クロストレックとフォレスターを徹底比較|サイズ・燃費・乗り心地から見る最適な選び方

更新日:2026.01.27

タイトル画像:クロストレックとフォレスターを徹底比較|サイズ・燃費・乗り心地から見る最適な選び方

スバルのSUVラインナップの中で人気を二分する「クロストレック」と「フォレスター」。

どちらも高い走破性と安全性能を備えていますが、実際に選ぶとなると迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、サイズや燃費、乗り心地などを項目ごとに比較し、どちらがどんな人に向いているのかを詳しく解説します。

購入を検討している方の参考になるよう、実際の使用シーンを交えながら紹介します。

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  • 都市部メインならクロストレックがおすすめ

  • アウトドア、家族使いならフォレスターgあおすすめ

クロストレックとフォレスターの基本情報

スバルのSUVラインナップを代表する2台「クロストレック」と「フォレスター」。

どちらも高い安全性能と走破性を持ち、ファミリー層からアウトドア志向のユーザーまで幅広く支持されています。

まずは、それぞれの特徴を整理してみましょう。

クロストレックの概要

クロストレック

クロストレックは、2022年9月に発表された新型モデルで、先代のスバルXV~インプレッサXV系を引き継ぐクロスオーバーSUVです。

ボディサイズは全長4,480 mm・全幅1,800 mm・全高約1,575 mmで、最低地上高200 mmを確保。街乗りから少し悪路まで安心して走れる設計となっています。

クロストレックのエンジン部分

パワートレインは、2.0L 水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせた e-BOXER(マイルドハイブリッド)を日本仕様に採用。環境性能と実用性のバランスを意識した構成です。

デザインもシャープかつアクティブな印象で、都会的な雰囲気と「スバルらしい走り」の両立を目指した“次世代のコンパクトSUV”と言えるモデルです。

フォレスターの概要

フォレスターの外観

スバル フォレスターは、スバルを代表するクロスオーバーSUVのひとつで、都市走行からアウトドアまで幅広いシーンに対応できる設計が特徴です。

車体は、例えば最新世代では先代よりボディサイズが拡大されており、室内や荷室にゆとりを持たせた仕様となっています。

フォレスターのエンジン部分

パワートレインには、水平対向エンジン(BOXER)とAWD(シンメトリカル四輪駆動)を組み合わせた仕様が採用されており、例えば一部仕様では1.8Lターボや2.5Lハイブリッドなどが設定されています。

安全装備としては、スバルの運転支援システム「アイサイト」が多くのグレードで搭載されており、安全性の高さも大きな魅力です。

家族とのドライブや荷物を積んでの遠出、アウトドア利用を想定し、全体として“ゆとりある走行体験と使いやすさ”を両立したモデルと言えるでしょう。

共通点とスバルSUVらしさ

両車とも、スバルが誇る 左右対称AWD(Symmetrical All-Wheel Drive) と 水平対向エンジン(BOXER) を基盤技術として採用しています。
これにより車両重心が比較的低く保たれ、四輪駆動の特性と相まって安定した走行フィールを得ています。

加えて、スバルの運転支援システム アイサイト(EyeSight) も多くのグレードに搭載され、安全性能も両車の共通する強みです。

したがって、CROSSTREK(クロストレック)と Forester(フォレスター)は、スバルが掲げる「走り+安心」の技術思想を共有しながら、ボディサイズ・走行用途・仕様構成などにおいて明確な差別化が図られたモデルと言えます。

サイズ・室内空間の比較

まず、ボディサイズを比較してみましょう。

モデル

全長

全幅

全高

ホイールベース

クロストレック

4,480mm

1,800mm

1,580mm

2,670mm

フォレスター

4,640mm

1,815mm

1,715mm

2,670mm

フォレスター(下記画像)はクロストレックより全長で約16cm、全高で約13cm大きくなっています

フォレスターの足回り
フォレスターの足回り

ホイールベースは同じですが、全体的にフォレスターの方がボリューム感があり、より本格的なSUVスタイルといえます。

クロストレックは低重心でスタイリッシュな印象です。
一方でフォレスターは高さがあり、アイポイント(視点位置)が高めなので、見晴らしの良さがあります。

荷室容量と使い勝手

荷室(ラゲッジスペース)はフォレスターが大きくリードしています(下記画像)。

フォレスターのラゲッジスペース
フォレスターのラゲッジスペース

フォレスターは開口部が広く、キャンプ用品やベビーカーなど大型の荷物も積み込みやすい構造です。

一方、クロストレックは後席を倒せば長尺物も収納可能で、日常使いには十分な容量を備えています。

クロストレックのラゲッジスペース
クロストレックのラゲッジスペース

後席の足元空間もフォレスターがやや広め。
家族で乗る場合や、頻繁に荷物を運ぶ人はフォレスターの方が快適に感じるでしょう。

取り回しやすさの比較

街乗り中心で考えると、クロストレックのコンパクトさが大きな魅力です。
全長が短く、最小回転半径も小さいため、狭い駐車場や市街地の運転がしやすいです。

フォレスターはサイズが大きい分、狭い道では多少気を使う場面もありますが、視界が高く死角が少ない設計のため、運転に慣れれば扱いやすいモデルです。

総合的に見ると、

  • 街乗りや日常使い中心→クロストレック
  • 家族乗りや荷物を積むシーンが多い→フォレスター
    という使い分けが適しています。

走行性能・燃費の比較

スバル車の魅力は、安定感のある走りと高い安全性能にあります。

クロストレックとフォレスターも同様に、スバル独自の「左右対称AWD(全輪駆動)」と「BOXERエンジン」を採用していますが、エンジンの種類や車重の違いによって走行フィールと燃費には差が生まれます。

エンジンと走りの特徴

クロストレックはハイブリッド専用ですが、フォレスターはターボモデルも設定されています。

そのため、フォレスターの方がトルクが太く、高速道路や山道での加速力に優れています。

一方のクロストレックは、軽快でスムーズな加速感が特徴。

モーターアシストが効くことで、発進時や低速走行時のレスポンスが良く、街中で扱いやすい仕様になっています。

燃費性能の比較(WLTCモード)

燃費性能では、クロストレックに分があります。

車重が軽いクロストレックの方が効率的に動力を使えるため、燃費に優れています。

フォレスターはボディが大きく重量がある分、燃費はやや劣りますが、その分パワーと安定感を重視した作りです。

燃費重視で選ぶならクロストレック、力強い走りを求めるならフォレスターがおすすめです。

走行安定性とハンドリングの違い

どちらの車もスバルの強みである「低重心レイアウト」と「シンメトリカルAWD」を採用しているため、コーナリング時の安定性は抜群です。

しかし、キャラクターには明確な違いがあります。

クロストレックはハンドル操作が軽く、街中での取り回しに優れています。

一方でフォレスターは重厚感のあるステアリングで、高速域でも安定した直進性を維持します。
雪道や悪路での走破性も高く、アウトドア派には心強い存在です。

走りの軽快さを取るならクロストレック。
走りの力強さと安定感を求めるならフォレスター。
この違いが、両者を選び分ける大きなポイントとなります。

乗り心地・静粛性の比較

クロストレックとフォレスターは、いずれもスバルらしい安定感のある乗り味を持っています。
ただし、車格の違いにより、乗り心地や静粛性には明確な差があります。
ここでは、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。

乗り心地の印象

クロストレックは、軽快でしなやかな乗り心地が特徴です。
サスペンションの動きが柔らかく、段差や舗装の荒れた道路でも衝撃をうまく吸収します。
街乗り中心のユーザーには、扱いやすく快適な印象を与える乗り味です。

フォレスターは、よりどっしりとした安定感があります。
車重がある分、路面に吸い付くような感覚が強く、長距離ドライブや高速道路での走行時にその安心感を実感できます。
SUVらしい剛性感を求める方には、フォレスターの方が好まれるでしょう。

遮音性とエンジン音の感じ方

クロストレックは、エンジン音がやや高めに聞こえる傾向があります。
小排気量+ハイブリッド構造のため、加速時にエンジンが回る場面では多少の音が室内に伝わります。
ただし、アイドリングストップやモーター走行時は非常に静かで、信号待ちなどの静粛性は優秀です。

フォレスターは、車体が大きい分、遮音材の使用量が多く、静粛性が高いのが特徴です。
エンジン音やロードノイズの侵入が少なく、会話や音楽を楽しみながらゆったり走ることができます。

長距離ドライブでの快適さ

クロストレックはシート形状が体にフィットしやすく、腰への負担が少ない作りになっています。
ただし、後席スペースや荷物の多い状態では、やや狭さを感じる場面もあります。

フォレスターは座面が広く、シートのクッション性も高いため、長時間運転しても疲れにくい設計です。
また、アイポイントが高いことで視界が広く、ドライバーの安心感にもつながっています。

乗り心地の「軽快さ」で選ぶならクロストレック。
「安定感と静粛性」で選ぶならフォレスターが向いています。

維持費・燃料タイプの違い

クロストレックとフォレスターは、どちらもスバルのSUVとして人気ですが、車格の違いが価格や維持費にも大きく影響します。

購入時のコストだけでなく、燃料費や保険料、税金なども含めて比較しておくと、長く乗るうえでの負担が見えやすくなります。

維持費・燃料費の目安

燃費性能に基づく年間の燃料費を比較してみましょう(年間走行距離10,000km・ガソリン価格170円/Lで計算)。

モデル

平均燃費(WLTC)

年間燃料費の目安

クロストレック

約16km/L

約106,000円

フォレスター(e-BOXER)

約14km/L

約121,000円

フォレスター(1.8Lターボ)

約13km/L

約131,000円

クロストレックはハイブリッドシステムを採用しており、燃費が良いため維持費を抑えやすいです。
フォレスターは燃費がやや劣りますが、ターボエンジンの力強さを活かした走行が楽しめます。

リセールバリュー(売却時の価値)

スバル車は全体的にリセールバリューが高い傾向がありますが、特にフォレスターは国内外で需要が高く、再販価格が安定しています。
クロストレックも新型モデルとして人気があるため、今後の数年はリセールが期待できる車種です。

リセール面で見ると、フォレスターがやや優勢。
ただし、初期費用や燃費を重視するなら、クロストレックの方が総合的にコストパフォーマンスに優れています。

価格・維持費をトータルで比較すると、

  • コストを抑えてスマートに乗るならクロストレック
  • 装備・パワー・価値の高さを求めるならフォレスター
    という選び方がしっくりきます。

どちらを選ぶべき?用途別おすすめ

クロストレックとフォレスターは、どちらも魅力的なSUVですが、車格や性格が異なるため「どんな使い方をするか」で選ぶポイントが変わります。
ここでは、ライフスタイル別におすすめの選び方を紹介します。

都市部メインならクロストレック

クロストレックは、街乗りや通勤などの日常使いに非常に向いています。
全長が短く、最小回転半径が小さいため、駐車や狭い道での取り回しがしやすいのが大きな魅力です。

また、燃費が良く維持費も比較的抑えられるので、毎日の使用コストを気にする人にぴったりです。
デザインも都会的でスマート。
コンパクトSUVとしての使いやすさとスバルらしい走破性を両立した、バランスの良い一台です。

アウトドア・家族使いならフォレスター

フォレスターは、広い室内と積載性の高さが特徴です。
荷室が大きく、後席もゆったりしているため、キャンプやスキーなど荷物の多いレジャーにも対応できます。

最低地上高が高く、悪路走破性にも優れているため、舗装されていない林道や雪道でも安心。
また、1.8Lターボモデルなら余裕のある加速性能で、高速道路の合流や追い越しもスムーズです。

家族での長距離ドライブや週末アウトドアが多い方には、フォレスターの方がストレスなく快適に過ごせます。

走りと燃費のバランスで選ぶなら?

「日常使いもしつつ、時々遠出もしたい」という方には、クロストレックe-BOXERがちょうど良い選択です。
発進時のモーターアシストがスムーズで、街中では静かに、郊外では力強く走ることができます。

フォレスターは長距離ドライブ向けのパワー重視型、クロストレックは軽快な操作感を重視する方向け。
どちらもスバルらしい安定感を備えているため、最終的には「どこで、どのように乗るか」で決めるのが理想です。

まとめ:クロストレックとフォレスター、あなたに合うのはどっち?

クロストレックとフォレスターは、どちらもスバルの哲学である「安全・安心・走る楽しさ」を体現したSUVです。
共通点は多いものの、それぞれに異なる強みがあります。

クロストレックは、街乗りや通勤中心のユーザーに最適。
コンパクトなボディで扱いやすく、燃費にも優れています。
軽快な走りと取り回しの良さを求める人にぴったりの一台です。

一方フォレスターは、家族使いやアウトドア志向のユーザーに向いています。
広い室内空間と力強い走り、高い悪路走破性を兼ね備えており、長距離ドライブやレジャーでも快適に過ごせます。

どちらを選んでも、スバル独自のシンメトリカルAWDとアイサイトによる安心感は共通しています。
「コンパクトに楽しむか」「余裕を持って走るか」——
ライフスタイルに合った選択をすることで、どちらの車も最高の相棒になるでしょう。

よくあるご質問

室内空間と荷室の広さを考えると、フォレスターが快適です。
特に後席スペースと視界の広さは、長距離ドライブでも疲れにくい設計です。

クロストレックは軽快で柔らかめの乗り心地、フォレスターは重厚で安定感のある乗り味です。
街乗りの快適さを重視するならクロストレック、安定感や静粛性を求めるならフォレスターを選びましょう。

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