カーリースの車検はどうすればいい?車検費用の払い方や車検の流れなど徹底解説!

更新日:2023.10.19

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  • リース車もマイカーと同じように車検を受けなければならない

  • カーリースのプランによっては車検もすべて任せていいものがある

  • ポチモの「マイメンテプラン」は、車検だけでなくオイル交換や定期点検もしてくれる

自動車は、定期的に車検を受けなければなりません。 車検に通っていない自動車を公道で運転すると法律違反となり、懲役もしくは罰金が科せられてしまいます。

では、カーリースではどうでしょうか?
カーリースは、レンタカーと異なり数年間の貸し借りを前提としていることがほとんどです。 リース車を借りている間に車検の時期を迎えることもあるでしょう。

そこで今回は、リース車での車検はどうすればいいのかを、車検費用の払い方や実際の流れなどと含めて解説していきます。

そもそも車検って何? という、実はあまり知られていない情報も解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください!

カーリースとは?

カーリースとは、リース会社が購入したクルマを、契約者が希望する期間貸し出すサービスです。

カーリースでは、1年以上の中長期で貸し出すことが一般的です。

契約者が支払うのは毎月のリース料金のみですが、そのリース料金は支払い総額 (車両本体価格と利用にかかる費用を全て足した金額)を利用期間で割り算したものなので、 初期費用なども全てコミコミ。

そのため、初月から契約期間中ずっと、毎月定額で好きなクルマに乗ることができちゃうのです!

車検とは

車検とは、自動車を使用するために必ず受けなければならない検査です。

ではこの「車検」、どんなものかご存知ですか?

車検は、道路運送車両法に定められた、技術的な基準である「保安基準」を満たしているかどうかを確認するためのもの。

点検整備とは違うので、車検を通ったから整備しなくても大丈夫!というものではありません。

もう少し詳しく解説しますね。
自動車を使用するためには「自動車検査登録制度」があり、検査には新規検査と継続検査があります。

新規検査:新車登録(届出)のときに受ける検査、または、いったん使用中断した中古車を再度登録(届出)する時に受ける検査

継続検査:いわゆる車検のこと。新規検査以降、車検証の有効期間満了後も引き続き使用するときに受ける検査。

参考:国土交通省Webサイト

一部車両を除く一般的な自動車や、250cc以上の排気量を持つバイクは、一定期間ごとに車検を受けることが義務付けられています。

では、この車検を受けなかったり、基準を満たさないままでいるとどうなるのでしょうか?

車検が切れた状態での運転はアウト

車検切れは「ちょっと忘れていて〜」「1日くらい許してくれるでしょ」などと軽い気持ちで済ませられるものではありません。

車検が切れた状態、つまり自動車検査証の有効期間を過ぎている状態で公道を走ると、道路運送車両法第108条により6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されてしまいます。

「車検が切れてるけど、1日だけだし乗ってもいいか」という考えは通じませんので、車検を切らさないようにしっかり注意しておきましょう!

車検がここまで厳しく取り締まられているのには理由があります。
なぜここまでされてまで車検を受けなければならないのでしょうか?

なぜ車検を受けないといけないのか

ずばり「保安基準を満たしていない自動車は公道を走ってはいけない」と法律(道路運送車両法)で定められているからです。

先ほども登場した「保安基準」。
そもそもなんの基準? と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

保安基準とは、自分の身はもちろん周囲の安全を保証するために作られた技術的な判断基準です。
たとえば、車両の構造や装備の基準、外観、排気ガス、車両の積載量などが定められた基準として挙げられます。

保安基準を満たしていない車は故障や事故を起こす確率がとても高まってしまいます……。

もし、高速道路を走っている途中で車が壊れてしまったら?
ブレーキが効かず、スリップしてしまったら?

自分だけでなく、周りを巻き込んでしまう大きな事故になってしまうかもしれません。

また、保安基準には環境の保全に考慮した項目もあります。
保安基準を満たしていない車は、環境にも悪影響を与えてしまうのです。

なので、法的に決められているからと思うだけではなく、自分や周囲の人たち、環境のために車検は忘れずに受けるようにしましょう。

車を所有する人の義務には、車検だけでなく「法定点検」もあります。
点検整備である法定点検と車検は、行う意図や内容などが少しちがうので「車検受けてるしいいでしょ」と思わず、しっかりと法定点検も行いましょう!

車検と法定点検は違うの?

車検は保安基準を満たしているかどうかの確認であって、車の故障箇所などをチェックするものではありません。

一方の法定点検は整備のための点検です。
壊れそうな箇所がないか、交換したほうがいい部品はないか、など車のトラブルや運転時のリスクなどを軽減するための点検なんです。

法定点検は、法律で1年ごと、もしくは2年ごとに受けるよう義務付けられています。 しかし、車検とは異なり法定点検を受けなかったからといって罰則があるわけではありません。

罰則がないため「それなら法定点検は受けなくていいか」と思う方もいるかもしれませんね。

しかし、自身や同乗者、周囲の人たちのことを考えるとやっぱり受けておいた方がいいでしょう。
法定点検を受けておけば避けられたのに……とならないように、法定点検もしっかりと受けておくと良いですね!

車検はどこで受ける?

車検を行ってくれるのは、いわゆる「車検業者」です。
車検業者は大きく5つに分類されます。

  • ディーラー
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • 車検専門店
  • 整備工場

料金の安さを売りにしているところは、チェック体制をマニュアル化し効率をよくすることで安価なサービスを実現しています。

逆に、料金が少し高めに設定されているところはより丁寧なチェックが特徴で、安心感があります。

どちらが自分に合っているかを確認してから車検を頼むといいですね!

なお、自分で車検を行うことも可能です。「ユーザー車検」と呼ばれるものですね。
しかし、専門的な知識が必要なうえに車検で用いる検査道具などをそろえる必要があります。自分の時間も奪われるため、あまりおすすめはできません。

ディーラー

ディーラーは、取り扱うメーカーの車のプロといえます。
また、車検時に修理・交換が必要な際にはメーカー純正の部品を使用するので、車検整備の質が高いという特徴があります。

純正部品はメーカーが自社製品のために作った部品なので、品質はもちろん信頼性もとても高い水準で確保できるのがおすすめポイント!

適合性が高いために、車体性能の比較的長期間の維持も期待できます。

しかし、純正部品は社外製品よりも高いというデメリットも……。
部品によっては、社外製品の2〜3倍の値段がするケースもあるんです。

さらに、ディーラーは車検の合否に関係のない部品も早いうちから交換することもあります。顧客の安全や長期的なコストを考えてのことですが、とはいえ交換点数が増えることで、その分費用が増してしまいます。

こういった理由があり、ディーラーは他の業者と比べると車検料金が少しお高めな設定です。

カー用品店

カー用品店では部品の交換費用が安く抑えられるというメリットがあります。
車検に対応した部品を在庫として取り揃えているから、安価で提供ができるというわけです。

さらに、営業時間が長いという特徴も。土日も営業している店舗もあるので「平日は仕事が忙しくて行けない……」という方でも安心ですね!

しかし、メリットだけではありません。
店舗によっては外国車に対応していないこともあるので、事前に確認しておくと安心でしょう。

ガソリンスタンド

最近では車検が受けられるガソリンスタンドも増えてきています。

他の業者と比べると店舗数が多く、あらゆるところに存在しているといえるでしょう。
そのためアクセスしやすく、利便性にも優れているのが大きな特徴です!

また、車検費用を基本的に安く設定しているところが多いので、気軽に頼むことができるでしょう。

さらに、車検を受けるとガソリン値引きを受けられるサービスがあることも!

車検専門店

車検専門店は、その名のとおり「車検に合格することを目的としたお店」。
車検に合格するための設備に特化しており、検査項目は車検の合否に必要なもののみに設定されていることが多いようです。

そのため、車検費用が安価で済むうえに短期間で車検を終わらせられるんです!
とても魅力的だと感じる方も少なくはないのではないでしょうか。

店舗によっては数時間で終わることもあるので「しまった、車検は今日までだった!」と大慌ての人に特におすすめです。

整備工場

街の整備工場や個人経営の工場ならではの魅力として、店員さんとの距離の近さが挙げられます。

家が近所であったり付き合いが長かったりする場合は、丁寧なサービスを受けられたり、細かな相談・点検をお願いしやすいでしょう

これらの工場では、車を持ち込んだ翌日に戻ってくるパターンが多いです。
予約が立て込んでいる場合は3~4日かかることもあるため、車検に日数をかけられない人にはおすすめできません。

また、工場ごとの作業スピードや整備の質、サービス内容に差があることは頭に入れておきたいところですね。

車検を受ける時期は?

参考:国土交通省Webサイト

最初の車検は新車登録から3年後ですが、その後は2年ごとに受けるようにと決まっています。
しかしこれはあくまでも自家用乗用車のお話。
旅客機や貨物車など、車種によって車検の年数は変わります。

車検の有効期間はある?

自家用車の場合、車検の有効期間は新車登録から3年、以降は2年と設定されています。
次の車検がいつなのかは、フロントガラスに貼ってある車検シールで確認ができます。

ちなみに、車検は基本的にいつでも受けられます。

しかし、だからといって無計画に受けるのはおすすめできません……。
1ヶ月前より早い段階で車検を受けると、有効期限がその分縮まってしまうからです!

有効期限が1ヶ月縮まってしまう?車検のベストタイミングとは

自家用車の車検の有効期限は、初回登録日から3年間。それ以降は2年間です。

たとえば2020年8月20日に2度目の車検を受けた場合、車検が切れるのは2年後の2022年8月20日です。

「この月は忙しくて予約できるかわからないし、早めに車検を受けておこうかな」ということで2ヶ月前や3ヶ月前など、自分の好きなタイミングで車検を受ける人も決して少なくはないでしょう。

しかし、車検を受けるベストなタイミングは“1ヶ月前”!

実は、車検の満了日から1ヶ月前〜車検の満了日の間であれば、いつ車検を受けても次の車検満了日は2年後の同日に設定されるのです!

つまり、上記の例でいえば2022年7月20日〜2022年8月20日までの間に車検を受ければ、次の車検日は2024年8月20日に固定されるというわけです。

逆に、1ヶ月より早い段階で車検を受けてしまうと、満了日がその分ズレこんでしまうため注意しましょう!

「でも1ヶ月より前からどうしても車検を受けたい!」
という方は、指定自動車整備事業者(指定工場)に車検をお願いしましょう。次回満了日は変わらないまま、45日前から車検を受けることができ、次回満了日は2年後の同日となります。

車検の手順

まずすべきことは見積もりです。
いろんな業種を比べてみて、どこがいいのか検討しましょう!

どの業者に頼むのか決まったら実際に予約をしましょう。希望日の1ヶ月前くらいから受け付けていることが多いので、電話で確認してみるのがベストです。

車検の当日、準備した書類と車をお店に持ち込みます。

必要な書類などは下記の4点です。

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 自動車税納税証明書
  • 印鑑

車検証と自賠責保険証は車内で保管しておくように義務付けられているので、すぐに見つかると思います。

ただ、もし紛失していた場合はすぐに再発行の手続きを行いましょう!  車検証は運輸支局で、自賠責保険証は加入している保険会社、もしくはその営業所で再発行ができます。

納車が何日なのかを教えてもらえるので、その日に車を受け取りに行きましょう。

車検にかかる費用は?

車検の費用は「法的費用」「車検基本料」「部品交換費用」の大きく3種類に分けられます。

法的費用

法的費用は法律によって金額がすでに決められているものです。

「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」が含まれます。

車検基本料

車検基本料や部品交換費用は、頼む業者や交換した部品などによって金額が変化します。 車検基本料には「法定点検の整備代」や代行手数料が含まれています。

車の整備には車検以外に「法定点検」があります。
1年ごとに行う「12ヶ月点検」と2年ごとに行う「24ヶ月点検」です。
業者へ車検を頼むと、この点検も一緒に行ってくれます! なので、その分の費用が増してしまう、というわけなんです。

カーリースの車検はどうなるの?

リース車でも、その時期がきたら車検は必ず行わなければなりません。

カーリースだから特別になにかが変わるというわけではなく、マイカーのように自分で車検業者へ予約をして……、という流れです。

しかし、カーリースのプランによっては車検業者を探す手間が省けます。
車検の時期が近づいたら、リース会社や整備してくれる工場などから連絡があるのです。

「あともう少しで車検だから、ここの車検業者に持って行ってね〜」とはがきが送られてきます。その指示に従い、車を持っていきましょう。

また、費用に関しても同じです。
車検が含まれていないプランだと、車検を受けるタイミングで支払わなければなりません。
車検も含まれたプランだと、毎月定額のリース料金に車検費用も含まれています。

カーリースの車検にかかる費用は?

基本的に、毎月支払う料金とは別に車検費用が必要なケースが一般的だと思ってよいでしょう。
マイカーと同じように車検を受けるときに上記で説明した費用が発生します。

しかし、カーリースは会社やプランによって、月額料金に車検費用もすべて含んでいる場合があります。

出光興産の提供するカーリース「ポチモ」では車検費用もコミコミの「マイメンテプラン」があります!カーリースの契約を行う際に「マイメンテプラン」を選択していただくことで、車検はもちろん、法定点検やオイル交換までしてくれるので安心ですね。

カーリースで車検を受ける方法

自分で業者を探す

カーリースには車検代もコミコミのプランがあります。
その場合はリース会社からの指示に従えば良いのですが、そういったプランに入っていない場合は自分で車検業者を探す必要があります。

どの車検業者がいいのかについては前の章で説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

提携業者に依頼する

上記画像はポチモを参照しています。

車検などのメンテナンスがコミコミのプランの場合は、整備が必要な時期になるとハガキなどで連絡がきます。

ポチモでは、近隣のapollostationで車検を受けることができます。
場合によっては提携している整備工場での車検になります。

今回例に挙げているポチモは、apollostationなどを運営している出光興産(株)によって提供されているサービスです。
出光と提携している整備工場のため、安全性や信頼性はバッチリだといえます!

お得なのは車検費用だけじゃない!カーリースのメリット・デメリット

カーリースは場合によって、車検費用までプランに組み込まれていることがあります。
これはカーリースの大きな特徴であり、メリットです。

もちろん、カーリースのメリットがこれだけ、なんてことは言いません。
カーリースにはいろんなメリットが勢揃い!

この章ではカーリースのメリットとデメリットについて紹介しています。

また、具体的な例として出光興産が提供している人気のカーリース「ポチモ」を挙げていますので、興味のある方はぜひWebサイトをご覧ください。

メリット

カーリースのメリットとしては下記の4点が挙げられます。

  • 毎月のリース料金に維持費が含まれている
  • 頭金なしの月々定額でクルマを利用できる
  • 幅広い車種から自分の好きなクルマが選べる
  • ネットで簡単に申し込みができる

一つずつ見ていきましょう。

毎月のリース料金に維持費が含まれている

クルマを購入すると、車検などのメンテナンス費用は、そのたびに自分で支払う必要があります。

一方、カーリースだと毎月のリース料金に車検代などがすでに含まれているサービスやプランが用意されていることがほとんどです。

ポチモの「マイメンテプラン」であれば月々のリース料金に「車検」「法定点検」「定期点検」「オイル交換費用」や「自賠責保険料」「自動車重量税」などのメンテナンス/法定費用がすべてコミコミ!

購入したときに発生する初期費用や途中のメンテナンス費用も含んだうえでリース料金が設定されているので、定額のリース料金を支払うだけで済むんです。

頭金なしの月々定額で車を利用できる

車をローンで購入する際、車両本体だけでなく「頭金」「登録にかかる費用」「納車費用」いわゆる「初期費用」についても考えなければなりません。

毎月のローン支払額に含まれるのは、車両本体にかかわる費用だけ。 そのため、最初にまとまったお金の準備が必要です。

しかし、カーリースの場合は初月から毎月定額で、税金などの諸費用がリース料金に含まれていることが一般的です。

特に、ポチモの場合は頭金なしの初期費用0円!
税金なども月額リース料金に含まれています。

手元にまとまった資金がなくて車の購入を諦めていた方でも、車を持つことができちゃいます。

幅広い車種から自分の好きな車が選べる

レンタカーやカーシェアの場合、乗れる車が限定的です。
そのため、「選択肢に希望の車種がない」ということが起こりがちです……。

また「乗りたい車はあるけど、使いたいときに空きがなかったから違う車にしないといけなかった」ということもあるかもしれません。

カーリースなら、国産メーカーの現行モデルから過去のモデルまであらゆる車種が用意されています。

グレードや色も選べるので、自分好みのこだわりの1台を選べるでしょう。

車は移動手段としてだけでなく、乗る人のモチベーションを上げてくれたり、趣味のひとつとしても重要な役割を果たしてくれます。
気に入った車種を選べるのは、大きなメリットのひとつですね。

ネットで簡単に申し込みができる

車を購入する際には、車種やグレード選び、オプション選び、見積もり、そして契約から納車にいたるまで、何度もお店に出向いて担当者と打ち合わせする必要があります。
忙しい方にとっては「十分な時間が確保できない」といった悩みもあるでしょう。

その点、カーリースはネット上で申し込める点もメリットです。

お店に何度も行ったり、打ち合わせ日を決めて担当者と交渉したりする必要がありません。
すきま時間を使ってウェブサイトで自分好みの車をかんたんに選べて、さらに、自宅まで納車してもらえる場合が多いため、時間を有効活用できます。

一方でデメリットも存在します。

デメリット

カーリースのデメリットは下記のとおりです。

  • 走行距離に制約があることも
  • 事故を起こすと追加料金を請求される場合がある
  • グレードやオプションが自由に選べない場合がある

走行距離に制約があることも

カーリースを提供するサービスによっては、走行距離に制限をつけているところもあります。
その場合、上限を超えてしまうと追加で費用を支払わなければなりません……。
走行距離に気をつけながら運転をする必要があるんです。

とはいったものの、なんと同じカーリースであるポチモには走行距離の制限がありません!
毎日通勤時に車を使っても、休日にドライブで車を使っても大丈夫。
「距離に制限があるからな……」と遠慮をする必要はないのがうれしいですね!

事故を起こすと追加料金を請求される場合がある

リース車が大破してしまうほどの事故にあった場合、契約の続行が不可能と判断されてしまいます。契約期間が残った状態での解約を「中途解約」と呼びますが、カーリースでは中途解約は原則できません。

リース会社からしてみれば、まだすべて支払われていない料金の回収を行いたいわけです。

そのため、不慮の事故であったとしても契約者はローンの残債に当たる「中途解約金」の支払いをしなければならないのです。

「自分は事故を起こさない」と思っていても、いつ、どんなタイミングで巻き込まれるかもわかりません。

もし中途解約金が発生したとしても、車両保険(任意保険)に加入していればその分の金額を支払ってくれます。

また、任意保険に加入していれば、電柱やガードレールなどの対物(対物賠償保険)や相手の車両(車両保険)に対しても補填をしてくれるのです。

中途解約が発生するほどの事故を起こす可能性は高くはないかもしれません。
しかし、車を傷つけてしまったり相手の車にぶつけてしまったり、という事故を起こしてしまうかもしれない、と常に警戒しておきましょう。

そういったときのために、念には念をいれて自動車保険に加入しておいた方が安心ですね。

グレードやオプションが自由に選べない

契約するカーリースの提供会社によっては、グレードやオプションが限定的になることも。

なお、中古車の場合、リースであっても購入であっても、オプションの選択肢の幅は新車リース・購入の際よりも狭くなります。中古車の場合、メーカーオプションを付けることができず、希望が叶わないケースもあるため注意しましょう。

また、中古車は同じ種類の車であっても、同じ状態のものはありません。 すでに多くのオプションがつけられた車もあれば、最低限のものしかついていないものも……

欲しいと思った車に希望のオプションが付いていれば特に問題はありません。しかし、オプションがついていないものもあれば、特にいらないオプションがつけられているパターンもあるでしょう。

カーリースのポチモは車検費用もコミコミに

出光興産の提供するカーリース「ポチモ」は、車検費用なども毎月のリース料金にコミコミにできるお得なサービス。

「マイメンテプラン」を選べば、「車両代金」や「車検代」はもちろん「法定点検」「オイル交換代」「税金・登録諸費用」「定期点検」などの代金がすべてコミコミ! 支払いは毎月定額で大丈夫!

さらに、ポチモの特徴として「契約終了後にクルマがもらえること」が挙げられます。 クルマが自分のものにならないから……と、あきらめる必要はありません!

他社のサービスだと、契約終了後にクルマをもらうためにはオプションで選択しなければならないことがあります。そのような場合は追加料金が必要になることがあるので注意しましょう。

ポチモの中古車リースは納車前に車検をしてくれるから安心

ポチモの中古車リースでは「車検」「整備」「清掃」を行ったうえでお客さまのところへ車をお持ちします!

「中古車」と聞いてさまざまな不安を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

「『中古車』?古くて汚いんじゃないの?」
「中古車ってなんか独特なにおいがしそう」

など、中古車に対するイメージがすべてくつがえされる!……かも?

ポチモはそもそも取り扱っている車にこだわりを持っています。

中古車は中古車でも、ポチモに掲載されているのは独自審査“B+”以上のもの。
B+は新車登録から登録12年以内、走行距離が10万km以内で、中程度のキズが2箇所までのもの。傷が3箇所以上あるものは取り扱っていません!これは、中古車としては良好な状態です。
B+のうえにはA、S、SSとあり、SSまでいくと新車にほぼ近い状態のものを指します。

厳しい条件をクリアしたものしか取り扱っていないうえに、納車前に車検・点検・清掃を行った状態で車をお届けするところが、ポチモのおすすめポイントのひとつです!

まとめ

車検はかならず受けなければなりません。
マイカーだけでなく、リース車ももちろん受ける必要があります。

マイカーとカーリースとの車検手続きの方法に大きな違いはありません。
必要な書類を持って、自分で予約した車検業者へ持っていきましょう。

車検が必要なのはわかるけど、めんどくさい……という方には、カーリースがおすすめです。カーリースのメリットの1つは、車検コミのプランがあるところ!

たとえば、ポチモの「マイメンテプラン」では車検費用も毎月のリース料金にコミコミなので、車検はポチモ頼みでOK。

車検の時期が近づくとはがきでお知らせをします。そのはがきに従い、当日に車と書類を指示のあった場所へ持っていくだけ!

車検業者を探す手間もないですし、車検当日にまとまった費用の支払いもすることもありません。

車検をしてくれる場所は出光興産(株)のガソリンスタンドapollostationや提携業者のため、信頼感もばっちりです!

\まとまった資金がなくても車が持てる/

この記事の監修者

この記事の監修者 | ファイナンシャルプランナー | 柚木 康之 ゆずき やすゆき

Coco.Life株式会社取締役副社長
ファイナンシャルプランナー
保有資格:CFP®︎/1級FP技能士、証券外務員資格第一種

柚木 康之ゆずき やすゆき

食品メーカーから外資系金融会社に転身後、ファイナンシャルプランナー(FP)として独立。2008年5月には熊本県でCFP®認定者(日本FP協会上級資格)第一号となり、現在は来店型FPショップで地域密着型の活動を続けている。「ひたすら、皆さまの満足のために」をモットーに、“家計のホームドクター“として、年間300人以上のお客様へ「お金」に関するアドバイスを行っている。

よくあるご質問

マイメンテプランにご加入のお客さまへは、車検の2ヶ月前にはがきでご案内しております。
はがきにリース車をお持ちいただく場所などを記載しています。
ご自身のご都合の良い日に、必要書類を準備したうえで記載された場所まで車をお持ちください。

近隣のapollostationをご提示いたします。
もしご自宅付近に上記店舗がなかった場合は、出光興産(株)との提携業者をご紹介いたします。

マイメンテプランには下記の6項目が含まれています。

  • 車両本体価格
  • 車検代
  • 法定点検費用
  • オイル交換
  • 税金・登録諸費用
  • 定期点検費用(半年ごと)

マイメンテプランでは、なんと車検と法定点検に加えて半年ごとの定期点検も行なってくれるんです!
さらに、エンジンオイルの交換は半年ごとに行われる定期点検時に“かならず”行います。

ポチモのもう一つのプランである「メンテなしプラン」には、車両本体価格と税金・登録諸費用の2つが含まれています。こちらもシンプルで費用が抑えられているのでおすすめです。