カーリースの中古車がボロボロになったら? 対処方法と注意点
更新日:2025.04.30
最近、中古車のカーリースを利用する人が増えています。
手頃な価格と気軽さが魅力ですが、使っていくうちにふと不安になることはありませんか?
「あれ?なんだか車がボロくなってきたかも…」
「このまま返却したら、高額請求されるんじゃ?」
実は、中古車リースでは車の劣化や損傷は珍しくないもの。
特に中古車は新車よりも劣化が早く、使い方によっては“傷み”が目立ってしまいます。
でも、だからといって過剰に不安になる必要はありません。
大切なのは、
- どこまでが“許容される劣化”なのか
- 精算リスクを減らすためにできること
- 万が一のトラブル時の正しい対応方法
こうしたポイントを事前に知っておくことです。
この記事では、「リース中の車がボロくなったらどうする?」という疑問に答えながら、安心してカーリースを利用するための対処法と注意点をわかりやすく解説します。
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精算リスクを減らすための対策が必要
リース中に車がボロボロになるってどういうこと?
「ボロボロになった」と感じる瞬間は人それぞれですが、カーリースにおける“ボロボロ”にはリース契約上、注意が必要な状態と、問題になりにくい通常使用の劣化があります。
ここではまず、リース会社がどういう基準で「問題」と判断するのかを知ることが大切です。
「ボロボロ」の基準はどこから?
リース会社は、車両返却時に車の状態をチェック(査定)します。
このとき、以下のような状態は「通常使用の範囲」とされることが多く、精算の対象にはなりません。
- 軽い飛び石による塗装の小さな欠け
- 多少の擦れや使用感のあるシート
- 経年による細かい傷や色あせ
つまり、普通に使っていて自然と発生する劣化はOKということです。
精算対象になる“本当にボロボロ”なケース
一方で、以下のような状態は「使用者の過失・管理不足」と見なされ、追加費用が発生する場合があります。
- 大きなへこみ、目立つ傷(バンパーやドア)
- タバコの焦げ跡やシートの破れ
- ペットの毛や臭いの染みつき
- 喫煙や車内飲食による著しい汚れ
- メンテナンス不足によるタイヤやエンジンの損傷
「中古だから多少ボロくても大丈夫」と油断してしまうと、返却時に想定外の高額精算が発生するリスクも。
劣化しやすい状況とは?
中古車リースの劣化が早まりやすい代表的な使い方としては…
- 荷物の積み下ろしが多い(商用利用)
- 未舗装道路や悪路を頻繁に走行
- 車内での飲食や喫煙が多い
- 洗車や清掃を長期間していない
特に業務や副業で酷使している軽バン・ワゴンタイプなどは、思っている以上に消耗が早いので注意が必要です。
「いつの間にかボロボロに…」を避けるためには、日々のちょっとした意識が大きな差を生みます。
次章では、そんな状態になってしまったときにどうするべきか?
具体的な対処法を解説していきます。
ボロボロになったらどうなる?精算リスクとその現実
カーリースの車が明らかにボロボロになってしまった場合、「これ、返却時に請求されるのでは…?」と不安になるのは当然のこと。
実際、リース契約では車両の返却時に「車両査定」が行われ、その結果次第で追加請求(精算)が発生することがあります。
ここでは、そのリスクと具体的なケース、そして“請求されやすいポイント”を解説していきます。
リース終了時の査定で見られるポイント
返却時にチェックされる代表的な項目は以下の通りです。
- 外装の傷・へこみ・塗装剥がれ
- 内装の汚れ・破れ・臭い
- タイヤの摩耗・ホイールの損傷
- ガラスのヒビや割れ
- エンジンやブレーキなど機械系の異常
この査定で「通常使用の範囲を超えた損耗」と判断された場合、修理費や減価分が請求されることになります。
高額請求につながる主なケース
以下のような状態になっていると、精算金額が数万円〜十万円規模になる可能性があります。
- バンパーが大きく割れている
- シートにペットの爪痕や臭いが残っている
- 車内にタバコの臭いと焦げ跡が複数ある
- 洗車せず放置して塗装が劣化(酸化・サビ)
- エアコンやパワーウィンドウが正常に動作しない
一見地味な損耗でも、複数重なると「まとめて高額請求」されることもあるため注意が必要です。
精算方式によってリスクの大きさも変わる
カーリースには主に2種類の精算方式があります。
※こちらの表は横にスクロールできます
精算方式 | 特徴 | 精算リスク |
クローズドエンド | 返却時の精算なし(基本) | 低いが、条件違反は例外あり |
オープンエンド | 実車査定で残価との差額を精算 | 高い(過度な損耗は損失として請求) |
特にオープンエンドリースの場合、車両の状態=価値そのものなので、ボロボロな状態で返すと残価を大きく下回り、その差額がまるごと請求対象になります。
「精算請求なんてされたら困る!」と思った方もご安心ください。
次章では、リース中に劣化や故障が起きたときの対処法を、具体的にお伝えしていきます。
劣化・故障への対処方法【契約中編】
リース中に車がボロボロになってしまった…でも、焦らず正しく対応すれば大きなトラブルにはなりません。
ここでは、実際に劣化や故障が発生したときの具体的な対処法を紹介します。
1. 異変を感じたら、まずはリース会社に連絡
「エンジン音が変」「ブレーキがギュッと鳴る」「シートが破れた」など、異常や劣化に気づいたときは、できるだけ早くリース会社へ連絡しましょう。
報告が遅れると、
- 自己負担扱いになったり
- 保険や保証の対象外になる
- 故障が悪化して高額修理になる
など、後になって不利になるケースも多いのです。
2. 写真で状態を記録しておく
ボロボロになった箇所があれば、スマホで写真・動画を残しておくのがおすすめです。
- いつからどういう状態だったのか
- 事故や破損の原因は何か
- 日常使用か突発的な損傷か
これを証明できれば、過失の有無や修理範囲に関する交渉がしやすくなります。
3. 修理・交換は「勝手にやらない」こと
「気になるから自分で直そう」と勝手に整備工場に持ち込むのはNG。
リース契約には「指定業者以外での修理禁止」と明記されていることが多く、無断修理が原因で保証が切れる可能性も。
必ずリース会社に相談し、指示を仰いでから対応しましょう。
4. メンテナンス契約の内容を確認する
契約時にメンテナンスパックや補償オプションに加入しているかどうかで、対応も大きく変わります。
- オイル交換やタイヤ交換などが含まれているか
- 故障時のレッカー代や修理代は補償対象か
- 消耗品の交換基準や頻度
内容を把握しておくことで、無料で対応してもらえる可能性があるのに見逃して損をする…といったことを防げます。
5. 保険の適用対象かもチェック
事故や第三者による損傷の場合、加入中の任意保険(車両保険)でカバーされることもあります。
契約書や保険証書を見直し、「自腹で払わなくてもいい状況」を見落とさないようにしましょう。
精算トラブルを避けるために今からできること
カーリースの返却時に「えっ、こんなに請求されるの!?」と驚かないためには、日々のちょっとした意識と準備がカギになります。
この章では、リース車両を使っている間にできる予防と対策をまとめておきましょう。
1. 洗車・清掃は「定期的に」行う
外装の汚れを放置すると、塗装の酸化やサビの原因になり、劣化が進みます。
また、内装のホコリ・飲食汚れも放置すると、においやシミになって査定に響くことも。
月1回の洗車と、月2回の車内清掃を目安にルーチン化するのがおすすめです。
2. 擦り傷や凹みができたら、すぐ記録しておく
不注意でガリッとやってしまったときは、放置せずスマホで記録を残しましょう。
- どこでどうやってできた傷か?
- 損傷の大きさは?
- 他の車や建物と接触したか?
リース終了時、「いつの傷ですか?」と聞かれても答えられないと、すべて自己責任と見なされるリスクがあります。
3. 中間点検を受けておく
長期リース(3年以上など)の場合、リース会社によっては「中間点検(有料・無料)」を実施している場合があります。
これを利用すれば、
- 劣化や損傷の“早期発見”ができる
- 返却前に必要な整備のアドバイスを受けられる
- 契約終了時の予測コストを事前に把握できる
といったメリットがあります。返却時のドキドキを減らしたい方に特におすすめです。
4. ペット・タバコ・改造には慎重に
以下のような要素は、リース車両の状態悪化リスクが非常に高いです。
- ペットの毛や爪による内装ダメージ
- タバコの臭い・焦げ跡
- 社外ホイールやスピーカーなどの改造
リース契約では「禁止」と明記されていることが多いため、契約前・利用前に必ず確認しておきましょう。
5. 精算条件を“契約書で”確認する
最後に、どのレベルの傷や劣化が精算対象になるのかを契約書で確認しておくことが何より大切です。
リース会社によって基準は微妙に異なります。
- 3cm未満の擦り傷はOK?
- シートのヨレやヘタリはどこまで許容?
- タイヤ溝の残りは何mmが基準?
分からない点は、契約時に営業担当に必ず質問しておきましょう。
まとめ 〜中古カーリースは“使い方次第”で価値が変わる〜
中古車のカーリースは、初期費用がかからず、維持費も抑えられることから非常に魅力的な選択肢です。
しかし、リース期間が長くなるほど、車の劣化や損傷のリスクも高まるという現実があります。
そして、「ボロボロになってしまった…」という状態に陥ったとき、その後の対応次第で、数万円〜十数万円の差が生まれることもあるのです。
本記事のポイントまとめ
- 「ボロボロ」の基準はリース会社の査定基準によって異なる
- 使用中に傷みが出てきたら、早めの連絡・記録・確認が重要
- 精算リスクを避けるには、契約内容の理解+日常的なケアが鍵
- 保険やメンテナンスプランも、トラブル時の味方になる
- リース終了前の「中間点検」や自己チェックでリスク軽減も可能
つまり、“借りている”という意識が未来を守る
中古カーリースは、“買うより賢い選択”になりうる素晴らしいサービスです。
ただしそれは、「借りているものを大切に使う」という基本姿勢があってこそ。
定期的なメンテナンス、日頃の使い方、契約内容の把握——これらを押さえておけば、「最後に請求されてガッカリ…」なんてことにはなりません。
最後に
もし今あなたのリース車が少しずつくたびれてきていると感じているなら、今日からできるケアを、ひとつでも始めてみてください。
それだけで、将来の出費を減らし、気持ちよくカーリースを終えることができます。
賢く、丁寧に。
中古カーリースは、使い方次第で最強の選択肢になり得るのです。
よくあるご質問
Q
ポチモと他社の違いは何ですか?
ポチモは石油元売りの出光興産(株)が運営しているので、ご契約特典としてガソリン値引きをご提供できるのは他社にはない特徴です。ほかにも「契約終了後に必ずクルマがもらえる」「走行距離制限なし」など、マイカーのように自由にクルマをご利用いただける点もポチモの特徴といえます。
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Q
カーリースとはどのようなものですか?
カーリースとは、クルマを長期間、賃貸契約でご利用いただくシステムです。賃貸契約ではありますが、契約期間中はマイカーのようにご利用いただけます。