3ヶ月だけのカーリース!?中古車の短期リースは可能?そのメリットとは

更新日:2023.02.27

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  • 新車リースは長期利用がメイン。中古車リースは契約期間の選択が豊富。会社によっては短期利用も

  • 短期も長期も、費用に「車両本体価格」「各種税金」「自賠責保険料」が含まれている

  • カーリースは長期利用が基本。長期契約なら出光のポチモがおすすめ

最近話題のカーリースは、初月から定額で好きな車に乗れるサービスです。
そんな便利でお得なカーリースですが、どれくらいの契約期間が選べるのかご存知ですか?
カーリースは大抵2年〜9年と、長い期間を設定しているところがほとんどです。
しかし、サービスによっては数ヶ月〜1年という短い期間での契約ができることも。

「短期なら、カーリースもレンタカーもそう変わらないんじゃない?」 

実は、結構違うんです!
今回は、短期リースとレンタカーの違いや、短期リースのメリット・デメリットの解説をしていきます。

また、そもそもカーリースとは何か?ということも説明しているため、カーリースについてあまり知らない方もぜひご覧ください。

カーリースには新車と中古車がある

カーリースには新車を取りあつかうものと、中古車を取りあつかうものがあります。
まず、カーリースとはどのようなものなのか?という一般的な説明をしてから、2つの違いについて確認していきましょう!

カーリースとは

カーリースとは「毎月定額のリース料を支払うことで、自分が乗りたい車をマイカーのように利用できるサービス」のこと。

カーリースは契約時に「残価」と呼ばれる下取り価格が設定されることがほとんどです。残価とは「契約満了時点で、契約した車にどれくらいの価値が残っているのか」のこと。

残価を車本体の価格から引いて、税金やメンテナンス費用、手数料などを加えたものが支払いの総額になります。
そして、支払い総額を契約期間で割り算したものが、支払い価格として設定されるのです。

たとえば本体価格200万円、残価が50万円の車があった場合。

200万円から50万円を引いた150万円に手数料などの費用を加えたものが支払い総額になる、という計算です。
あとはこの総額を支払い回数で割ったものが、月々の支払い価格になります。

言葉を見てみると、カーリースは「カー(車)」と「リース」をそのままつないでありますね。「リース」とは、リース会社が購入したある商品を、比較的長い間借りることができる契約のことです。

新車をリースする場合は新車カーリース(または新車リース)、中古車をリースする場合は中古車カーリース(または中古車リース)とも呼ばれます。

新車カーリースは長期利用がほとんど

新車カーリースとは、その名の通り新車をリースするサービスです。期間は、基本的に1年以上の中長期で設定されています。利用期間が長いほど、月々の料金が安くなることがほとんど。

さらに、新車は中古車よりも故障のリスクが低いので、そういった点でも長期利用が期待できます。
契約できる年数はサービスによって異なるため、確認しておきましょう!

中古車カーリースは契約期間の選択肢が豊富

中古車カーリースも、その名のとおり中古車をリースするサービスです。

カーリースは中長期の契約が一般的ですが、一部の中古車カーリースサービスでは月単位での契約も可能です。そのため、中古車カーリースの場合は、数ヶ月〜年単位まで希望する契約期間を選ぶことができます。

中古車カーリースのうち、契約期間が1ヶ月〜1年程度のものは特に「短期リース」と呼ばれています。

短期リースの最短契約期間は?

契約期間が1ヶ月〜1年程度の中古車カーリースが短期リースと呼ばれています。

そのときの事情で「数日だけ車を使いたい!」ということもあるかもしれません。
では、数日や週単位での契約は難しいのでしょうか?

実際、サービスを提供している会社にもよりますが、最短で1ヶ月から契約が可能なようです。カーリースは、レンタカーのように数日や週単位での契約はできません……。

これは、カーリースがレンタカーとカーリースの料金設定の方法がちがうためです。
そして基本的に契約期間の途中で解約できないことに注意しましょう。

なお、「中古車カーリースを提供しているサービスであれば、ぜったいに短期リースを提供している」というわけではありません。希望する期間でリースできるかは確認が必要です。

短期リースではどんな費用がかかる?

短期であれ長期であれ、カーリースではリース会社へ毎月リース料金を支払います。
リース料金には以下の費用が含まれていることがほとんどです。

  • 車両本体価格
  • 各種税金
  • 自賠責保険料

上記内容は、車を購入する場合にも必ずかかる費用ですね。

カーリースを利用するときは、それぞれの会社が提供するプランやオプションを選択して、自分に合った契約内容にしていきます。

「車のメンテナンスまでサポートしてほしい」のか「自動車任意保険まで任せた方が安心」なのか。
どこまで自己管理できるのかを考えたうえで、リース契約にどの費用まで含めるかを検討した方がおすすめです。

短期リースの利用方法!納期までいろいろ大変で難しい?

短期リースは基本的に下記のような流れで利用します。

見積もり

まずは自分にあったカーリース会社を選びましょう!
会社によって強みや金額、プラン、契約可能な期間が違うので、自分がどれを優先したいのかをしっかり決めて選ぶのがいいかもしれません。

たとえば、出張や通院などの理由で数ヶ月単位での利用が目的の場合。短期での利用が可能な会社を選択肢にあげると思います。短期リースを提供するリース会社はあまり多くはないので、最初の段階で会社が絞りやすくなりますね。

会社が決まったらリースしたい車や期間、プランなどを選んで見積もりをとりましょう! 問題がなければ、そのまま申し込みをします。

審査申込み/審査結果回答

カーリースでは、クレジットカードやローンの組み立て時などと同じように審査を受けなければなりません。

「契約者が毎月、ちゃんとリース料金を支払うことができるのか」などをリース会社側で調査します。その審査に無事、通ることができれば契約に進めます!

審査に通るかどうかは、その時点での自分の借入状況などが関わってきます。支払いの滞納がないか、借入状況に問題はないかなどしっかりと事前に確認しておきましょう!

契約手続き

審査に通ったら契約を進めます。契約内容に誤りがないかしっかりと確認しておきましょう。
契約には本人確認書類など必要な書類があるため、事前に準備しておくとスムーズに進みます。

納車

契約関係が一通り終われば、待ちに待った納車です!

短期リースの場合、「新車カーリースや新車の購入に比べて納車までが早い」とはいいますが、それでも数週間は待つことになります。

提供する会社によっては数日で納車対応ができると宣伝しているところもあるので、契約するカーリース会社に確認しておくといいかもしれませんね。

短期リースのメリットと注意点

中古車カーリースのうち、契約期間が1年程度までのものが短期リースと呼ばれています。
ここでは短期リースのメリットと注意点の解説を紹介します!

メリット

毎月のリース料金が定額

カーリースは、契約期間中の支払いは毎月決まっている分だけで済みます。
車を購入すると車検代や税金など、定期的にまとまった金額を支払わなければなりません……。

しかし、カーリースは一般的に税金や諸費用などが料金に含まれているのです!さらに、プランによってはメンテナンス費用も、すべてリース料に含めることができます。これらを含んだ状態で月々の支払い金額が決められるので、毎月決まった分だけの支払いでOKなのです。

必要な期間だけ利用可能

サービスによって違いますが、1ヶ月〜3ヶ月など数ヶ月単位で利用できる短期リースもあります。必要な期間に合わせて、サービスを探してみるのもいいですね。

徹底された故障リスクへの対応

中古車はすでに使用されている車のため、新車と比べると故障のリスクが高いといえます…

しかし、そういったリスクをできる限り回避するため、中古車カーリースを提供している会社のほとんどは納車前の検査などを徹底しています!

また、サービスによっては「走行距離◯km未満」や「修復歴なし」など一定の基準を設けています。中古車といっても一定の水準をクリアしているものであれば安心して運転ができますね!

サービスによっては保証もついているため、保証期間・範囲内であれば、突然故障しても実費で修理代を払わないといけない、ということはないので、この点に関しても安心です。

ナンバープレートでリース車とわからない

レンタカーのナンバープレートは必ず「わ」か「れ」で始まるものと決められています。しかし、リース車にはそういった決まりはありません!

そのため、「あの人が乗ってる車、レンタカーだね」など周りから思われたくない人は、レンタカーよりもカーリースの方がおすすめです。

注意点

走行距離制限がある

短期や長期といった期間に限らず、カーリースには走行距離制限がある場合も。
制限された走行距離以上を走ってしまうと、返却するときに超過分の支払いが発生するので、気をつけましょう。 

ポチモのように、サービスによっては走行距離の制限がないところもあります。ぜひチェックしてみてください。

原状回復の必要がある

原状回復とはリース車を返却するときに、車を元の状態に戻しておくことをいいます。

カスタマイズをしていたり、シートに汚れがついていたりなど、車を貸し出された状態となにか違う点があれば、しっかりと元の状態に戻したうえで返さなければなりません。

元の状態に戻せていないと判断されたときは、清掃費用などを追加で請求されることも。

手続きに時間がかかる

新車カーリースよりも納車が早いといっても、レンタカーのように申し込んだ日に借りるようなことはできません。手続きや準備に数日から数週間程度の時間がかかってしまうことは想定しておきましょう。 

レンタカーとは違い、契約時には車庫証明書などの書類も必要になるので、どんな書類が必要かを事前にチェックしておくと、スムーズに進みます。

また、18歳、もしくは19歳の方の契約は最近の改正により事情が変わったので、少し注意しましょう。

令和4年4月1日に、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
未成年者が親権者の同意なく結んだ契約は、原則取り消すことができます。

なので、今までは18歳〜19歳の子が結んだ契約も(親の同意がなければ)解消ができていました。
しかし、法の改正で18歳〜19歳が未成年の域から外れてしまったのです……


18歳〜19歳の人が(親の同意なしに)結んだ契約は、途中で取り消しができないので注意しましょう。

契約途中で解約できない

カーリースは基本的に中途での解約ができない点に注意しましょう!

事故によるリース車の破損により、契約の続行が不可能な場合、強制的に中途での解約になります。その際は「中途解約金」の支払いが必要になってしまうことも覚えておきましょう。

短期リース・レンタル、どっちがお得?

新車のカーリースは長期での契約が一般的です。そのため「短期のカーリース」は「中古車カーリース」のことを指していると考えてよいでしょう。

この章では短期リースとレンタルを比較していきます。

費用

サービスによって、数ヶ月利用できるレンタカーもあります。
費用面はサービスによって違うので、一概にはいえません。しかし、それでもカーリースの方が比較的安価だと言えます!

レンタカーは使用時間によって支払いの金額が変わります。
また、数時間〜数日の利用を前提として費用が設定されているので、価格が割高で、期間が長くなるにつれて費用がかさんでしまいます……

例として、1日のレンタル費用が1万円の場合。
2週間で14万円、1ヶ月で約30万円かかってしまいます。

一方、カーリースは契約期間中、毎月同じ金額を支払います。
1ヶ月以上のまとまった期間で利用することを前提としているので、乗用車であればレンタカーのように数十万円かかるというようなことはありません!

費用以外の違い

費用面以外にも、レンタカーと短期リースとでは違う点があります。

たとえば、レンタカーの場合はナンバープレートが「わ」や「れ」で始まるものと決められています。そのため、ナンバープレートを確認したときに「わ ◯◯−◯◯」や「れ ◯◯−◯◯」と書いてあると、一目でレンタカーだとわかってしまうのです。

一方のカーリースではナンバープレートにこういった決まりはありません。

自分がレンタカーを運転している、と思われたくないというこだわりを持っている方は、レンタカーよりもカーリースを選択した方がいいかもしれないですね!

長期カーリースの検討もあり!

「契約後も、もしかしたら車を利用するかもしれない」という方は、短期のカーリースだけでなく「ポチモ」のような長期の中古車カーリースも視野にいれてみてはどうでしょうか?

もともと、出張先や通院のため短期でカーリース契約をしていても、その後事情が変わって、契約期間後も車を使い続けることになるかもしれません。

\長期カーリースなら断然ポチモ/

ポチモはカーリースのいいとこ取りなサービス!

出光興産が提供する「ポチモ」は、まさにカーリースのいいとこ取り! 最近人気急上昇中のサービスです。
ポチモの中古車リースには下記のような特徴やメリットがあります。

  • 契約期間中のガソリン値引き(最大7円/L)
  • 全車両に保証が1年ついている
  • 全車両車検実施した上でご納車
  • 走行距離の制限がない
  • 契約満了時に必ず車をもらえる(残価なし)
  • 契約満了時に車を返却するとキャッシュバックあり(条件あり)
  • 中古車ながら高品質な車種のみを取り揃え
  • 家の中にいながら手続きが完了
  • 自宅まで納車してくれる

最短契約期間が2年なので、完全に短期での利用目的の方には向いていないかもしれません……。

しかし!短期契約の後も車を使う可能性がある場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

契約期間が長ければ月々のリース料が下がります。ポチモなら、月々のリース料が1万円台の車もあります!とってもお得だと思いませんか?

しかも、ポチモは全プラン、全車両で距離制限がありません。さらに、最後にはなんと車がもらえます!非常にお得で自由度が高いのがポチモの魅力です。

まとめ

カーリースは会社によっては1ヶ月など、短期でサービスを提供しています。そのような場合は「短期リース」や「短期カーリース」と呼ばれます。

レンタカーは時間または1日単位で契約が可能ですが、リースでは最短でも1ヶ月単位からの契約です。そのため、契約期間の自由度という点でいえばカーリースよりも自由度があると言えるかもしれません。

しかし、費用面を考えると厳しい面があります。数時間や数日ならいいかもしれませんが、数ヶ月レンタカーで契約するとかなりの費用がかかることが想定されます。

また、レンタカーはナンバープレートが「わ」もしくは「れ」で始まるものと決まっているので、周囲からレンタカーに乗っていると思われたくない方へは特におすすめできません。

1ヶ月以上、1年未満程度の短期利用の場合は、カーリースがおすすめ!カーリースは基本的に年単位での契約ですが、会社によっては最短契約を1ヶ月としているところも。

また、契約後に事情が変わり、そのまま車に乗る機会が増えたりという想定外のケースがあるかもしれません。そういった事態も考慮して、「ポチモ」のような長期のカーリースもぜひご検討ください!

\お得がいっぱい/

この記事の監修者

この記事の監修者 | ファイナンシャルプランナー | 柚木 康之 ゆずき やすゆき

Coco.Life株式会社取締役副社長
ファイナンシャルプランナー
保有資格:CFP®︎/1級FP技能士、証券外務員資格第一種

柚木 康之ゆずき やすゆき

食品メーカーから外資系金融会社に転身後、ファイナンシャルプランナー(FP)として独立。2008年5月には熊本県でCFP®認定者(日本FP協会上級資格)第一号となり、現在は来店型FPショップで地域密着型の活動を続けている。「ひたすら、皆さまの満足のために」をモットーに、“家計のホームドクター“として、年間300人以上のお客様へ「お金」に関するアドバイスを行っている。

よくあるご質問

リース会社が所有する車を、毎月定額のリース料を支払うことで契約者が使用できるサービスがカーリースです。そのうち、1ヶ月〜1年程度の期間を借りられるのが短期リースと呼ばれます。

違いはいろいろとありますが、主に違うのは「名義」と「期間」です。

<名義>
短期リースの場合、所有者はリース会社で使用者が契約者です。そのため、契約時に使用者の名義を登録します。レンタカーの場合、所有者も使用者もレンタカー会社名のままです。

<期間>
短期リースは1ヶ月〜1年程度の使用を前提にしています。最低契約期間はサービスによって異なりますが、1ヶ月が最短のようです。レンタカーの場合、時間単位や1日単位で車を借りることができます。