プリウスのバッテリー上がり原因と対処法を徹底解説

更新日:2025.05.12

タイトル画像:プリウスのバッテリー上がり原因と対処法を徹底解説

「プリウスが突然動かない……」そんな経験はありませんか?
実は、ハイブリッド車特有の“バッテリー上がり”が原因かもしれません。
本記事では、プリウスに搭載されているバッテリーの種類や役割、バッテリーが上がる主な原因、そして万が一のときの対処法までを分かりやすくご紹介します。
初めての方でも安心して読み進められる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

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プリウスに搭載されている2種類のバッテリーの違い

車のバッテリーのイメージ

プリウスには、一般的な車とは異なる2種類のバッテリーが搭載されています。
それぞれの役割と特徴を理解しておくことで、トラブル時にも冷静に対応できるようになります。

補機バッテリーと駆動バッテリーの特徴と役割

プリウスには「補機バッテリー」と「駆動バッテリー」の2つが搭載されています。
補機バッテリーは12Vで、ライトやナビなど一般的な電装品を動かすための電源です。
一方、駆動バッテリーは高電圧のリチウムイオンまたはニッケル水素バッテリーで、主にモーターの動力源として使われます。
日常的に「バッテリー上がり」と言われる現象は、ほとんどがこの補機バッテリーに関係しています。
車を動かすエネルギー源は駆動バッテリーですが、始動のきっかけを作るのは補機バッテリーなのです。

ジャンプスタートが有効なのは補機バッテリーのみ

ジャンプスタートの対象となるのは、12Vの補機バッテリーだけです。
駆動バッテリーは高電圧で専門の設備が必要なため、一般的な方法では対処できません。
そのため、エンジンがかからないときにまず疑うべきは補機バッテリーの状態です。
逆に、駆動バッテリーに不具合がある場合は、ディーラーや専門業者での点検が必要になります。
ジャンプスタートで回復した場合は補機バッテリーのトラブル、そうでない場合は駆動系の異常かもしれません。

プリウスのバッテリー上がりの主な原因一覧

車のライトが点灯しているイメージ

バッテリー上がりには、いくつかの原因があります。
日常生活の中で無意識にやってしまっている行動が、実はトラブルを招いていることも。
ここでは、代表的な原因を3つご紹介します。

ライトやエアコンの消し忘れ

もっともよくある原因のひとつが、ライトや室内灯の消し忘れです。
エンジンを切っても電装品が動作していると、バッテリーが徐々に消耗してしまいます。
特に、車内で仮眠を取るなどしてライトやエアコンを長時間使用していると、予想以上に電力が減ってしまうことがあります。
自動消灯機能がついている車種もありますが、完全に安心とは言えません。
乗車後のチェックを習慣にすると、事故防止に役立つでしょう。

車の使用頻度が少ない・過酷な走行環境

車を長期間動かさないと、バッテリーの自然放電により電力が低下します。
また、短距離の走行ばかりだと充電が追いつかず、バッテリーが十分に回復しないまま終わってしまうことも。
寒冷地や酷暑の地域では、気温変化がバッテリーの劣化を早める要因になります。
週に一度はしっかり走行することで、バッテリーの状態を良好に保てるかもしれません。

バッテリー液不足・内部消費電力の影響

バッテリー液が減っていたり、バッテリー内部での電力消費が高くなっていたりすることも原因のひとつです。
バッテリーの状態は、見た目だけでは判断しにくい部分もあります。
定期点検で電圧チェックを行ってもらうことで、事前に異常を察知できる可能性があります。
また、後付けの電子機器が常時通電している場合も、放電を早める要因になるため注意が必要です。

バッテリーが上がったときの具体的な対処方法

バッテリーに赤黒のケーブルをつないでいるイメージ

バッテリーが上がってしまったときでも、落ち着いて対処すれば多くの場合は復旧できます。
ここでは、現場でできる応急処置から、判断に迷う場面での対応方法までを解説します。

救援車によるジャンプスタートの手順

まずは救援車を使ったジャンプスタートの手順をご紹介します。
必要な道具はブースターケーブルと救援車。
プリウスの補機バッテリーは後部トランク内にありますが、ジャンプスタート用の端子が前方エンジンルーム内に用意されています。
救援車のエンジンをかけた状態で、赤黒の順にケーブルを接続します。
その後、プリウスの「パワーボタン」を押してエンジンを始動します。
成功したら、しばらくアイドリングして補機バッテリーに充電を行いましょう。

ジャンプスターターを使用したセルフ対応

ジャンプスターターがあれば、他車の助けがなくてもエンジン始動が可能です。
使い方は救援車とほぼ同じで、ジャンプスタート端子に赤黒のクランプを接続し、スターター本体のスイッチをオンにしてからプリウスを始動させます。
持ち運びに便利なうえ、緊急時の心強い味方です。
ただし、使用前には必ず取扱説明書を確認し、正しい接続手順を守るようにしてください。

バッテリー交換が必要なケースの判断

ジャンプスタートで一時的に始動できたとしても、頻繁に上がるようならバッテリーの寿命が疑われます。
補機バッテリーの寿命は一般的に3〜5年程度。
電圧が12V以下に頻繁に下がるようなら、交換時期と考えてよいでしょう。
ディーラーや整備工場では、バッテリーテスターによる診断も行ってくれます。
判断に迷ったら、専門家に点検を依頼するのが安全です。

ロードサービスを利用すべき状況とは

ジャンプスタートができない、または不安がある場合は、無理をせずロードサービスを呼びましょう。
JAFや任意保険の付帯サービスは、バッテリー上がりの対応に慣れているため安心です。
特に夜間や高速道路上など、安全確保が難しい環境では迷わずプロに任せるべきです。
自分や周囲の安全を最優先に考えた行動が求められます。

故障ではない場合に確認すべき3つのチェックポイント

3つのチェックポイントのイメージ

プリウスの電源が入らない、または反応しないとき、それが“バッテリー上がり”とは限りません。
単純な操作ミスやキーのトラブルによって、誤って「故障」と思い込んでしまうことも。
そんな誤認を防ぐためのポイントを見ていきましょう。

運転操作・ギアポジションの誤認

プリウスはシフトレバーが特殊な配置で、慣れないと操作ミスが起こりがちです。
特に「P(パーキング)」でない状態では、電源がうまく入らないことがあります。
また、フットブレーキを踏まずにパワーボタンを押すと、アクセサリー電源だけが入ってしまうため、完全始動には至りません。
一度深呼吸して、基本的な操作を再確認することが大切です。

電池切れや通信不良などキーの問題

スマートキーの電池が切れている場合、プリウスはキーを認識できず、反応しないことがあります。
この場合、キーの物理的なボタンを使ったり、車両のスタートスイッチ近くにキーを近づけて操作することで、始動できる場合があります。
また、周囲の電波干渉やスマホとの接触によって、一時的に通信が不安定になることもあるため、状況を見極めましょう。

ハンドルロックの解除忘れ

ハンドルがロックされた状態では、パワーボタンを押しても始動できません。
これは盗難防止機能の一環ですが、ロックがかかったままだと「バッテリー上がり」と勘違いしがちです。
この場合は、ハンドルを左右に動かしながらパワーボタンを押すことで解除可能です。
慌てずに確認すれば、案外簡単に解決できることもあります。

プリウスでバッテリーが上がったときの注意点

注意のイメージ

バッテリー上がりの対応では、注意すべきポイントも少なくありません。
不用意な行動がさらなるトラブルを招くことも。
ここでは、プリウス特有のリスクを中心に、知っておきたい注意点を解説します。

他車を救援する行為は故障の原因になる

プリウスはハイブリッドシステムの特性上、他車のジャンプスタートに使うことが推奨されていません。
補機バッテリーの電流容量が小さく、負荷がかかると車両の電装品や制御系に悪影響を及ぼす可能性があります。
救援は「受ける側」にとどめ、トラブル回避のためにも、他車の援助には慎重な判断が必要です。

バッテリー上がり中でもドアを開ける方法

バッテリーが完全に上がっていると、スマートキーでの施錠・解錠ができなくなります。
しかし、ドアハンドルに物理キーが内蔵されているため、それを使って手動で解錠が可能です。
運転席側ドアハンドル下にある鍵穴をカバーごと外し、キーで直接開けましょう。
焦らずに対処すれば、閉じ込めなどの事態も防げます。

再発防止のためにできる予防策とは

車の点検のイメージ

一度バッテリーが上がってしまうと、不安が残ります。
そこで重要なのが「予防」です。
日々の使い方次第で、トラブルの多くは未然に防げます。
ここでは簡単にできる対策を紹介します。

日常的な電装品の使用確認

ライトの消し忘れや、長時間のアイドリング時のエアコン使用など、電装品による消費が原因になることは少なくありません。
エンジン停止時は電装品の使用を極力控え、離れる前にライトやオーディオなどの電源がオフになっているか確認を習慣化しましょう。
小さな意識がバッテリー寿命を大きく左右します。

補機・駆動バッテリーの適切な交換時期

補機バッテリーは3〜5年、駆動バッテリーは8〜10年が一般的な交換目安です。
特に補機バッテリーは短期間で劣化しやすく、上がりやすい部位。
ディーラーや整備工場で定期的に電圧チェックを受け、交換時期を見極めましょう。
純正品または信頼性のある互換品を選ぶことも重要です。

定期的な走行と点検を心がける

プリウスは走行中に駆動バッテリーで発電し、補機バッテリーを充電しています。
そのため、長期間放置すると自然放電でバッテリーが上がるリスクがあります。
週に1〜2回、20分程度の走行を心がけ、車両の状態を保ちましょう。
点検と合わせて、状態を“見える化”する習慣が効果的です。

まとめ

車の運転イメージ

プリウスは高性能なハイブリッド車である一方、特有のバッテリー構造や電装系統を持つため、バッテリー上がりへの理解と対応が不可欠です。
補機バッテリーと駆動バッテリーの役割を正しく把握し、日常的な注意と点検を欠かさないことが、トラブル回避への第一歩です。

また、バッテリー上がり時の正しい対処法や、ジャンプスタートの可否といった基本知識は、いざという時の安心感につながります。
トラブルが起きてから慌てるのではなく、あらかじめ予防策を講じておくことで、快適なカーライフを維持できるでしょう。

定期的な走行、バッテリーの状態チェック、そして使用後のライト確認といった小さな習慣が、大きなトラブルを防いでくれます。
プリウスを長く安全に乗り続けるためにも、この記事で紹介した内容をぜひ実践してみてください。

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