の点検でも割安に抑えられることも。
つまり、基本料は「どこで受けるか」がカギを握る項目です。
追加で発生する整備・部品交換費用
車検の際、検査に合格しない部品があれば、その場で交換や修理が必要になります。
たとえば、タイヤの摩耗やブレーキパッドの消耗など。
こうした整備費用は車の状態によって異なるため、事前の点検や見積もりが重要です。
予期せぬ出費を防ぐには、日ごろからのメンテナンスが有効です。
定期的なオイル交換やタイヤ点検を行っておけば、車検時の整備費用を抑えることにもつながります。
車検を依頼できる業者とその違い
車検を受けるにあたって、どこに依頼するかは大きなポイントです。
ディーラー、整備工場、車検専門店、ガソリンスタンド──それぞれにメリットと注意点があります。
ここでは、業者ごとの特徴をわかりやすく整理してみましょう。
ディーラーは安心感が強み。ただし費用はやや高め
購入したメーカー系列のディーラーで車検を受けると、車種に合った部品や専門知識が得られやすいという利点があります。
担当者も車の構造を熟知しているため、トラブルに対する対応力も高い傾向に。
その一方で、費用はやや割高になることも。
純正部品の使用や、丁寧な点検が行われるぶん、コストがかさむ点には注意が必要です。
安心や品質を重視する方にとっては、有力な選択肢になりそうですね。
整備工場は柔軟さが魅力。技術に差がある場合も
街中にある認証整備工場や指定工場では、比較的リーズナブルな価格で車検を受けられることがあります。
また、必要な修理のみを提案してくれるケースも多く、費用を抑えたい方にとってはありがたい存在です。
ただし、工場によって技術力や対応の質に差が出ることも。
そのため、事前に口コミをチェックしたり、見積もりを複数取って比較することが大切になります。
信頼できる整備工場に出会えると、今後の車の管理も安心ですね。
車検専門店はスピーディーかつ安価。ただし整備内容は要確認
「とにかく安く、早く済ませたい」という方には、車検専門店という選択もあります。
あらかじめ整備内容がパッケージ化されている店舗も多く、料金の見通しが立てやすいのが特徴です。
一方で、必要最低限の点検だけにとどまるケースもあります。
そのため、安全面や長期的な整備を考えるなら、追加対応の可否などを事前に確認しておくと安心です。
時間と費用を抑えたい場合に、うまく活用したい業者ですね。
ガソリンスタンドは手軽さが売り。詳細は確認が必要
最近では、ガソリンスタンドでも車検サービスを行う店舗が増えてきました。
日常的に利用する場所でそのまま依頼できる手軽さは、忙しい方にとっては嬉しいポイントです。
ただし、整備の内容や対応できる範囲は、スタンドによって大きく異なります。
事前にどんな整備士が対応するのか、必要な作業はきちんと含まれているのかなど、確認をしておきましょう。
身近で便利な選択肢だからこそ、情報収集がカギになります。
車検費用を抑えるためにできる工夫
「できるだけ車検費用を節約したい」
そう考える方も多いかもしれません。
ここでは、少しの工夫で出費を抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。
早期予約割引やキャンペーンを活用する
多くの業者では、早めに予約を入れることで割引を受けられる「早期予約割引」があります。
また、期間限定で料金が安くなるキャンペーンを実施していることも。
公式サイトやチラシ、アプリなどで情報をチェックしておくと、お得に車検を受けられるチャンスが増えます。
ちょっとした一手間で、意外と大きな差が出るかもしれません。
必要な整備だけに絞る
整備内容は、すべてをフルコースで行う必要はありません。
走行距離や車の状態に応じて、必要最低限の項目に絞ることで費用は抑えられます。
もちろん、安全性を損なうような整備の省略は避けるべきですが、「今すぐでなくても大丈夫な作業」については、次回の点検に回すという考え方も選択肢のひとつです。
整備士の説明をしっかり聞いて、自分で判断する意識が大切になりますね。
見積もりを複数取り、比較する
業者によって、同じ作業内容でも価格に差があることがあります。
1社だけで決めず、2〜3社に見積もりを依頼して比較することで、適正価格が見えてくるはずです。
また、見積もりを取る過程で、対応の丁寧さや説明のわかりやすさなども見えてきます。
費用だけでなく、サービスの質も含めて判断したいところです。
車検を安くするためのまとめと注意点
ここまで、車検費用の内訳や、依頼先による違い、そして費用を抑えるための工夫についてご紹介してきました。
最後に、要点を整理しながら、押さえておきたい注意点についてもまとめてみましょう。
費用の内訳を把握し、比較検討を
まずは「法定費用」「整備費用」「代行費用」の3つに分かれていることを意識しましょう。
特に整備費用や代行費用は、業者によって金額差が出やすい部分です。
料金が安く見えても、必要な整備が含まれていない場合や、後から追加料金がかかることも。
見積もりの内訳をよく確認し、複数の業者を比較することで、納得のいく選択ができるはずです。
安さだけでなく、安全性にも配慮を
費用を抑えたい気持ちは当然ですが、車検はあくまで「安全に走行できるかどうか」を判断するためのもの。
そのため、整備内容を必要以上に削ってしまうと、安全性が損なわれる可能性もあります。
「あとで直すつもりが、思わぬトラブルにつながった」なんてことが起こらないように。
整備士からの説明をしっかり聞いて、納得した上で判断することが大切です。
時間にも余裕を持って動きましょう
車検は車検満了日の2か月前から受けることが可能です。
その期間内に済ませれば、次回の車検時期は変わりません。
ぎりぎりになって慌ててしまうと、選べる業者が限られてしまうことも。
余裕を持って行動することで、費用を抑えながら、安心して車検を通すことができるでしょう。
車検は、費用も時間もかかるイベントかもしれません。
けれど、事前に情報を集めておくことで、無理のない範囲で満足のいく車検を受けることができます。
大切な車と、安全なカーライフのために──しっかりと準備して臨んでみてくださいね。
よくあるご質問
Q
ポチモの契約期間は何年ですか?
ポチモの契約年数は新車と中古車で異なります。
<新車>9年で固定です。
<中古車>2年・4年・6年・8年からお選びいただけます。
Q
ポチモの契約(毎月のカーリース料金)には何が含まれていますか?
ポチモのご契約プラン(マイメンテプランまたはメンテなしプラン)によって料金に含まれているサービス内容が異なります。詳しくはポチモの「月額料金の内訳」をご覧ください。