更新日:2024.03.21
新車同様の状態で登録(届出)がされたものが新古車
正式名称は「登録(届出)済未使用車」
新古車よりもお得!手軽に新車に乗れる「ポチモ」の新車カーリース
「新古車」をご存じでしょうか?
「新車・中古車はわかるけど『新古車』ってなんだっけ?」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、新古車の意味、新古車選びのポイントなど、新古車についてまるっと解説していきます。
新古車とは?新車や中古車との違い
「新古車」という言葉を聞いて「新車・中古車とは何が違うの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この章ではまず、新古車について、新車や中古車と比較しながら解説していきます。
新古車とは?
新古車とは、新車のように状態が良い中古車のことです。
「中古車」と聞くと、使い古された車というようなイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は中古車と使用歴などにはなんの関係もないのです。
使用歴などに関係なく、登録(届出)がされたものをすべて「中古車」と呼びます。
新古車は限りなく新車に近い状態のものが多いのですが、登録されているため「新車」と名乗ることができません。
そのため「新古車」という名称が使われているのです。
しかし、絶対にこれ!という定義はありません。
新古車はディーラーの販売ノルマ達成、試乗車や展示車としての利用を目的に登録される場合がほとんどなので、走行距離が少なく、キズや修復歴などもないのが一般的です。
新古車と未使用車の違いは?
以前は新古車という言葉がよく使われていましたが、最近では「未使用車」という言葉が多く使われています。
これは自動車公正取引協議会の規定により「登録(届出)済未使用車」という正式な名称が付けられたためです。
「登録(届出)済未使用車」の定義は「初度登録(届出)された車両」かつ「使用または運行していない車両」とされています。
つまり、新古車には試乗で使われたものなども含まれますが、登録(届出)済未使用車には試乗車は含まれません。
初度登録されていて、かつ使用されていない車に限定される、というわけです。
なお、このコラムは新古車について解説しているので、特に注意書きがなければ新古車=登録(届出)済未使用車として記載します。
買ってはいけない?新古車のデメリット
インターネットで「新古車」という単語で検索した際「新古車 買ってはいけない」というワードが目に入ったことはありませんか?
なぜ新古車は買ってはいけないと言われているのでしょうか?
もしかしたら、新古車のデメリットが「買ってはいけない」と言われてしまう理由かもしれません。
この章では新古車のデメリットについて詳しくみていきます。
新古車のデメリット
新古車のデメリットは、以下の3点です。
- 在庫がある場合にしか購入できない
- 車種や色、メーカーオプションなどを自由に選べない
- 「ワンオーナー車」でないことで売却時の査定に影響することも
車にこだわりがある方や、将来的な車の売却のことも視野に入れている方にとってはたしかにデメリットとなる特徴ですが、 これらに当てはまらない方にとってはそれほど大きなデメリットとは言えないでしょう。
在庫がある場合にしか購入できない
新古車は、基本的に現車販売です。
そのため、在庫がないと手に入れることができません。
また、新古車の流通量は少ないため、販売店で見つけるのが難しい場合も......。
さらに、新古車は人気が高いため、気に入った車があればすぐに購入しないと、売り切れてしまうこともよくあります。
即断即決を迫られる一方で、後悔する可能性もあるため、普段から車の条件や予算を考えておくことが重要です。
車種や色、メーカーオプションなどを自由に選べない
新古車はすでに登録された車両であるため、販売店にある在庫から選ぶことになります。
そのため、希望する車種やグレード、カラーを見つけるのが難しい場合があり、妥協が必要な場面もあるかもしれません。
新車であれば、メーカーに注文してオプションをつけることもできますが、新古車ではそれができない点も大きな制限となります。
「ワンオーナー車」でないことで売却時の査定に影響することも
新古車がワンオーナー車でない場合、つまり複数の持ち主がいた場合、車の査定額に影響を与える可能性があります。
中古車市場でよく言われる「ワンオーナー」とは「過去に新車登録を行ったオーナー(所有者)が1人しかいない車両」のこと。
所有者の人数が多くなれば、車の過去の事故やメンテナンスの履歴、使用状況などが把握しづらくなるため、査定額が低くなることがあるといわれています。
そのため、もし自分が購入した新古車を将来的に売却することになった場合、ワンオーナーではないことが査定にひびき、想定よりも低価格になってしまうかもしれません。
新古車ならではのメリット
先ほどは新古車のデメリットをいくつかご紹介しましたが、もちろん新古車にはメリットもたくさんあります。
新古車のメリットは以下の4点です。
- 新車より価格が安い
- 新車より納車が早い
- 中古車より状態が良い
- 中古車より車検までの期間が長い
それでは、新古車のメリットを詳しくみていきましょう。
新車より価格が安い
新古車のメリットの一つとして、新車より価格が安いことが挙げられます。
車両本体価格はもちろんですが、税金・保険料なども新車購入時よりも抑えられます。
新古車は状態としては新車に近いものの、法的な観点で見れば「中古」です。
そのため、車両本体価格は完全な新車より安く設定されます。
また、税金・保険料なども新車購入時より抑えられます。
車にかかる税金の一部である自動車重量税は、新古車の場合は車両登録時に支払われます。
最初の車検は車の購入から3年後。
新古車はすでに3年分の税金が支払われた状態なので、もし購入した新古車の初回車検時期がまだ先であれば、その分税金の支払いで得をしたと言えるでしょう。
新車より納車が早い
新車の場合、受注生産のため、注文から納車までに3週間〜1カ月ほどの時間がかかります。
人気車種だと、なんと半年から1年待ちというケースも......。
そんなに待てない!という方には、新古車がおすすめです。
新古車はすでに完成しているものを販売しているため、新車を納品するよりも短期間で納車が完了します。
一般的には、3〜10日ほどで納車ができるといわれています。
新古車は早く自分の車に乗りたいと考えている方にもおすすめです。
中古車より状態が良い
通常の中古車は走行距離が長く、使用歴も長いため、故障のリスクが高いことがよくあります。
一方、新古車は新車とほぼ同じ状態です。
新古車は中古車として扱われますが、新車に近い状態のため、通常の中古車よりも状態が良く故障のリスクも低いと言えます。
中古車より車検までの期間が長い
新古車は、新車登録から間もないため、一般的な中古車と比べて車検までの期間が長いというメリットがあります。
日本では、新車は初回車検が3年後、その後2年ごとに必要です。
中古車の場合、車検が切れていて購入後すぐに車検を受けなければならないケースもよくあります。
しかし、新古車は中古車と比べて車検までの期間が長く、手間や費用面で中古車より楽だといえます。
ただし、車検までの期間は車によって異なるため、購入時には必ず確認しましょう。
新古車購入時の注意点とは?
新古車は、状態のよさや価格面が注目されることが多いですが、中古車購入前には注意しなければならない点もいくつかあります。
新古車購入時の注意点は以下の3点です。
- 車両の状態を確認する
- 保証があるかを確認する
- 車検時期やローンの金利に注意する
それぞれ詳しくみていきます。
車両の状態を確認する
新古車は、走行距離は少ないものの、保管中にキズや汚れがついてしまうことも......。
特に屋外で展示されていた車は日焼けでボディが傷んでいる場合があります。
他にもサビがないか、塗装が劣化していないか、など、購入前に車両の状態を入念に確認しましょう。
保証があるかを確認する
新車購入の場合には、メーカー保証がついているため、保証期間内であれば無料で修理が受けられます。
一方、新古車には保証がない場合があるため、保証の有無を必ず確認しましょう。
メーカー保証を受けたい場合には、「保証継承」を行うことで前の使用者から保証内容を引き継ぐことができます。
ただし、保証継承の手続きは販売店などによっても変わるので事前に確認しておきましょう。
車検時期やローンの金利に注意する
新古車を購入する際には、次回の車検時期やローンの金利を確認することが重要です。
新古車は、新車よりも早く次の車検が訪れます。
通常、車両登録後3年で初回の車検が行われますが、新古車は登録日から3年経過するまでの期間が短くなります。
そのため、思わぬタイミングで車検費用が発生する可能性があります。
また、新古車を購入する際には、ローンの金利にも注意が必要です。
金利が高い場合支払い総額が増えるため、ローンの金利条件をよく確認し、適切な金利で契約することが重要です。
新古車よりもお得!手軽に新車に乗れる方法とは?
新古車のいいところは、新車同然の車を、新車よりも手頃な価格で購入できる点にあります。
しかし、新古車は流通量が少ないわりに需要が高いため、すぐに売り切れてしまうことも......。
新古車購入以外にもお得に車に乗れる方法があることをご存じでしょうか?
この章では新古車購入以外の車へのお得な乗り方について紹介します。
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他の車に乗りたいからいらない、という方は代わりにキャッシュバックなど別サービスを選ぶことも可能です。
月額のリース料を払い終わったら、そのままお気に入りの車がもらえちゃうのは嬉しいですよね。
まとめ
今回は新古車についてお話しました。
かつてはよく使用されていた新古車という言葉はあいまいなため、現在では自動車公正取引協議会により定義された「登録(届出)済未使用車」という名称を使用することが一般的です。
新車と同等の質でありながら、扱いとしては中古車というのが新古車。
「新古車」というキーワードで検索すると「買ってはいけない」という単語も同じように登場します。
新古車にはいくつかのデメリットがありますが、それはどのサービスにも言えることです。
新古車には在庫がないこともありますが、それだけ人気が高いというわけなのでしょう。
新古車購入以外でお得に車を利用したい場合には、カーリースもいかがでしょうか?
特に、出光興産(株)の提供する新車・中古車カーリース「ポチモ」は、他社にはない独自のサービスが盛りだくさんで、おすすめです!
ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。
\お得に乗っちゃお!/
よくあるご質問
Q
ポチモとはどのような商品ですか?
ポチモはガソリンスタンドを運営する出光興産(株)が提供するカーリースサービスです。
毎月定額のリース料金をお支払いいただくことで、マイカーのように車をご利用いただけます。
「マイメンテプラン」では、出光興産(株)が運営する全国のapollostationなどのサービスステーションでメンテナンスが可能で、契約期間中は7円/Lのガソリン値引きが受けられます。
ポチモでは新車カーリースと、良質な中古車を皆様へお届けする中古車リースをご提供しています。
Q
ポチモはどのように申し込みできますか?
ポチモのWebサイトよりお好きな車を選択いただき、申し込みフォームにご入力いただいてお申し込みできます。
申し込みの仕方や契約の流れについては「ご利用の流れ」をご覧ください。