登場から数年、在庫が増え始めたタイミング

ヤリスクロスは2020年に登場した比較的新しいモデル。発売から数年が経過し、初期登録車のリース返却や乗り換え需要によって、中古市場にも一定数の車両が出回るようになりました。これにより、価格帯の幅も広がり、予算や用途に応じて選べるようになってきたのが現在の状況です。

新車より数十万円安く購入できるケースも

新車価格では200万円台後半〜300万円台が主流ですが、中古車なら装備や年式によっては200万円前後で手に入ることもあります。登録済未使用車など、ほぼ新車に近い状態の車両も選べるため、コストパフォーマンスを重視する方には非常に魅力的です。

グレードの違いを把握しよう

ヤリスクロスには、「X」「G」「Z」といったグレードがあり、それぞれ装備や快適性、安全機能が異なります。例えば、上位グレードの「Z」にはLEDヘッドライトや本革巻きステアリングなどが標準装備されているため、見た目や乗り心地を重視する人におすすめです。

一方、「X」グレードは装備がシンプルな分、中古価格も抑えめです。予算重視の方にはこちらの選択肢も検討する価値があります。

ハイブリッド or ガソリン？使用目的で選ぶ

ヤリスクロスにはガソリン車とハイブリッド車があります。通勤などで長距離を走る方や燃費を重視する方にはハイブリッド車が向いています。短距離がメインなら、価格が抑えられているガソリン車も選択肢に入るでしょう。

中古車の場合、価格差は新車ほど大きくないこともあるため、総合的に見て「どちらが自分に合うか」を考えることが重要です。

走行距離と年式のバランスをチェック

目安として、年式が新しく走行距離が少ない車両ほど車両価格は高くなりますが、程度が良いものを選びやすい傾向にあります。年式が2〜3年落ちで1万〜2万km程度の車であれば、コンディションも良好なケースが多く、コストと品質のバランスが取りやすいでしょう。

内装やシートの状態

中古車の状態を見るときは、外装以上に内装のチェックが重要です。特にヤリスクロスはファミリーユースやアウトドアにも使われることが多く、シートのスレや汚れ、臭いなどがある場合も。できれば現車確認のうえ、細かく確認することをおすすめします。

安全装備がきちんとついているか

トヨタセーフティセンスなどの先進安全装備がグレードによって異なる場合もあります。中古だからといって安全性能を妥協しないよう、プリクラッシュセーフティやアダプティブクルーズコントロールなど、必要な機能が搭載されているかも忘れずチェックしましょう。

ディーラー認定中古車や保証付き車両がおすすめ

初めての中古車購入や不安がある場合は、ディーラー認定中古車を選ぶと安心です。整備履歴や保証内容が明確で、アフターサービスもしっかりしているため、万一のトラブルにも対応してもらえます。ただし、手厚いアフターサービスがある分価格は少し高くなることを想定しておきましょう。

買わない選択肢！出光のカーリース「ポチモ」

「中古車は魅力的だけど、まとまった頭金を用意するのが大変」「車の維持費もできるだけ抑えたい」——そんな方には、出光のカーリースサービス『ポチモ』という選択肢もあります。ポチモなら、車検や税金込みの定額料金でヤリスクロスにも乗ることが可能。新車に近い状態で、月々の出費を明確にしながらカーライフを始めたい方にはぴったりのサービスです。

● 初めてのSUVをお得に手に入れたい人
● 街乗りとレジャーの両立を考えている人
● 燃費も走りも妥協したくない人
ヤリスクロスは見た目の良さと実用性を兼ね備えた車。中古でもその魅力は十分に味わえます。「新車にこだわらない」「できるだけ費用を抑えたい」という方には、とてもおすすめできる1台です。

ヤリスクロスは、使い勝手の良さやデザイン、安全性に優れたSUVです。中古車市場でも年式や走行距離、グレードの幅が広がっており、自分にぴったりの1台を見つけやすくなっています。予算に応じた車選びをすることで、新車に近い満足度を手に入れることも可能です。中古車でもしっかり比較・確認をすれば、長く安心して乗れる愛車になることでしょう。