アウトドアに最適な車種と選び方の完全ガイド
更新日:2025.06.20
自然の中で過ごす時間は、心を整えてくれる貴重なひととき。そんなアウトドアの時間をより快適に、より自由に楽しむためには、移動手段である“車”の選び方が意外と重要です。今回はアウトドアにぴったりの車を選ぶための視点と、おすすめのボディタイプについて、やさしく丁寧にご紹介します。
【初心者にもおすすめなカーリース「ポチモ」】
ポチモは車検費用やオイル交換費用など、メンテナンス費用までコミコミ。
定額費用以外の特別な出費がいらないおすすめカーリースです!
- 頭金0円
- 契約終了後、必ず車がもらえる
- メンテナンス費用コミコミ
- 走行距離制限なし
お気に入りの車に乗るなら、ずっと定額のカーリース「ポチモ」がおすすめ!
カーリースが初めてで不安な方も、心配なことがある方も、まずはLINEで気軽にご相談ください!

アウトドアに適した車の機能や性能を解説
SUV・ミニバン、車種ごとの特徴と魅力を紹介
用途に応じた選び方のポイントを明確に提示
アウトドアに向いている車の特徴とは
アウトドアを楽しむうえで、車に求められる性能は日常使いとは少し違います。遠出の安心感、積載のしやすさ、使い勝手の良さ――そのひとつひとつが、現地での体験を左右するからです。ここでは、そんなアウトドア向きの車に共通する6つの特徴を見ていきましょう。
高速道路も快適に走れる走行性能
山や海、湖へと続く道のりでは、高速道路を使う場面も多くなります。そこで重要になるのが、安定した走行性能です。加速の滑らかさやハンドル操作のしやすさがあると、長距離移動でも疲れにくくなります。
また、強風時やトンネル内でのふらつきを抑えるには、車体の重心やボディ剛性にも注目したいところ。特にSUVやワゴンタイプの一部モデルには、高速走行でも安心できるような設計が施されています。
エンジン性能だけでなく、車全体のバランスも含めて「走りやすさ」をチェックしておくと安心です。
キャンプ用品をしっかり運べる積載力
テントやクーラーボックス、寝袋にチェア……。キャンプに出かけると、思った以上に荷物がかさばることがあります。そんな時に頼れるのが、積載スペースの広い車です。
特に注目したいのが、ラゲッジルームの広さや荷室の高さ。大きめのギアでも斜めにせずそのまま載せられるか、奥行きが十分あるかを確認してみましょう。
また、シートを倒して荷室を拡張できるタイプだと、さらに柔軟な使い方が可能になります。天候が不安定なときには、荷物の出し入れがしやすい高さもありがたいポイントです。
未舗装路でも安心の4WDや最低地上高
アウトドアの魅力の一つは、舗装されていない自然の道を進むこと。その一方で、車へのダメージや走行時の安定感が気になる場面も出てきます。
そんなときに活躍するのが、4WD(四輪駆動)や最低地上高の高い車。ぬかるんだ道や砂利道など、通常の道路ではない場所でも走りやすさをキープしてくれます。
特に、川沿いや山奥に向かう際には、ちょっとした段差や傾斜があることも。日常では出番が少ない機能かもしれませんが、いざという時の頼もしさは格別です。
車中泊や休憩がしやすいシートアレンジ
アウトドアを楽しむ中で、「今日は車中泊にしようかな」と思うこともあるかもしれません。そんなとき、車内がフラットになったり、リクライニングが自在にできたりするシート構造は大きな味方になります。
全席フルフラットになる車や、足を伸ばせるほどの奥行きがあると、夜間もゆったり過ごせます。マットや寝袋を敷いて横になれる広さがあるかは、快適な睡眠を左右するポイントです。
また、窓の大きさや日よけの有無も、快適さに影響します。日中の休憩や仮眠もしやすい空間づくりが可能になりますよ。
汚れた道具を積める防水・撥水機能
アウトドアの楽しさは、自然に触れることにあります。ただ、遊び終えた後の道具は泥や水にまみれていることもしばしば。そんな時、内装が防水・撥水仕様の車だと後片付けがぐっと楽になります。
床面やシート素材に汚れに強い加工がされていると、濡れた荷物も気にせず積み込めます。最近では、汚れてもサッと拭くだけで元通りになる車も増えています。
また、ラゲッジルームの下に防水トレーがある車なら、濡れた靴や釣具なども気兼ねなく収納できます。アウトドアの余韻を残さず、清潔な車内を保てる点は大きな魅力です。
家電使用に便利なAC電源やルーフ装備
アウトドアでも家電を使いたい。そんな願いを叶えるのがAC電源(コンセント)の存在です。最近の車には標準またはオプションで100V電源を搭載しているモデルもあり、扇風機や電気ケトルなどを使用可能にしてくれます。
特に夏場や寒冷地でのアウトドアでは、こうした家電があるだけで快適性が一段とアップします。ポータブル電源の準備が不要になるのもポイントです。
さらに、ルーフキャリアやルーフボックスの装備があると、車内スペースを圧迫せずに荷物を積めるため、使い勝手が広がります。特に長期のキャンプや複数人での移動には嬉しい装備です。
アウトドアに最適なボディタイプ5種
アウトドア向きの車と一口に言っても、ボディタイプはさまざま。走破性や収納力、室内の広さなど、それぞれのライフスタイルやアウトドアの楽しみ方に合わせて、ベストなタイプを選びたいところです。ここでは代表的な5つのボディタイプを取り上げ、それぞれの特長をご紹介します。
高い走破性と収納力を兼ね備えるSUV
SUVはまさにアウトドアの王道といえる存在。高い最低地上高と4WDの組み合わせにより、山道や雪道でも安定した走りが可能です。
荷室も広めに設計されている車種が多く、キャンプ用品などの大物も楽に積めるのが魅力。さらに、運転席からの視界も広いため、長距離運転の疲労も軽減されます。
また、デザインもアウトドアシーンに馴染む無骨さやタフさを備えており、街乗りでも存在感があります。
ファミリー向けで空間が広いミニバン
家族連れのアウトドアには、広い室内空間を持つミニバンが最適です。3列シートやスライドドアなど、乗降や移動がしやすく、大人数での移動でも窮屈さを感じさせません。
荷物が多い場合でも、3列目シートを倒せば広大な荷室を確保できます。さらに、車中泊や子どもの着替えなど、屋内空間を活かした使い方ができる点も強みです。
最近のミニバンは燃費や走行性能も改善されており、アウトドア用途でも十分に活躍します。
手軽なアウトドアに便利な軽自動車
アウトドア初心者やソロキャンプには、軽自動車という選択肢もあります。取り回しがしやすく、狭い山道やキャンプ場の入り口でもスムーズに走行できるのが最大のメリットです。
近年の軽自動車は、後部座席をフルフラットにできたり、ハイルーフ仕様で室内高が高かったりと、アウトドアにも十分対応できる設計になっています。
また、税金や維持費が安く、気軽に使える点も魅力。荷物は厳選する必要がありますが、必要最低限の装備で気ままなアウトドアを楽しむにはぴったりです。
積載性の高いハイトワゴン・スーパーハイト系
軽自動車の中でも、ハイトワゴンやスーパーハイト系は、アウトドアに特化した使い方ができるボディタイプです。車高が高いため室内が広く、大きめの荷物や長尺物も積み込みやすい設計です。
スライドドアを備えている車種が多く、狭い場所でも乗り降りしやすいため、キャンプ場での利便性も高くなります。天井が高くて着替えがしやすいなど、地味ながらありがたい特徴もあります。
手軽でありながら工夫次第で本格的なアウトドアにも対応できる、そんなバランスの良さが光るジャンルです。
走行性能と積載のバランスが良いステーションワゴン
ステーションワゴンは、乗用車の快適性とワゴンの積載力を併せ持つ万能選手です。車高が高すぎず、重心が低いため、カーブの多い山道でも安定した走行ができます。
荷室は奥行きがあり、テントや折り畳みチェアといったキャンプ用品もすっきり収まります。また、シートアレンジによっては車中泊にも対応可能な点も魅力です。
「運転しやすさ」や「燃費の良さ」も考慮したい方には、ステーションワゴンは非常に現実的な選択肢と言えます。
アウトドア向きの車を選ぶ際の6つのポイント
アウトドア向きの車は、ただ「見た目」や「ジャンル」だけで選ぶものではありません。実際に自然の中で使ったときに、どれだけ快適で機能的かが重要です。ここでは、車選びの際に注目すべき6つのポイントを紹介します。
荷物が多く積めるか(積載性)
アウトドアでは、意外と荷物が増えがちです。テントやチェア、調理器具、寝袋などの大きな荷物に加えて、家族連れなら衣類や食料も必要になります。
そのため、荷室の広さだけでなく「積みやすさ」にも注目しましょう。開口部の大きさやフラットな床、シートアレンジの自由度も、使い勝手を左右します。
路面の悪さに対応できるか(駆動方式と車高)
キャンプ場までの道は舗装されていないこともあります。そんな場面では4WDやAWDといった駆動方式が活躍します。
さらに、最低地上高が高いと悪路や段差でも安心です。アウトドアでは「どこまで行けるか」が行動範囲を広げるカギになります。
車中泊がしやすいか(フルフラットなど)
アウトドアで宿泊を伴う場合、車中泊に対応できるかは大きな判断基準です。特に天候が悪くてテント設営が難しいときや、簡易的な一泊を想定する場合には、車内で快適に眠れる環境が求められます。
後部座席をフルフラットにできる車や、段差の少ない床構造、寝袋やマットを敷けるスペースの確保がポイントです。加えて、遮光性や通気性にも配慮されていると快適度がさらに上がります。
水濡れや汚れに強い内装か(防水性)
アウトドアでは、雨や泥、水辺のアクティビティで道具が濡れたり汚れたりするのは避けられません。そのため、内装に撥水・防水加工が施されていると安心です。
また、ラゲッジスペースが水洗いできる構造や、防汚性の高いシート素材を採用している車であれば、後片付けの手間も軽減されます。まさに“汚れても大丈夫”な車が、長く使えるアウトドアの相棒となります。
家電が使える装備があるか(AC電源など)
アウトドアでもスマホや調理器具、ポータブル冷蔵庫など、家電を活用したいシーンは増えています。そうしたときに便利なのがAC電源(100Vコンセント)やUSBポートの存在です。
近年はハイブリッド車やEVを中心に、1500Wまで出力できる車種も登場しており、IHクッキングヒーターや電気ケトルの使用も可能です。車内でちょっとした料理や充電ができる環境は、快適性を大きく高めてくれます。
外観デザインに長く愛着を持てるか(見た目)
最後に意外と見落としがちなのが、外観デザインです。アウトドア用に機能性を重視するあまり、デザインが好みに合わなければ、所有する満足感が薄れてしまうこともあります。
自分のライフスタイルや好みにフィットする、愛着の持てるデザインかどうかを確認しておきましょう。長く付き合う車だからこそ、「かっこいい」「かわいい」「飽きがこない」という感覚も、大切な判断基準のひとつです。
アウトドアにおすすめの車種【SUV部門】10選
アウトドアでの頼もしい相棒となるSUVは、走破性と積載力のバランスが魅力です。ここでは代表的な10車種を取り上げ、それぞれの特徴を簡潔に紹介していきます。自分のアウトドアスタイルに合う一台を探してみましょう。
トヨタ RAV4
トヨタRAV4は、街乗りから悪路まで幅広く対応できる走行性能が魅力です。最低地上高が高く、多少の段差やぬかるみも安心して進めます。内装は使いやすさが考えられ、荷室も広めでキャンプ用品の積載に便利。燃費も良く、日常使いとの両立がしやすいでしょう。
トヨタ ハリアー
ハリアーは上質な乗り心地と洗練されたデザインが特徴です。アウトドアにも適した広い室内空間を備え、快適な車中泊も期待できます。静粛性が高いため、自然の中でのリラックスタイムにも向いています。安全装備が充実している点も安心材料のひとつです。
トヨタ ライズ
コンパクトSUVの代表格であるライズは、手軽なサイズ感が魅力です。小回りが利くため、山道や林道の狭い道でも扱いやすいでしょう。燃費性能が良く、軽量ながら積載力も確保されているため、初心者のアウトドアユーザーにもおすすめできます。
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスは、コンパクトでありながらSUVらしい力強さを持ちます。多彩なシートアレンジが可能で、積載や車中泊にも柔軟に対応。燃費も良好で、街乗りとアウトドアを両立したい人に合うでしょう。内装もシンプルで使いやすい設計です。
トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザーは、アウトドアの王道とも言える存在です。強靭な4WDシステムと高い最低地上高が、どんな悪路でも安定した走行を可能にします。積載性も抜群で、大人数のキャンプや本格的な冒険に最適。長く使いたくなる頼もしさがあります。
スバル フォレスター
フォレスターは、全天候型のシンメトリカルAWDを搭載し、安定した走破性が特徴です。安全性能が高く、長距離のアウトドアでも安心して運転できるでしょう。荷室の広さも十分で、キャンプ用品の積載に困りません。快適性と走行性能のバランスが良い車です。
スズキ ジムニー
ジムニーは、コンパクトながら本格的なオフロード性能を持ちます。狭い山道や未舗装路の走破力はSUVの中でもトップクラス。積載量は多くないものの、アウトドア好きには外せない一台と言えます。個性的なデザインも根強い人気の理由です。
スズキ ジムニーシエラ
ジムニーシエラはジムニーの上位モデルで、よりパワフルなエンジンと広めの車体が特徴。積載性が向上し、長期のアウトドア活動にも対応しやすくなっています。走破性はジムニー同様高く、軽量で扱いやすいのが魅力です。
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルはデザイン性と実用性が両立したSUVです。室内空間は広く、後席を倒すとフラットに近いスペースが確保できます。燃費性能も良好で、普段使いも含めたアウトドアユーザーに適しています。快適な乗り心地も好評です。
日産 エクストレイル
エクストレイルは、4WDシステムに加え、走行モード切替が多彩で様々な路面状況に対応可能。積載スペースも十分にあり、アウトドアグッズをしっかり積み込めます。安全装備も充実しているため、安心して長距離のドライブを楽しめるでしょう。
アウトドアにおすすめの車種【ミニバン部門】6選
アウトドアにおける快適な移動や車中泊を重視するなら、ミニバンは非常に有力な選択肢です。ここでは広い車内空間と利便性を兼ね備えた6車種を紹介します。ファミリーでの利用やグループでのキャンプにぴったりな車種を見つけましょう。
トヨタ ノア
ノアは広々とした室内空間と高い利便性を誇るミニバンです。3列シートながら荷室スペースもしっかり確保されており、アウトドア用品の積載も快適。フルフラットに近いシートアレンジが可能で、車中泊や休憩にも対応しやすくなっています。
トヨタ ヴォクシー
ヴォクシーはスタイリッシュな外観と、家族向けに最適化された機能性が魅力のミニバンです。ノアと同様の基本構造ながら、より個性的なデザインが特徴。開口部が広く荷物の積み降ろしも簡単で、アウトドアシーンでの使い勝手の良さが際立ちます。
トヨタ シエンタ
シエンタはコンパクトながら3列シートを備え、街乗りとアウトドアの両立がしやすいモデルです。スライドドアで乗り降りがしやすく、キャンプ場などの狭いスペースでも扱いやすい点がメリット。2列目と3列目を倒せばフラットな荷室も確保できます。
ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンは、ミニバンの中でも特に室内空間が広く、車内でのくつろぎやすさが際立ちます。多彩なシートアレンジにより車中泊にも柔軟に対応可能です。また、2022年に終了した特徴的な「わくわくゲート」は中古でも人気。荷物の出し入れに便利で、アウトドア用品を積む際にも活躍します。
日産 セレナ
セレナは先進の運転支援システムと、広々とした室内空間を両立したモデルです。多人数での移動や大容量の荷物の積載にも対応できるため、家族やグループでのアウトドアに最適。静粛性も高く、移動中も快適に過ごせます。
日産 エルグランド
エルグランドはラグジュアリー志向のミニバンで、上質な内装と快適な乗り心地が魅力です。大型の車体は安定感があり、大量の荷物や大型のキャンプギアも余裕で積み込めます。ゆったりとくつろげるシート設計で、長距離移動にもぴったりです。
まとめ:アウトドアに強い車は、楽しみの幅を広げてくれる相棒
アウトドア向けの車は、単に大きくてパワーがあるだけではなく、積載性・走破性・快適性といった要素のバランスが取れていることが重要です。この記事で紹介した各ボディタイプやおすすめ車種の特徴を比較することで、自分のアウトドアスタイルに合った一台が見えてくるはずです。
また、AC電源や防水内装など、アウトドアを快適にする装備にも注目してみてください。週末のキャンプから長期旅行まで、頼れる車があれば、自然とのふれあいがもっと自由で豊かなものになります。家族や仲間との時間を、自然の中でもっと楽しむために、ぜひあなたにぴったりの一台を見つけてみてください。
よくあるご質問
Q
アウトドア初心者でもSUVは必要ですか?
必ずしもSUVが必要というわけではありません。キャンプ場まで舗装路しか使わないなら、ミニバンや軽ハイトワゴンでも十分対応できます。SUVは悪路や雪道に強いため、釣りや登山など自然に深く入り込むタイプのアウトドアに向いています。
Q
中古車でもアウトドア用として問題ないですか?
問題ありません。ただし、4WD機能や最低地上高、ルーフレールの有無など、目的に応じた装備があるかを確認することが大切です。また、アウトドア使用で酷使された中古車もあるため、走行距離や整備履歴は慎重に確認しましょう。