中古車が安くなる時期はいつ?買い時の見極め方と注意点

更新日:2025.06.16

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中古車は新車に比べてお得に手に入りやすい選択肢ですが、さらにお得に買いたいなら「購入する時期」に注目してみましょう。

中古車市場は一年を通じて価格が変動しており、特に安くなりやすいタイミングを選べば、同じ車種でも数万円の差が出ることもあります。

今回は、中古車が安くなる時期とその背景、さらに購入時に気をつけたいポイントをわかりやすくご紹介します。

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  • 中古車は1年の中でも安くなる時期がはっきりしている

  • 需要と供給のバランスが価格に大きく影響している

  • 安い時期でも「品質」を見極めるポイントが大切

中古車が安くなる時期はいつ?

中古車市場では、時期によって価格が大きく変動することがあります。

購入するタイミングを少しずらすだけで、同じ車種が数万円〜十数万円も安くなることも。

ここでは「いつが買い時なのか」を、実際の市場動向をもとにわかりやすく解説します。

価格が下がりやすいとされるのは「1月〜2月」

中古車をできるだけ安く購入したい場合、最も注目すべきタイミングは「1月から2月初旬」です。

この時期にはいくつかの理由から、在庫が多くなり、販売価格が下がりやすくなる傾向があります。

まず年末に車を買い替える人が多いため、12月には下取り車や買取車が一気に市場へ流れ込みます。

その在庫が1月にかけて販売店に並び始めるため、選べる台数が増え、価格競争が発生しやすくなるのです。

また、年明けは一般的に購入者の動きが鈍く、販売店としても売り上げが落ちやすい時期。そのため、販売店側も価格を下げてでも売りたいタイミングであると言えるでしょう。

ただ、1月から2月は在庫が増えることで価格が下がる傾向がありますが、3月の新生活需要により価格が上昇する場合もあるため、地域や車種によって異なります。

9月〜10月も狙い目とされる理由

次に狙い目となるのが、「9月から10月」。この時期は、新車市場でいわゆる「中間決算」の影響を受けて、新車販売が活発になるシーズンです。

新車の購入が増えるということは、必然的に下取りに出される車も増えることに。

この時期には、中古車の在庫が一気に増えるため、販売側としても回転を速めようと価格を調整する動きが見られます。特に地方の店舗や中小規模の販売店では、大幅な値下げキャンペーンが行われることも少なくありません。

年度末(3月)や決算期は実は高くなる?

「決算セールがあるから3月が一番お得」と思われがちですが、中古車に限っていえば注意が必要です。

確かに在庫一掃のためのキャンペーンは行われますが、3月は新生活の準備シーズンと重なるため、中古車の需要が一気に高まる時期でもあります。

そのため、人気のある車種や年式の新しい車は、価格がむしろ上がる傾向にあるのです。販売台数は増えるものの、価格面では思ったほどお得にならないことも。

なぜその時期に中古車が安くなるのか?

中古車の価格は、単に在庫や販売店の都合だけで決まるものではありません。

市場全体の動き、消費者の行動、そして業界の商習慣など、さまざまな要素が関わっています。

では、なぜ1月〜2月や9月〜10月に中古車が安くなる傾向があるのでしょうか。その背景を具体的に見ていきましょう。

下取り・買取車が一気に流れ込む時期

年末や決算期(3月・9月)前後は、新車を購入する人が増えるタイミング。その際、今まで使っていた車が「下取り」や「買取」として中古車市場へ流れ込みます。特に12月末や8月末には、この動きが活発になります。

すると、1月・9月の市場は在庫が一気に増えるため、販売店側も売り切るために値下げを行うようになるのです。供給が増えると、価格が下がる──これは中古車市場でも当てはまる基本の流れです。

業者の在庫調整と値下げ戦略

中古車販売店にも、もちろん経営目標や月ごとのノルマがあります。

そのため、「在庫が多い状態を避けたい」「決算に向けて売り切りたい」といった事情から、ある時期を境に価格を一気に下げるケースがあります。

たとえば、1月は年始で動きが鈍くなりやすいため、販売店は積極的に値下げしてでも売り上げを作りたいと考えます。特に地方の販売店や小規模な業者では、現金化を急ぐための大幅値下げが行われることも。

ボーナス・車検・税金など消費者側の動きも影響

消費者の財布事情も中古車価格に影響を与えます。たとえば、以下のような時期には車の購入を控える傾向があります。

  • 年末年始の出費が多い1月
  • 自動車税の支払いが控える4月〜5月
  • ボーナス前の6月や12月の初め

これらのタイミングは、「買い控え」が発生しやすいため、価格を下げないと売れにくくなるのです。反対に、ボーナス支給後や新生活スタート前の3月などは、買い手が多く価格も上がりがちになります。

購入時に注意したいこと

中古車の価格が安くなる時期に購入するのは賢い選択ですが、「安さ」だけに目を奪われてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

ここでは、中古車を購入する際に特に注意しておきたいポイントを3つに絞ってご紹介します。

安さだけで選ばず「車両状態」をしっかり確認

まず最も重要なのが車の状態です。安くても、事故歴があったり修理歴が多い車であれば、後々の維持費や修理費がかさむことになります。

  • 走行距離
  • 修復歴の有無
  • 整備記録の内容
  • タイヤやブレーキパッドの消耗度

こうした情報は、販売店に聞けば開示してくれる場合が多いので、遠慮せず確認しましょう。また、第三者機関による鑑定書が付いている車であれば、品質の信頼度も高まります。

価格だけでなく諸費用も比較しよう

中古車の購入では、「車両本体価格」だけを見て判断してしまいがちですが、実際には諸費用が加わるため、総額での比較が重要です。

  • 登録費用
  • 納車費用
  • 自動車税や重量税の月割り分
  • 車検費用(車検の残り期間が短い場合)

販売店によっては、車両価格を安く見せておきながら、諸費用で利益を上乗せしているケースもあります。見積もりを取る際には、「乗り出し価格(支払い総額)」で比較するようにしましょう。

購入後のメンテナンスや保証も要チェック

中古車は、購入後のサポート体制も見逃せません。たとえ車両価格が安くても、保証がついていなければ、万一のトラブル時に全額自己負担となってしまいます。

  • 保証期間や範囲は明記されているか
  • 故障時の修理費はどこまでカバーされるか
  • 保証は無料か、有料オプションか
  • 定期点検やオイル交換のサービスがあるか

特に遠方の販売店から購入する場合、保証対応が全国対応かどうかも確認しておくと安心です。

タイミングを見極めて上手に中古車を買うコツ

「安い時期に買う」という大まかな方針だけでなく、その中でさらに上手に車を選ぶためには、いくつかの“ひと工夫”が必要です。

タイミングを味方につけながら、満足度の高い中古車選びをするためのコツをご紹介します。

気になる車は「早めに問い合わせ」を

安くて条件の良い中古車は、当然ながら人気が高いためすぐに売れてしまう傾向があります。

特に1月〜2月や9月〜10月は価格が下がる一方で、購入を検討する人も増えるため、決断のスピードが勝負になることも。

「ちょっと気になるかも」と思ったら、まずは販売店に問い合わせを入れてみましょう。まだ迷っている段階でも、在庫の状況や予約の可否を確認するだけで安心材料が増えます

ネットと店舗、両方の情報を比較する

中古車探しでは、インターネットの活用が欠かせません。大手中古車情報サイトでは、全国の在庫が一覧で見られるため、相場感をつかむにはぴったりです。

しかし、実店舗にしか出ていない掘り出し物が存在するのも事実です。特に、地元密着型の販売店では、ネット非掲載の特価車が見つかることもあります。

  • ネットで相場を調べる
  • 実店舗で状態やサービスを確認する
  • 両方を比較し、より条件の良い方を選ぶ

この流れを意識しておくと、思わぬ「当たり」に出会える可能性が高まります。

値引き交渉もこの時期なら成功しやすい

中古車の値引きは、新車と比べると難しいイメージがありますが、実は「時期によっては」交渉しやすくなります。特に、販売店が在庫を早く捌きたいと考える1月や9月はチャンスです。

値引き交渉の際は、いきなり価格だけを下げてほしいというよりも、こういった言い方が効果的です:

  • 「諸費用を少しサービスしてもらえますか?」
  • 「下取りの金額をもう少し上げてもらえますか?」
  • 「保証を無料でつけていただけませんか?」

このように柔らかく、具体的な条件を提示することで、販売店も前向きに対応しやすくなります。

まとめ

中古車をできるだけ安く手に入れたいなら、「いつ買うか」が非常に重要なポイントになります。

なかでも特に狙い目とされるのが、1月〜2月9月〜10月の時期。このタイミングは、新車の購入シーズンと重なり、下取り車が市場に大量に流れ込むため、中古車の在庫が豊富になります。

また、販売店側も在庫の回転を速めようと価格を下げる傾向があるため、需要と供給のバランスが買い手に有利に働くのです。

ただし、価格が安くなっている分、人気車はすぐに売れてしまうことも。車両状態や総費用、アフターサポートなど、安さ以外の要素にも目を向けながら、総合的に満足できる1台を選ぶことが大切です。

よくあるご質問

特に1月〜2月と9月〜10月は中古車の価格が下がりやすいとされています。これは、新車購入によって流通する中古車が増えることで在庫が膨らみ、価格競争が起こるためです。

確かに3月はセールが多く行われますが、中古車に関しては需要が非常に高まり、人気車種は値段が上がる傾向にあります。新生活に向けた買い替えが集中するため、必ずしも“安く買える時期”とは言い切れません。

必ずしもそうではありません。在庫整理や決算対策で良質な中古車でも値下げされるケースは多々あります。ただし、修復歴や整備状況の確認は必須。購入前に車両状態をしっかりチェックすれば、安心して選ぶことができます。