カーリース契約終了後、どうなる?後悔しないための選択肢と手続き

更新日:2025.06.25

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カーリースは、車を購入せずに月額料金で利用できる便利なサービスです。しかし、契約期間が満了した後に「この車はどうなるの?」「何か手続きは必要?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カーリース契約終了後にどのような対応が必要なのか、どんな選択肢があるのかを詳しく解説します。知っておくことで後悔を防げる、大切なポイントが満載です。

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  • カーリース契約終了後の主な選択肢がわかる

  • 契約満了前に確認すべき注意点が理解できる

  • 後悔しないためのチェックリストが手に入る

カーリース契約終了後にとれる3つの選択肢

カーリースの契約期間が終わったあと、利用者は大きく分けて3つの選択肢の中から次のステップを選ぶことになります。

それぞれの特徴を把握しておくことで、ライフスタイルに合った判断がしやすくなります。

車を返却する場合

最も一般的なのが、契約満了時に車をリース会社へ返却する方法です。契約どおりの使い方ができていれば、特別な追加費用が発生することはほとんどありません。
ただし、走行距離が制限を超えていたり、外装・内装に大きなキズや汚れがある場合は、追加費用がかかることもあるため、事前の確認が重要です。

返却する際には、車検証や自賠責保険証などの書類、スペアキーや備品もすべて揃える必要があります。これらが不足していると、費用が加算される可能性もあるので注意しましょう。

車を買い取る場合

愛着のある車をそのまま所有したいという場合には、「買取り」という選択肢があります。これは、リース契約終了時にリース会社へ残価(ざんか:契約時に設定された車の将来価値)を支払うことで、車を自分のものにする方法です。

ただし、残価は相場より高めに設定されているケースもあります。事前に買取価格を確認し、同等の中古車と比較したうえで判断することが大切です。資金に余裕がある方や、使い慣れた車を引き続き使いたい方には適した選択です。

再リース・延長を希望する場合

契約期間は終わったけれど、もうしばらくその車を使いたい──。そんなときは、再リースや契約の延長を相談してみましょう。一部のリース会社では、短期間の再リースに対応しているところもあります。

ただし、再リース中は車検費用や整備費が自己負担になるケースが多く、月額料金も変わる可能性があります。そのため、総額をよく確認したうえで契約するようにしましょう。

契約満了前に確認しておきたいポイント

カーリースの契約が終了するタイミングは、数年に一度しか訪れません。

だからこそ、いざそのときが来たときに「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前にチェックしておくべき項目があります。ここでは特に重要な3つのポイントをご紹介します。

走行距離制限とその超過リスク

カーリースでは、多くの場合「年間○○kmまで」といった走行距離の上限が設けられています。もしこの距離を超えてしまうと、1kmごとに数円〜十数円といった追加料金が発生することがあります。

たとえば、年間1万キロの契約で3年間借りていた場合、合計3万キロまでが許容範囲という計算になります。
意外と見落とされがちですが、週末にドライブへ出かける機会が多い方などは、うっかり上限を超えてしまうことも。

契約満了の数カ月前には、走行距離のチェックをしておくと安心です。

車の傷や修復履歴のチェック

日常的に使っている車には、どうしても小さな傷や汚れがついてしまうものです。
ただし、リース契約では「原状回復」が基本となるため、返却時に過度なダメージがあると修理費を請求されることがあります。

特に、バンパーの擦り傷やドアのへこみ、車内のタバコの臭いやシートの汚れなどは、追加費用の対象になりやすいポイントです。

気になる箇所があれば、返却前に一度点検に出す、あるいは自費で補修することで、費用を抑えられる可能性があります。

費用の精算や違約金の可能性

契約期間を途中で変更したい、あるいは途中解約したいという場合には「違約金」が発生することがあります。

しかし、契約満了まできちんと利用すれば基本的に違約金は発生しません。

ただし、契約満了時に「精算方式」が設定されているプランの場合は注意が必要です。これは、返却時の車の価値と、契約時に見込まれていた残価との差額を清算する方式で、相場より価値が下がっていればその分を請求されることも。

費用面でのトラブルを防ぐためにも、契約書の内容を今一度確認しておきましょう。

契約終了前後の手続きの流れ

カーリースは月々の支払いがスムーズな分、契約終了時の手続きについてはあまり知られていないかもしれません。ですが、事前に流れを把握しておくことで、慌てずにスムーズな対応ができるようになります。

ここでは、契約満了前後に行うべき手続きを3つのステップでご紹介します。

満了の案内はいつ届く?

多くのリース会社では、契約満了の数カ月前(おおむね3カ月〜6カ月前)に「満了通知書」や「継続・返却に関する案内」が郵送またはメールで届きます。この通知は、契約終了後の選択肢(返却・買い取り・再リースなど)について考えるきっかけになります。

このタイミングで、自分の希望やライフスタイルに照らし合わせて、次にどうするかを検討しはじめるとよいでしょう。

対応が遅れると、希望どおりの手続きが間に合わないこともあるため、通知が届いたら早めに動くことをおすすめします。

必要書類と返却準備について

車を返却する場合には、いくつかの書類や付属品を揃える必要があります。一般的には以下のようなものが求められます。

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • スペアキー
  • メンテナンスノートや取扱説明書
  • ETCカードやドライブレコーダーなどの外付け機器(契約内容に応じて)

また、車内の清掃や私物の撤去も忘れずに。小さなゴミや私物が残っていると、返却時に手間がかかることもあります。

査定でマイナス評価を受けないためにも、できる限りきれいな状態で返却しましょう。

トラブルを防ぐための事前点検のすすめ

返却直前になって不備が見つかると、思わぬ修理費や追加費用が発生する可能性も。こうしたトラブルを避けるためには、事前点検がおすすめです。

リース会社が提携する整備工場やディーラーで無料点検を受けられることもあるため、案内があれば積極的に活用しましょう。

特に、走行距離やタイヤの状態、車体の傷や凹み、オイル漏れなどは査定時のチェックポイントとなります。

見落としがちな部分も含めて、きちんと確認しておくことが安心につながります。

後悔しない選択をするために

カーリースの契約終了時には、複数の選択肢が用意されていますが、「なんとなく」で決めてしまうと、後になって「こうすればよかった」と感じてしまうこともあります。

そこで大切なのは、自分の生活スタイルや価値観にしっかりと向き合ったうえで、納得のいく判断をすることです。ここでは、後悔しないために意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。

ライフスタイルと予算を見直す

契約時と比べて、日々の使い方や家計の状況が変わっていることもあるはずです。たとえば、通勤スタイルが変わったり、子どもが成長して送迎が不要になったりすると、そもそも今の車が本当に必要かどうかを見直すきっかけになります。

また、カーリースを継続するのか、別の車に乗り換えるのかを決める際には、今後数年間の予算をシミュレーションしておくと安心です。

月額費用だけでなく、車検や整備費、任意保険などの負担も含めて総額で考えることが大切です。

リース会社に事前相談しておくメリット

「買い取るかどうか迷っている」「再リースできるか不安」──そんなときは、遠慮せずにリース会社へ相談してみましょう。契約終了の数カ月前であれば、まだ選択肢に余裕があります。

相談することで、リース終了後の具体的な選択肢や費用の見積もりが事前にわかります。中には、買い取り価格の割引や、再リース時の優遇プランなど、案内がないとわからない情報が得られることもあります。

早めに動くことで選択肢の幅が広がるという点でも、相談はおすすめです。

比較検討する際のチェックポイント

新たに車を持ちたいと考えるなら、カーリースの延長だけでなく、買い取りや別の新車リース、中古車購入も含めて比較検討してみましょう。

その際にチェックしておきたいポイントは以下の通りです。

  • 今後もその車に乗り続けたいか
  • 毎月の支払い額が生活に合っているか
  • メンテナンスや車検などの手間と費用
  • ライフイベント(転職・引越し・家族構成の変化など)の可能性

こうした条件を総合的に見直すことで、「なんとなく」ではない、自分らしい選択ができるはずです。

まとめ

カーリースの契約終了後は、「返却」「買い取り」「再リース」といった複数の選択肢が用意されています。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分にとってベストな選択肢は人それぞれ異なります。

契約終了の数カ月前には、満了に関する案内が届くことが多いため、そのタイミングであらためて現在のライフスタイルや予算を見直してみるのがおすすめです。

また、走行距離や車の状態を事前にチェックしておくことで、不要な追加費用を防ぐことにもつながります。

どの選択肢をとるにしても、重要なのは「後悔しない判断をすること」。リース会社への相談や比較検討を通じて、自分に合った形で次のカーライフをスタートさせましょう。

よくあるご質問

原則として、自動的に延長されることはありません。
多くのリース会社では、契約満了が近づくと案内書類が送られてきます。その中で「返却」「再リース」「買取」のいずれかを選択する形式になっており、利用者の意思確認が必要です。

ただし、返答を長く放置していると、リース会社から連絡が来るまで車を使い続ける「暫定延長」の扱いになることも。その場合、別料金が発生する可能性もあるため、早めの対応を心がけましょう。

残価(ざんか)の設定によっては、市場相場より高くなることもあります。
リース契約時には、将来の価値(残価)があらかじめ設定されています。この金額は実際の中古車相場よりやや高めに見積もられているケースもあるため、買い取りを希望する場合は、事前に他の中古車と比較しておくと安心です。

また、車の状態が良く、走行距離も少ない場合は、リース会社によっては柔軟に買取価格を調整してくれることもあります。まずは見積もりを依頼してみるとよいでしょう。

契約時に定められた上限を超えた分については、追加料金が発生します。
リース契約には「年間○○kmまで」という距離制限があることが多く、それを超えると、1kmごとに定められた料金が加算される仕組みです。たとえば、1kmあたり10円の超過料金が設定されていた場合、1,000kmオーバーすると1万円の追加費用となる計算です。

契約終了前にメーターを確認しておき、不安がある場合はリース会社に相談して対応を確認しておくのが賢明です。