軽自動車にあまり乗らない場合の維持費はどれくらい?ムダを減らす賢い管理術

更新日:2025.10.23

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「通勤では使わないけれど、週末に少し運転するだけ」。
そんなライフスタイルの人にとって、軽自動車は維持費を抑えられる頼もしい存在です。
しかし、あまり乗らない場合でも、税金や保険といった固定費は毎年かかります。
この記事では、あまり車に乗らない人が知っておきたい軽自動車の維持費と、その節約術を詳しく紹介します。

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軽自動車は維持費が安いとはいえ「あまり乗らないのに、車検や税金のために毎年・毎回まとまったお金を用意するのはもったいない」と感じていませんか?

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  • 軽自動車の年間維持費は、あまり乗らない人なら約10万円台に抑えられる

  • 固定費(税金・保険・車検)を中心に見直すことでさらに節約できる

  • 長期間乗らないときのメンテナンス方法が維持費削減につながる

軽自動車の年間維持費はいくらかかる?

軽自動車は「維持費が安い車」として人気がありますが、実際のところどれくらいの費用がかかるのか、気になる方も多いでしょう。
特に、あまり車に乗らない人にとっては、走行距離よりも「所有しているだけで発生する費用」を把握しておくことが大切です。
ここでは、年間維持費の内訳と、普通車との違いを整理してみましょう。

税金・保険・車検を含めた平均コスト

軽自動車の年間維持費は、ローンの支払いを抜いて一般的に12〜15万円前後が目安です。
内訳を見ると、自動車税が1万800円、車検を2年に1回受けると仮定して年間平均で約3万3,000円程度(2年で6万以上)。

そのほか、任意保険が年間4万円ほどかかります。

この金額に追加してガソリン代が発生しますが、走行距離が短ければ月数百円ほどに収まることもあります。

つまり「あまり乗らない人」であれば、年間10万円台前半で維持することも可能というわけです。

乗車頻度に関係なく同額発生する項目がある

ガソリン代は乗車頻度によって節約することが可能ですが、車検費用や駐車場代などは変わらず発生します。

これらの項目は走行距離に関係なく支払う必要があるため、節約したい場合は契約内容の見直しが重要になります。

詳細は後ほど解説します。

普通車との比較で見える軽自動車の強み

普通車の年間維持費はおおよそ20〜25万円。

軽自動車と比べると、税金や保険、車検費用のすべてが高めに設定されています

とくに、自動車税は普通車が排気量によって2〜3倍近くかかるため、大きな差が出ます。

また、タイヤ交換や燃料費といったランニングコストでも軽自動車の方が有利です。

短距離利用が中心の人にとっては、維持費が少なく、扱いやすい軽自動車が最も現実的な選択といえるでしょう。

乗らない期間でも発生する「固定費」に注目

車をほとんど動かさなくても、所有している限り毎年支払いが必要なのが「固定費」です。

走行距離が短くても節約できない部分があるため、どこを見直すかがポイントになります。

軽自動車は普通車に比べて安く抑えられますが、放置しておくと意外な出費になることもあります。

自動車税と重量税の節約ポイント

軽自動車の自動車税は、毎年一律で1万800円(2025年現在)です。
これは排気量に関係なく全国共通で設定されています。

普通車では3〜5万円ほどかかるため、ここが軽自動車ならではの大きなメリットです。

また、車検時に支払う「重量税」も軽自動車なら年間換算で約2,500円程度。

ただし、古い車ほど税率が上がるため、長く乗り続けるよりも、燃費性能の良い新しい軽自動車に乗り換える方が結果的に節約になることもあります。

保険料を「使用頻度」に合わせて調整

保険料は、走行距離が短い人ほど節約しやすい費用です。

任意保険の中には「年間走行距離」を基準に保険料が変わるタイプがあり、年間5,000km以下なら数千円〜1万円ほど安くなるケースもあります

車を動かす機会が少ないなら、契約内容を確認してみると良いでしょう。

補償を削るのではなく、「使い方に合った保険」を選ぶことが節約のポイントです。

車検費用を抑えるコツ

軽自動車の車検費用はおおよそ5万〜7万円が相場ですが、ディーラーに依頼すると10万円を超えることもあります。

あまり乗らない人は、整備工場やカー用品店の「格安車検」や「早期予約割引」を利用すると良いでしょう。

また、車検時に不要な部品交換を勧められたら、一度見積もりを確認して本当に必要か判断することも大切です。

走行距離が短い車は、実際の摩耗や劣化が少ない場合も多いため、点検内容を見直すだけで数万円の節約につながることがあります。

乗らない期間の維持費を減らすための工夫

車を使わない期間が長くなるほど、維持費を抑える工夫が重要になります。
「動かさない=コストがかからない」と思われがちですが、実際には劣化やトラブルが増えることで、かえって修理費がかさむことも。
ここでは、乗らない期間に気をつけたいポイントを3つ紹介します。

バッテリー上がりを防ぐ習慣づくり

あまり車に乗らない人が最も注意すべきなのが、バッテリー上がりです。

エンジンをかけずに放置すると、2〜3週間ほどで電力が自然放電してしまうことがあります

理想は、2週間に1回ほどエンジンをかけて15分程度走行すること。
もしそれが難しい場合は、「バッテリー充電器」や「ソーラーチャージャー」を利用するのもおすすめです。
こうした小さな習慣が、結果的に余計な修理費を防ぐことにつながります。

タイヤやエンジンの劣化を防ぐコツ

車を長期間動かさないと、タイヤの同じ部分に荷重がかかり続け、平らに変形してしまうことがあります。
この状態を「フラットスポット」と呼び、走行時の振動や異音の原因になります。

定期的に少し動かしてタイヤの位置を変えるか、空気圧をやや高めにしておくと安心です。

エンジンオイルも劣化するため、走行距離が短くても半年〜1年に1度は交換しておくとよいでしょう。
小さなメンテナンスを怠らないことが、結果的に維持費を抑えるコツです。

任意保険や駐車場代を見直す

あまり乗らない期間が続くなら、思い切って「車を使わない期間」の固定費を一時的に減らすのも手です。

任意保険は、中断証明書を発行しておけば、再加入時に等級を引き継げます。
この仕組みを活用すれば、しばらく乗らない期間の保険料を節約できます。

また、駐車場を月極契約している場合は、近隣の「時間貸し」や「シェア駐車場」に変更することで固定費を下げられることもあります

車を所有しているだけで発生する費用を、どう減らすかを考えることが大切です。

それでも維持費が負担なら「手放す選択肢」もあり

軽自動車は維持費が安いとはいえ、乗る機会が少ないと「使っていないのにお金だけかかる」と感じることもあります。

そんなときは、思い切って「所有しない」という選択肢も検討してみましょう。
今は、車を持たなくても必要なときに使えるサービスが充実しています。

カーシェアやサブスクとの比較

カーシェアは、スマホアプリで予約し、近くのステーションから車を借りるサービスです。
利用時間に応じて料金を支払うため、月に数回の利用であれば圧倒的に安く済みます。
ガソリン代や保険料も込みの料金設定が多く、維持費の心配がほとんどありません。

一方、サブスク(=カーリース)は、月額料金で車を利用できる仕組みです。
税金や車検、保険などの費用がすべて含まれているため、支出が一定で管理しやすいのがメリット。
「マイカー感覚で使いたいけれど、長期所有は避けたい」という人に向いています。

売却・一時抹消のタイミングを考える

「もうあまり乗らない」と決めた場合、早めの売却も選択肢のひとつです。

車は年式が古くなるほど査定額が下がるため、使わないまま保管しておくより、早めに売った方が結果的に得になるケースもあります

一時的に手放したい場合は「一時抹消登録」という方法もあります。
この手続きを行うと自動車税の課税が止まり、ナンバーを返却して保管しておけます。
また乗る機会ができたときに「再登録」すれば、再び公道を走れる仕組みです。
維持費の負担を軽くしたい人にとって、柔軟な選択肢のひとつといえるでしょう。

使い方に合わせて「ちょうどいい維持費」を

軽自動車は、あまり車に乗らない人にとって最も現実的でコストパフォーマンスの高い選択肢です。
ただし、「安いから持っておく」という理由だけでは、結果的に維持費のムダが生まれてしまうこともあります。

乗る頻度や使い方を一度整理し、保険や駐車場、メンテナンスの方法を見直すだけで、年間数万円の節約が可能です。
また、月に数回しか乗らない場合は、カーシェアやサブスクのような新しいサービスを利用することで、さらに無駄を減らせます。

車を「持つ」ことが目的ではなく、「必要なときに使える状態」にしておくことが大切です。
ライフスタイルに合わせて維持費を調整すれば、より軽やかで賢いカーライフが実現できます。

よくあるご質問

走行距離が少ない場合、年間およそ10万円前後で維持することが可能です。
内訳は、自動車税1万円程度、保険料4〜5万円、車検やメンテナンスを含めて残りの部分になります。
ただし、駐車場代がある場合は地域によって大きく変動します。

年間走行距離が少ない場合は、「走行距離連動型」や「日常・レジャー使用」の保険に切り替えるのが効果的です。
保険料を下げつつ、必要な補償を確保できます。
また、車を全く使わない期間が続くなら、中断証明書を活用する方法もあります。

屋外の場合は、ボディカバーを使用し、紫外線や汚れを防ぎましょう。
タイヤの変形を防ぐために、空気圧をやや高めにしておくのもおすすめです。
さらに、2週間に1度はエンジンをかけ、オイル循環を促すことでトラブルを防げます。