5人家族にぴったりの車選び。家族構成とライフスタイルで考える最適解

更新日:2025.10.24

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家族が5人になると、車選びは少し悩ましくなるかもしれません。

「5人乗りで十分?」「やっぱりミニバンが良いの?」など、考えることは多いですよね。

この記事では、5人家族の皆さんが快適に過ごせる車選びのポイントを、家族構成や使い方に注目しながらご紹介します。

後悔しない一台を見つけるためのヒントを探ってみましょう。

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  • 5人家族でも子供が小さければ、スライドドア付きのコンパクトカーやSUVも選択肢になる。

  • 子供が成長した後や荷物が多い場合は、3列シートのミニバンが最も実用的で快適。

  • 将来の家族計画やライフスタイルの変化(レジャー、送迎など)を見据えて車種を選ぶことが後悔しないコツ。

5人家族の車選び、本当に「5人乗り」で大丈夫?

5人家族だから5人乗りの車を選ぶ。

一見、当たり前のように聞こえるかもしれません。

でも、実際に家族全員で乗るシーンを想像してみると、「ちょっと待って」となることも多いのです。

法律上の定員と、家族みんなが快適に過ごせるかどうかは、また別のお話。

まずは、5人乗りの車で5人家族が乗る場合の現実を見てみましょう。

定員5人乗りの現実。チャイルドシートと荷物の壁

一般的な5人乗りの車、例えばセダンやコンパクトカー、コンパクトSUVなどで5人家族が乗ることを考えてみます。

運転席と助手席に大人2人が座ると、残る後部座席に3人が座ることになりますね。

もしお子さんが小さく、チャイルドシートが必要な場合はどうでしょう。

チャイルドシートを1台設置すると、後部座席の残りのスペースはかなり限られます。

そこに大人1人と子供1人が座るのは、かなり窮屈かもしれません。

もしチャイルドシートが2台必要なら、後部座席の真ん中に大人が座ることは、車種によってはほぼ不可能に近いことも。

お子さんが大きくなってチャイルドシートが不要でも、後部座席に大人(または大人並みの体格の子供)が3人並ぶのは、長距離のドライブでは疲れてしまうかもしれませんね。

さらに、5人分の荷物を積むスペースも考える必要があります。

ベビーカーや旅行カバン、週末のまとめ買いの荷物など、5人家族の荷物は意外と多くなるものです。

定員ぴったりで乗ると、荷物を積む場所が足りなくなってしまう可能性も。

法律上は乗れても、実際の使い勝手を考えると、5人乗りでは厳しい場面が出てくるかもしれないのです。

どんな家族なら5人乗りでも快適?

5人乗りでも比較的快適に過ごせるのは、お子さんの年齢構成や車の使い方に条件が当てはまる場合でしょう。

例えば、お子さん3人のうち、チャイルドシートやジュニアシート(座面だけのブースターシートを含む)が必要なのが1人だけ、というケースです。

残りの2人のお子さんが、後部座席の空いたスペースに座っても窮屈さを感じにくい年齢(例えば小学生以上)であれば、日常使いでは問題ないかもしれません。

また、お子さん3人が全員チャイルドシートを卒業した年齢(6歳以上)で、体格もまだそれほど大きくない場合も考えられます。

この場合、後部座席に子供3人が並んで座ることも可能です。

ただし、これは主に近場の移動やお買い物が中心の場合に限られるかもしれませんね。

長距離のドライブや帰省などで長時間乗ることを考えると、やはり5人乗りでは手狭に感じてしまう可能性があります。

ご自身の家族構成と、主な車の使い方を照らし合わせて考えることが大切です。

6人乗り・7人乗りを選ぶメリット

6人乗りや7人乗りの車、主に3列シートのミニバンやSUVを選ぶ最大のメリットは、何と言っても「ゆとり」が生まれることです。

5人乗りの車で定員いっぱいに乗ると、どうしても窮屈さが先に立ってしまいます。

しかし、3列シート車であれば、家族5人が乗っても必ず1席か2席の余裕が生まれます。

例えば、2列目にチャイルドシートを2つ設置しても、3列目にゆったりと座ることができます。

また、2列目が3人掛けのベンチシートではなく、2人掛けのキャプテンシート(独立した座席)のタイプを選べば、2列目から3列目への移動(ウォークスルー)がしやすく、車内での子供のお世話もしやすいですね。

普段は3列目シートを収納しておけば、そこは広大な荷物スペースとして活躍します。

週末のレジャーや旅行の際も、荷物の置き場所に困ることは少なくなるでしょう。

たまにおじいちゃんやおばあちゃんを乗せる、といった場合にも柔軟に対応できるのは、大きな魅力と言えます。

物理的な余裕が、そのまま心の余裕にもつながるかもしれません。

5人家族におすすめの車種タイプ別メリット・デメリット

5人家族と一口に言っても、最適な車の形は一つではありません。

「子供がまだ小さい」「荷物が多い」「運転のしやすさも大事」など、ご家庭の状況によって優先順位は変わるはずです。

ここでは、代表的な3つの車種タイプ(コンパクトトールワゴン、SUV、ミニバン)を取り上げ、それぞれのメリットとデメリットを比べてみましょう。

ご自身のライフスタイルに一番合うのはどのタイプか、一緒に考えてみませんか。

スライドドアは必須?「コンパクト(トールワゴン)」

スズキソリオ

最近人気のある、背の高いコンパクトカー(コンパクトトールワゴン)も選択肢の一つです。

このタイプには、後部座席にスライドドアを採用している車種が多くあります。

スライドドアは、狭い駐車場でお子さんを乗り降りさせる時に、隣の車にドアをぶつける心配がないのが大きなメリットですね。

車内も天井が高く設計されているため、コンパクトながらも開放感があります。

ただし、これらの車種の多くは定員5名です。

そのため、前の章でお話ししたように、チャイルドシートを2台、3台と設置するには向きません。

お子さんがチャイルドシートを卒業していて、後部座席に3人並んで座れる、またはチャイルドシートが1台だけ、といった場合に活躍するでしょう。

運転がしやすく、維持費も比較的抑えられる点は魅力的ですが、家族全員での長距離移動や荷物の多さを考えると、少し物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。

家族構成次第で活躍「SUV(3列シート含む)」

ホンダヴェゼル

デザイン性が高く、運転も楽しめるSUVを選ぶご家庭も増えています。

日常の運転感覚を大切にしたい方には魅力的な選択肢ですね。

ただし、5人乗りのSUVの場合、後部座席の広さや荷室スペースは、コンパクトカーやセダンと大きく変わらないことが多いです。

チャイルドシートの数や荷物の量を考えると、5人家族では手狭に感じるかもしれません。

そこで注目したいのが、3列シートを備えたSUVです。

普段は荷室として使い、必要な時だけ3列目シートを引き出して6人や7人で乗ることができます。

とはいえ、ミニバンと比べると3列目シートのスペースは、やや補助的なもの(少し狭い)と捉えておいた方が良いでしょう。

お子さんが大きくなってきて、たまに友達も乗せる、といった使い方には便利かもしれません。

デザインも走りも諦めたくないけれど、いざという時のために3列目が欲しい、というニーズには応えてくれる選択肢です。

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やはり王道「ミニバン(M/Lサイズ)」

日産セレナ

5人家族の車選びで、多くの場合に最適解となるのが、やはりMサイズやLサイズのミニバンかもしれません。

これらのミニバンが持つ最大の強みは、その圧倒的な室内の広さと実用性です。

5人が乗車した状態でも、3列目シートの後ろに十分な荷室スペースを確保できる車種が多いのは、ミニバンならでは。

お子さんが小さいうちはもちろん、中学生、高校生と大きくなっても、全員が窮屈さを感じずにゆったりと座ることができます。

また、ほとんどのモデルで両側のスライドドアが採用されている点も見逃せません。

お子さんが自分で乗り降りする時も、狭い場所で荷物を抱えて乗り込む時も、スライドドアの便利さは一度体験すると手放しにくいものです。

車内の天井も高いため、チャイルドシートのお世話や着替えなどもしやすいですね。

運転の感覚や車両の大きさに慣れは必要かもしれませんが、家族全員の快適性を最優先に考えるなら、ミニバンは最も頼りになる選択肢と言えるでしょう。

後悔しないために。車選びでチェックしたい機能とポイント

車のタイプ(車種)が決まったら、次は具体的な機能や使い方を細かくチェックしていく段階です。

「あれば便利」と思っていた機能が、実は「ないと困る」ものだったり、逆に「必要」と思っていた3列目シートが、あまり使われなかったりすることも。

ここでは、特に5人家族の車選びにおいて、後悔しないために確認しておきたいポイントを3つご紹介します。

ご自身の家族の姿を具体的に思い浮かべながら、読み進めてみてください。

スライドドアの利便性。特に小さい子供がいる場合

お子さんが小さいご家庭にとって、スライドドアは非常に便利な機能です。

例えば、スーパーの駐車場で、隣に車が停まっている状況を想像してみてください。

通常のヒンジドア(横に開くドア)だと、子供が勢いよく開けて隣の車にぶつけてしまうかもしれません。

大人が開けるにしても、狭いスペースで子供を抱っこしながら乗り降りさせるのは一苦労です。

その点、スライドドアなら、ドアが横にスライドして開くため、狭い場所でも乗り降りのスペースをしっかり確保できます。

ドアパンチの心配をしなくて良いのは、精神的にもかなり楽になるのではないでしょうか。

また、雨の日に傘を差しながら子供をチャイルドシートに乗せる時など、開口部が広いスライドドアの恩恵を感じる場面は多いものです。

特に小さなお子さんが2人以上いるご家庭では、スライドドアの有無が日々のストレスを大きく左右することもあるかもしれませんね。

3列目シートの「使い方」を具体的にイメージする

3列シート車(主にミニバンや一部のSUV)を選ぶ場合、その3列目シートを「どのように使うか」を具体的に考えてみましょう。

5人家族の場合、普段は3列目シートを収納し、荷室として広く使うことが多いかもしれませんね。

その場合、3列目シートの収納方法が簡単かどうかは、意外と重要なポイントです。

買い物の荷物を積みたい時に、シートの収納に手間がかかると面倒になってしまうことも。

ディーラーなどで実際に操作性を試してみることをおすすめします。

また、5人家族が乗る際の座席レイアウトも考えてみましょう。

例えば、2列目に2人、3列目に1人座るのか、あるいは2列目に3人が座り、3列目は使わないのか。

もし3列目を日常的に使うのであれば、その座り心地や乗り降りのしやすさ、エアコンの風が届くかどうかも確認しておきたいですね。

3列目シートは、あくまで「いざという時のため」なのか、それとも「快適に移動するため」なのか。

ご家庭での使い方を明確にしておくと、車種選びがより具体的になるはずです。

維持費と燃費。家族が増えると家計も大事

家族が増えると、車にかかる費用だけでなく、日々の食費や将来の教育費など、家計全体の支出も増えていきます。

だからこそ、車選びでは購入時の価格だけでなく、その後の維持費にも目を向けることがとても大切です。

例えば、毎月のガソリン代。

一般的に、室内が広く車体が大きいミニバンは、コンパクトカーと比べると燃費が少し劣る傾向にあります。

最近はハイブリッドモデルも増えていますが、車両本体の価格とのバランスも考えたいところですね。

また、毎年支払う自動車税は排気量によって、車検時に支払う重量税は車両重量によって金額が変わります。

大きな車は、税金面でも少し負担が大きくなるかもしれません。

保険料や駐車場代も含め、年間にどれくらいの費用がかかるのかを一度シミュレーションしてみることをお勧めします。

家族みんなが快適に乗れる車を選ぶことと、家計とのバランスをうまく取ることが、長く満足して乗り続けるためのコツかもしれませんね。

まとめ。我が家に最適な一台を見つけるために

5人家族の車選びは、家族構成の変化やライフスタイルを考える良いきっかけになるかもしれません。

お子さんがまだ小さく、チャイルドシートが必須の時期なのか。

それとも、お子さんが大きくなり、習い事の送迎や友人家族と出かけることが増えたのか。

家族が「今」どんな状況で、「これから」どうなっていくのかを想像することが、最適な一台に出会う近道です。

5人乗りコンパクトカーの利便性、SUVのデザイン性、そしてミニバンの圧倒的な実用性。

それぞれに良いところがあります。

ぜひご家族で「どんな時に車を使うか」「何を一番大切にしたいか」を話し合ってみてください。

この記事が、皆さんの家族にぴったりの車を見つけるためのお手伝いになれば幸いです。

よくあるご質問

軽自動車の乗車定員は、法律で4名までと定められています。そのため、5人家族の全員が一緒に乗ることはできません。

もし日常的に家族5人全員で一台の車に乗る必要がある場合は、軽自動車ではなく、定員が5名以上の普通車を選ぶ必要があります。

5人家族が使う車、特にミニバンやスライドドア付きのコンパクトカーは、中古車市場でも人気です。

もし6人家族になる可能性があるのなら、車選びは少し先を見据えた方が良いかもしれません。5人乗りの車を選んでしまうと、6人家族になった時点ですぐに定員オーバーになってしまいます。

最初から3列シートのミニバン(7人乗りや8人乗り)を選んでおくのが賢明です。今は3列目を使わなくても、将来的に家族が増えた時や、おじいちゃん、おばあちゃん、お友達を乗せる時にも対応できます。